フツーの日記/2000年12月版
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ソニーのプレイステーション2(以下、PS2)を息子のクリスマスプレゼントにかこつけて買おうと思って探し回っ
てたんだけど、リモコン付きの新型になった事も有るのか店主の住んでいる辺りには割り当て量が少ないのか、どこのお店に行って
も品切れ、いつ入荷するか分からない、という暗い見通しを告げられまくっていた。こりゃ数箇月待つか「ダダレ」のマットを買ったとき
みたいに秋葉原へでも出向くしかないのかいな、と諦めていた。
で、そんな事は打ち忘れていた今日、いそいそと働いていると家の者から、「スガキコ・システムズ」という会社から、「内容:書類、食
品」とされた荷物が届いている、と連絡がはいった。身に覚えが無い、いやちょっとまて以前に寿がきやというラーメン屋さんで何かの
アンケートだか懸賞だか応募しなかったっけそういや何だか名前が煮ているいや似ているぞラーメン一年分とかでも届いたのかなぁ等
と言いつつもとにかく店主宛てだとの事なのででは開けてみてくれ違ったらすまんと一筆書いて返せばいいや、などとテキトーに返事
して、会社を出て床屋によってたまには車のエンジンも上まで回してやらねばなどと近くの山道に寄り道して忘れる事再び、荷物の
事など頭の中から消散させて帰宅したらちょっとした騒ぎになっていた。
「寿がきや」の看板を上げて同社の外食部門を受け持つのが「スガキコ・システムズ」で、「食品」とは実は上の懸賞(だったらしい)の
当たり、PS2だったのである。因みに「書類」とは、同封されていた当選通知らしい。いわゆる「賞品の発送を持って発表にかえる」
って奴なんだろう。
で、まぁこれの設計とか製造とか営業とかPS用ソフトベンダーとかを生業としてそれで食っているいる方々ならかなり端折ってこれが食
料であると言っても良いのかも知れない(あくまで個人的見解です抗議反論その他いっさいお断り)けれど、しかし、仮にも食品を製
造している会社がこれを食料ってのはないでしょうなどと抗議勧告する事もなくありがたく頂く事にした。なんせ上の様な事情がある
ので。
頂いたのは「旧型」のPS2で、DVDを観るのに便利であるという謳い文句の「リモコン」が付いていない。でも息子@店主のゲーム師匠
によれば、新PS2は一部のソフトで動作不良などの不具合が報告されているとの事、またDVD機能を強化した為にPS2専用メモリ
(4〜5000円くらいするらしい)が付属していないがこれにはしているとの事だ。いやいやその様な事はおいておいていやありがとうござい
ます。ほんとに嬉しいです。
ところで店主、覚えている限りで生涯2度目の懸賞当り、である。生涯二度とないであろう、が、二度ある事は三度ある、になりそうな
気配を感じる。残り一回を勢いに乗ってたたみかけて宝くじでも買うか、それとも二回の当りのインターバルをみて時期と内容をじっくり
と吟味するか・・・まさか当る訳無いよなというのが当らない=当るかもしれないというのが実証された今、俄かに目付きスルドクなってい
る今宵の店主であった。ま、それにしても当選の嬉しさと元来の作りに起因して垂れてはいるんだけどね。
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店主の職場、というかいくつかに別れている社屋の間の「いこいの広場」(と案内板があがっているのだ)
に、2台の缶入り飲料の自動販売機が置いてある。冬場になってその取り扱い商品の半分ほどが「あたたかーい飲みもの」(原文の
まま)になったんだけど、をを、世の中にはなんと気が利く人がいるのだ、そのラインナップの中に「おしるこ」が・・・何回か
申し上げている様に店主は甘い物好きで、しかもあんこ、アズキ系は大好物なのだ。積極的に買う事にした。
聞くところによれば豆科の植物はいろいろと体に良いそうだし、おしるこなら脂肪分も殆どないだろう。糖質が気になるが、これ
はその前に頂くお昼ご飯(仕出しのお弁当)のご飯を半減させてバランスを取るとしよう(って、ほんとにそれで取れるのかどうかわ
からないけど、気は心)。たかがおしるこひとつにそこまで気を使うかがーんといけがーんと、とか、そんなに気になるなら止しと
けば?、とか、一日おきにし給え、という折衷案など他の人から出る訳もなく、自分の中でせめぎあうこれらのおしるこ限定多重人
格の中で最強のパーソナリティ、タケシ(「がーんといけ」の人)の薦めるままに毎日1本、をここ暫く続けている。
やっぱりねぇ、いいですよ。少しお得なことに、福利厚生の一環として一本90円で手に入るのも嬉しいし、好きなものを毎日っての
が、何かと制限の出る会社内でできるという事、これが嬉しさをいや増してくれているのですね。あと店主はおしるこに限らず、ア
ルコール入りを除く飲みもの全般が好きなんだけど、この自販機の商品ラインナップの中に薄味のミネラル・バランスド・ドリンク
が収まっていて、これをチェイサーにおしるこを飲むと至福、である。
惜しいのはおしるこの中に入っている粒アズキが必ず何粒か、最後に缶の中に残ってしまうことで、最後の一口の量を加減してみたり
缶を振りながら飲んでみたり或いはあえてどっとアズキ粒を沢山残して最後に一気に煽ってみたり、と試行錯誤を繰り返しているが、
いまだにこれだという方法を見つけられない。この至福の中に少しだけ残った残念さも、また次回の挑戦への意欲を掻き立てるという
見事な役目を果たしている。
で、まぁ、個人的にはなかなかわかっていらっしゃる、良い自動販売機環境であると思うのだけれど、それがあるからといって誰もク
レームをつけまいと思える、おしるこがあるのならその隣に入っていても良さそうな「甘『酒』」が入っていないというのが、やっぱ
り一線を突き抜けられないマジメな、会社に設置されている自販機、らしく律儀なところである。
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