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フツーの日記/1999年5月版
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5/29(土)-映画

封切られて10日ほどになる「Star Wars Episode I: The Phantom Menace」を観てきた。この街ではエンターティンメント系の娯楽が少なく、映画はその貴重なアイテムの内の一つなのだ。大体日本にいる時には映画館まで出向いて行って観た映画なんて、30余年の内で10本以下だと思う。平均すると3年に1本ってとこか(^^;。

この土地で映画を観に行こうと思うのは、一つにはその料金の安さがある。この「Star Wars」も一人$7程である。円換算で800円ほどか。気軽に「行こう」と思える額だよね。定番のポップコーンがバケツ一杯で$5くらい、駐車場はこの田舎なら基本的に只だし。だけどセリフが半分も分からない事が多いからなー。頑張って聞き取っているんだけど、でも特にSFとかの専門用語がバンバン出てくる奴と英語の崩れてる様なアクション物はペケだ。会話が理解できないと文字どおり話にならないタイプも駄目・・・って、全滅かい。因みに今までで一番英語がわかりやすかったのが「Titanic」、殆どわからなかったのは「Mission Impossible」でござる。

なんて言ってる間におなじみのテーマ曲と共に始まった。正直言うと「Star Wars」シリーズは特に好きでも嫌いでもないし今まで公開されてきた全てをきちんと把握している訳ではないので、他の編との繋がりはさっぱりわからない。単体を楽しむ事にしたんだけど、ををーこれがあのおもちゃ屋で前売りされていた「戦闘機」かー、ってんなもんに感心してどうするよ。ストーリーは、理解できた範囲ではモノスゴイと思えはしなかったけど、これは前述した「Star Wars」シリーズ自体に対する理解の無さも手伝っている・・・かどうかも良くわからないんだからわからないか。でも最近の、特にSF映画の映像は前にも増して凄いよね、ほんと。どうせCGだ、とか言うけどそれを作り出すのはクリエイティビティであり、凄いと思える物にはやっぱり「ををー」と感動する。そういう意味では個人的に大変お得であった。

午後9時15分からの上映で約2時間15分ほど、終わったら11時半だった。この映画館はゲームセンターやファーストフード、また幾つかの映画館が一緒になっているコンプレックスで、この「Star Wars」も30分間隔くらいで複数のホールで時間差上映されているし他の映画も上映されている。予定表を見ると最後の1本が終わるのが12時過ぎの様だ。「ご飯食べた後に映画見て、帰ったら寝るだけ、ホールのドアを出てから家の玄関まで10分だし。」、ってのも、ものぐさな店主に合ってて映画を観に出かける理由の一つになっている事は確かだ。
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5/27(木)-傷

あっと思った時には既に遅く、左手の人差し指第一関節直下の指の腹側が浅く、しかしすっぱり切れていた。

資料を持ち上げようとして手が滑り、はみ出ていた紙で指を切ったのだ。確かに下手な刃物よりも薄くて切れ味が良い。自分はおっちょこちょいなので、紙で手を切る機会は人より多いのではないかな、と思っている。

鋭角に切れ込んだきれいな傷口を見ていると、やがて少しづつ血が出てきた。救急判創膏(^^;を貼ってくにくにと指を曲げてみたら痛くなってきた。しばらく鬱陶しいだろうな。傷の治りが人より遅いみたいだから、その鬱陶しさも人より長くて何となく損した気分である。やれやれ。

その昔、ソーセージを左手に持って右手の包丁で切り落とそうと振り下ろしたら、狙いが外れて人差し指の付け根に思いっきり叩き込んでしまった。左手をみる度に目に入るので忘れる事が出来ない。バイクに乗っていた頃、それも初心者の頃には良く転んで膝とか肘とかすりむいた。夜中にラーメンを求めてうろついて、交差点で砂に乗って転んで左半身全面流血状態にもなったなぁ・・・レースを始めてからは、それなりの装備をするんで転んでも擦り傷にはならなかったけど、捻挫や打撲になった。あと、皮つなぎのお尻でサーキットを滑ると火傷するのであった。

Tig溶接という、アルゴンなどの不活性ガスを流しながらタングステンの電極から放電して行なう溶接の、溶接を終わったばかりの赤を通り越して白く焼けた電極を腿に落としたら一瞬で直径3mm、深さ2cmほどの穴が明いた。うひー、体が局部的に燃えてしまった。腿の中身が見える。血はすぐには出ないで、数分後に一気に出始めて止まらない。溢れてくる。なんかびびったぞ。別に化膿したりする事もなく治ったけど、これは相手が数千度という超高温だったので、殺菌だけは完璧だったからかもしれない。

