フツーの日記/2002年版
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朝刊を読んでいたら、ユニクロの広告・・・通常価格1,900円のフリース上下セットが、今日、明日限定で1,290円・・・相も変わらず安いなぁと思い、部屋着にしているスェット上下の内1セットがくたびれてきてるのを思い出し、交換に良いか、と思ってユニクロに出向いた。時間が早かったせいか思っていたほどの混雑も無く、無事希望のアイテムをゲット♪。
帰宅して早速着てみる。さすがに暖かいんだけど、でもそれより、パンツ側の感触が新鮮な事の方が印象深い。考えたらフリースを直接着る事ってあまり無いし、またフリースのパンツ(アンダー含む)ってのを履くのは今回が初めてだ。何か、ほわほわとしてるし、その感じが体内に浸透してきて、気持が段々和んでさえきた。
こう言ってしまうと「そうかぁ?」という声もありそうだけど、ユニクロの商品というのは安めであるというのは大半の人が頷いてくれるだろうし、そこから更に割引でお得だし、新しい感覚を体験できました、って事でまたお得。これをもってこの1年、終り良ければ全て良し、としてみたい・・・と、1,290円で3+1段階のお得を感じられる店主自身が最もお得にできているのか。嬉しい様で、そうでもない様で、フクザツである。年々、店主の「ランニング・コスト」は下がっている様な気もするし、これはこれでエコな感じでイロイロなもの(特にサイフ)にやさしくて良いのかもしれないけど。
さて、段階的に本数が減ってきているこの「日記」、本年は特に激減状態だったにも関わらず読んで下さったあなた、どうもありがとうございました。来年も(多分こんなペースですが)宜しくお願いします。
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80年代のヒット・ポップスを集めた、The 80'sを手に入れた。
CD2枚に収録されている全39曲を早速聴いてみる。個人的には「Centerfold」(J. Geils Band)、「Relax」(Frankie Goes To Hollywood)、「You might think」(The Cars)などが収録されていただけでも結構満足で、その他はついで位にも思っていたんだけど、聴いてみるとタイトル/アーティストを認識していなかっただけで、良いなぁと思っていた曲、大半はアメリカに居た頃に、乱立状態でそれこそニッチの入る隙間も無いくらいに色んな専門局があった内で好んで聴いていた70〜90年代のポップスを専門に流すチャンネルで聴き覚えがある曲、そこを聴いて好きになっていた曲、でもなんという曲かわからなかった曲、が多く収録されていて、かなりお得な気分になった。
と、考えてみて気が付いた。80年代と言えば既に10〜20年前・・・各曲はポップスの「懐メロ」の領域に入っていると思われるんだけど、これを「良い」と思って聴けてしまうあたり、それなりに時間を重ねて来ているんだな、と。でもまぁ、悪い気はしない。自分が、良い時代だった、と思える頃を持っている、というのを認識させてくれるから、かな。
いつの時代でも、「昔は良かった」に違いない。すると、あまりそう意識はできていないこの今という時も、良い時代だったな、と思える時がこの先に来るのだろう。
このCD、発売直後は品切れ状態が続いて、今でも結構売れているらしい。CD、それもメガヒットではない物の動きくらいであまり飛躍して考えるのもなんだけど、同じ様な気持でいる人が少なくともこのCDの販売数だけ居るとしたら、既に、今もそうは悪くないぞ、と先取りで思えてきた。
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会社で行った消化器検診の結果で胃と十二指腸の精密検査が必要だ、との通知を受けた。んで、指定病院で受けたその「精密検査」とは胃カメラでの検査だった。名前は良く見聞きするけど、果たしてそれを使っての検査とはどんな物か、という「未経験者の為の胃カメラ入門」。尚、食事しながら読む事は推奨しません。
注意 : 店主が胃カメラによる検診を受けるのは今回が初めてで、また胃、十二指腸潰瘍の疑いありとの診断結果を受けての確認の為のものです。場合によっては過程、内容が変化する事もあるかもしれませんが、そこまでの知識、経験はないので、あくまで一例として捉えて下さい。
1-下準備
店主の場合は午前中の実施だったけど、前日午後9時以降は飲食してはいけない、との事。では前日午後8時59分59秒まで馬鹿食いしていいのかというと、多分そんな事はないだろう。胃カメラ検診を受ける人のほぼ全員はいい大人だと思うんで、その辺りの常識は期待されていると思われる。当日朝も水、茶の類を含めて何も摂らずに検査におもむく。
2-胃をきれいにする薬を飲む
ここから当日、検診の場にて。お猪口くらいの容器に入れられた、酸っぱい感じのする薬を飲む。X線検査の時の発泡剤(バリウムと一緒に飲む奴)を思い出させる味だった。
3-胃の動きを抑える注射をする
注射されるなんて聞いていなかったぞ(って、どんな事するのかをこちらから予めたずねた訳でもなかったが)。肩への筋肉注射で、ちょっと痛い。
4-喉の麻酔をする
仰向けに寝て口を開け、看護師さんに麻酔薬を垂らしてもらう。色は透明で、ちょっと柑橘系の香り付き、粘度は蜂蜜位の感じ。喉の奥に1分間保持する様に言われる。奥とは果たしてどの辺りなのかと垂らされてから疑問に思ったが、既に喋れないのでこんなもんだろ、で飲み込む直前位の感じで置いておく。1分経ったら飲み込むのだが、その頃には喉の感覚が殆ど無くなっているのとこの薬が大分嫌いになっている事もあり、かなり気持ち悪く、ちょっと根性を見せる事が必要。飲めなければ吐き出しても良いとの事だけど、喉の感覚が無いのとこの薬を口に戻してくるのが嫌でそれも辛い感じになる。
5-胃カメラ挿入準備
左体側を下にして横向きに寝る。真ん中に穴のあいたマウスピースを咥える。胃カメラを噛んだりしない様にする為だとの事。喉に指を入れた時の様な感じで、胃カメラが食道に入る時に吐きそうになるけど我慢して下さい、また唾液が出ても飲み込もうとしないでそのまま流して下さいね、と言われ、口の下には膿盆を置かれる。枕、診察台にはがっちりタオルがひかれている。一体ワタクシはどんな状態にされるのかとちと不安になってきた。今ならなるほどと思えるけど、未経験の内にあんまり詳細に説明されてもよくわからず、このあたりは難しいところなんだろうなぁ。
6-胃カメラ挿入
これです、と見せられた胃カメラは直径は1センチくらいの黒いケーブルで、先端では赤青緑の光の三原色がちらちらと点滅している。なんかそのままでそれ系のSci-Fiに出せそうな感じ。先端に麻酔薬が塗られ、んでは、という事で胃カメラが入る。今から食道ですと言われた瞬間に吐き気がし、体が猛烈な勢いで胃カメラを拒絶する。楽にして、と言われるけど、反射動作なんで制御できません・・・それとも慣れればできる様になるのかなぁ。食道に入れば楽になると言われたけど、すごく苦しい、が、かなり苦しい、になった位の感じにしかならない。更に胃に空気を送り込まれて気持ち悪い度が上昇する。
7-胃検診
ココが本番です。モニタはこっちにも向けられていて、自分の文字通り「腹の内」を見る事ができる。この辺りになると依然気持ち悪い+苦しい中でも、へぇぇと思いつつ見る余裕が出てくる(気を抜くと吐きそうだけど)。で、ふと医師の手元を見るとかなり激しい(と思える)勢いでカメラ(のケーブル)を入れたり出したりひねったりしている。慣れてるのと手早く済ませる為なんだと思うけど、素人感覚では内臓を直接相手にしている手の動きにしてはかなり激しいなぁ、というのが正直なところ。お腹の中ではカメラが動き回っているのがわかり、これ自体は喉の辺りの感覚に比べれば気持ち悪い度は大幅に低いけど、やっぱり妙な感じがする。あと、「胃袋」と言うだけあってなんか中空の空洞があるのかと思ったら、どうやら普段はそれなりに小さくなっているらしい。
7-終了
何点かの画像を撮影し、胃に送り込まれた空気を抜いて胃カメラを抜き取る。挿入開始からこまでの間、おそらく5分もかかっていないと思う。マウスピースを外して、口の中にたまった唾液と麻酔薬の混ざった物をぺっぺっぺと吐き出す。喉の麻酔が切れるまでに1時間くらいかかるので、その間飲んだり食べたりしない様にと言われる(麻酔が効いている間は気管にものが入りやすいからだとの事)。その後、麻酔が切れたら喉が痛くなった。カメラの出し入れで傷つくのか、それとも麻酔薬の影響か?
で、診断は、「慢性胃炎」。ストレスを減らして野菜を良く摂る様に、との事。「次回」がない様に、アドバイスに従おうと思う。
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さっき手の爪を切っていて突然気がついた。足の爪の方が手の爪より伸びるのが遅い。
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下の昼食の後、上司と共にお得意様にて米国法人の説明を行う。資料を開いてここの工場ではこんな物をどこ向けに作っています、という上司の説明を横で聞きながら見るとはなしに工場設備一覧を読んでいたら、「・・・NC加工機、半自動プレス加工ライン、清浄度測定施設、4次元測定器、非接触レーザー座標測定器・・・」、って、いつから4次元、測れる様になったの?
結局はこんな、3次元測定器の事なんだけど、それにしても、何気なく書かれていると違和感なく読めてしまうというのは発見だった。帰社してから担当者に訂正をお願いしたんだけど、でもあのままにしておいても面白かったかな。
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出張で出た先の昼食@喫茶店。上司、同僚と一緒だったんだけど、本日のランチ、ハンバーグ、ポークソテー、ピラフ、など、スタンダードなアイテムがメニューに並ぶ中、二人はそれぞれ本日のランチセット、チキンカレーセットにする様だ。因みに「セット」とは単品にプラス300円でサラダとスープがつく、というものだ。で、店主は特にサラダとスープは要らなかったのでチキンカレー単品に決めてウェイトレスさんを呼び、それぞれ注文を取ってもらう。
「ランチセットを」「はい」「チキンカレーのセットを下さい」「はい」「チキンカレーを単品で」「はい、ライスはお付けしなくて宜しいですね」「・・・いや、ライスは付けて下さい」
あ、サラダです、と言い直したウェイトレスさんに、はい、と答えて見送ってから考えた。って事は、例えばハンバーグやポークソテーを単品で、ライスなしで頼む人も(結構)いる、って事なんだろうか。
何となく「男のランチ」って感じである意味潔く感じるが、胸焼けしそうだなぁ。
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告知-遂に「2002年XX月の日記」とするのを諦め、1年に1ページ、という感じにしてみようと決断した。ので、上には現在は、2002年版ですとさせて頂いた。が、もしかしたら来年には現在は、21世紀版ですとなっているかもしれない、と予告言い訳しておいて・・・。
こんな不謹慎な事だからではないと思うけど、どうやら花粉症というものにかかったらしい。あるいは言い方を変えればそれが発症したらしい。10日ほど前からなんか目が痒いな、と思っていて、べろんとまぶたをめくってみると何やら脂肪の粒っぽいものがあったりしたのでさてはオマエか、などと現実から逃げていたのだけれど、あまりの痒さに堪えかねて目を洗浄剤で洗ってみたら一時的にではあるが楽になった。という事は裏返せば、これから暫くの間全体的には楽ではない状態が続くかもしれないぞ、と宣告されたという事だ。
10日前までこの様な物とは全く無縁の生活を送っていたので、心の準備ができていなかった。と言うか、もしかしたらこれは何かの加減で一時的に痒みが出ているだけなのではないかと思いたがっている。そんなこんなでそう思いながら気がついたら結果数箇月が過ぎていた、という事になりそうだというのは、そうならないで欲しい=花粉症ではありません様に、という淡い期待の向こうに透けてぼんやりと認識されている。
しかし困った。痒いというのはここまで生活に影響する物なのか・・・虫刺されなどと違ってコノヤロと掻きまくったり或いはいかにも効きそうな薬をぐりぐりと塗り込んでやったりという事ができない。できないから余計に気になる。なんか、全然大した事のない奴がこっちが手を出せない場所に居るのをいい事にやりたい放題やってる、という様なとっても悔しい状態に自分が置かれている様に思い始めると気持ちまで荒んでくるが、痒い目玉を抱えたまま当り散らすオヤジというのも何か冴えないよねと思って我慢してみるもののやっぱり何だか悔しいぞ、なんていう気持ちの浮沈を繰り返し、気がついたらここ2時間くらいでやった事って目を揉んで擦って溜息をついてただけだった、なんて事もある。
目玉を取り出して洗いたい、というのは花粉症の方から時折頂く感想だったんだけど、今やそれをコメントできるくらいの実体験はしている。が、それをやってしまうと内部的にカミングアウトした自分に歯止めが効かなくなって、気がついたら対策品山盛りの完全装備状態まで一気に突っ走りそうでちょっと恐い。でもそれで勝利感に浸れるのならそれも良いかなどと思い始めている。
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2002年の1本目が大変遅れました。という事で、今になってしまいましたが、今年も高機動小間物屋日記、更新が滞りがちなのであまり大きな事も言えないって事で、適当にお引き立ての程、宜しくお願いします。
で・・・店主宅は洗面所兼脱衣所が寒いんだけど、ここ数日の様に冷え込んでくるとそれに拍車がかかって、歯を磨くのがなかなか辛い。朝は通勤の車中で林檎を食べたりするのでその後に会社で磨いたりするんだけど、夜は大抵、お風呂に入る時に磨く。そこで洗面所が寒いとそのあまり磨き方が適当になってしまいそうで嫌だなぁ、という事でコップや歯ブラシをお風呂場に持ち込んで湯船の中でゆっくり磨いてみたりする。
まぁこれが普通かそうでないかはさておき、この場合でも口をすすぐのに使う水はとても冷たくてそれは口の中が痛くなるほどな訳で、そうすると今度はすすぎがいい加減になって歯磨き粉が残って歯を傷める原因になるかもなんて考えて(昔、そんな事を聞いた様な気がする)、じゃあお湯を使えばいいのではとなるが、事はそう単純ではない。店主宅のではガス給湯器を使ってるんだけど、蛇口を捻ればすぐにお湯がという訳にはいかず、コップ一杯のお湯が得られるまで時には数十秒もごうごうと音を立ててガスが燃えさかり、もったいない事甚だしい。
で・・・店主案である。湯船につかって歯磨きを始める時にコップに水を汲み、それを左手に持って湯船に浸す。もちろん全部沈めずに、湯面から1センチくらいの所にコップの口がある様に維持する。そうして歯磨きの間に水を温めようというのである。
しゃこしゃこと歯を磨きながら、それに連れて揺動する湯面に合わせて左手を調整し、コップが良く湯につかりながらも湯が中に入らない様に細心の注意を払う。ここで湯船の湯が入る事を許容する位なら、最初からその湯ですすげば良いのだ・・・ちょっと良くないかも。で、数分かかって歯磨きが終って、いざ、すすぎ・・・さすがに湯と同じとはいかないがちょっとは温まっていて、口に含んでも痛くなったり歯にしみたりする事はない。やったーと思いつつコップの中の「ぬるま湯」を使って存分にすすぐ。本来捨てられる「熱」を少しだけだけど回収、利用できたという事で、店主的にはコップ1杯分よりもうちょっとお得な気分になった。
尚これの応用編として、お風呂からあがる時に、湯船からの熱で暖まっている浴室の中で体を拭く、というのがある。寒さのあまり適当に体を拭いて、結果水滴がそこら中に残って服についたりしてかえって寒い思いをする、という店主と同類の方には大変有効だ。
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