カヤックに乗っててひっくり返った。そのままコクピットから抜けて水面に上がろうとしたら、意外と水深が無くて水底の岩で膝を切ってしまった。足の骨折の時の手術と盲腸の手術、前歯の手術以外で、つまり怪我として縫ったのは今のところこれが唯一である。

体質の関係上、大小の別なくかなりの割合で傷痕が残ってしまう。大きな傷は、たとえ昔の物でも原因と、その起きた瞬間を結構ちゃんと覚えている。機会があって思い切れたら、それぞれの傷の脇に説明書きでも刺青しようかな。

しかし、全身説明書きだらけ、というのもなんだね。
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5/26(水)-サラリーマン

気がついたら給料日が過ぎていた。銀行振込みで、振込み通知は米国事業所の本社から送られてくるので少し遅れるのと合わせていつの間にか迎えたり過しちゃったりする事が多いんだけど、とにもかくにも給料日である。日本の本社の方の給料(こっちも頂いているのでした)が数日後に振り込まれるけど、これは日本の口座にだし明細は後日郵送されてくるのでこれまたあまり意識しない。因みに給料日を忘れがちなだけで、給料を貰う事自体は忘れないのである。

なぜなら店主は、サラリーマンだからだっ!

ってまぁ、実際の所貰うのを忘れないってより自動的に振り込まれる物だし今更サラリーマンである事をこう宣言しても仕方ないんだけど、やっぱりサラリーマンたるもの、その命名の由来ともなっている「給料」を貰う事こそに自分がそうであるのを一番感じる時でなくてはなるまい、と確認するのも良いのではないだろうか?良くもないか、別に。

なんかこんな風に書いていると店主とは毎月の給料の振り込みを特に意識しなくても良い程のお金を持っているかの様にも見えるかもしれないけど、それは違う。単にボケてるだけなのである。ちゃんと給料は欲しい。ないと困る。

なぜなら店主は、サラリーマンだからだっ!

給料がないとサラリーマンではなくなってしまうではないか。それはいけない。サラリーマンであり続ける為には、給料を貰い続けなければならない。サラリーとは本来年俸の事であると思われるが、店主の場合は月給らしい。しかしそんな細かい事はどうでも良いのである。給料を受け取るのがサラリーマンの義務であり権利である。必須条件なのであり定義なのである・・・ん?・・・ところでどうしてもらえるんだっけ、給料って? なんか、それに見合った事をしているのだろうと思うけど、特に何かをしているという覚えがないのは大した事じゃないからかな?

ま、いいか。
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5/24(月)-雑誌

こんな土地に居ながらも結構日本語の雑誌を手にしているんだね。

月刊「ASCII DOS/V ISSUE」
この日記の最初の話題たる「PC WORLD」の購読が終了した今、店主の読んでる唯一のパソコン専門誌。これの前は「月刊Windows Magazine」だった。どの位のレベルの読者を対象にしているのか良くわかんないけど、同社がインターネット上に置いている用語辞典、「ASCII GROSSARY HELP」がないと半分くらいは理解できない。全部びしっと読めたらもっと面白いだろうな。連載が終わっちゃった、「ぶらぼー探検隊(ぶらっと行ってぼーっと見てきた探検隊、の意)が好きだった。各種アプリケーションの体験版なんかが沢山入ったCD-ROMがついてくるんだけど、試してみるだけでもインストールの時にレジストリをいじられると嫌なんで、WWWブラウザとか「レジストリの操作をしていない」っていうフリーソフト位しか使わないなぁ・・・。
月刊「スキージャーナル」
この本の技術特集を読むと何となくうまくなった様な気になって、「うむ、これで大丈夫だなもう・・・」と思えるお得な本。この本ならなんとかほぼ100パーセント書いてある事がわかるぞ♪ただわかったからと言ってできるとは限らないのが参ったね。毎号同じ様には見えるんだけど、でも何冊もの中の立った一枚の写真や一行が海岸の切欠いや開眼のきっかけになった事が過去何回かあるので、一応全部目を通している。あと、年1回かなりの規模で行なわれるスキーテスト記事は大いに参考にしている。
月2回刊行「DIME」
いわゆる「トレンドマガジン」。インターネットがここまで普及した今、この手の本を読む人がインターネットに接続できないという事はまずないと思うし、この中の情報もまめに探せばかなりWWW上で見付けられると思うんだけど、でも自分が興味がある物についていろいろ検索して調べていくかわりに雑誌としてまとめてくれてあるのはやっぱり便利。が、これは仕方ないけど(おそらく)万人向けなんで掘り下げが足りなく思えちゃったり興味の持てない記事が時々あったりというのが惜しい。でも薄さと月2回刊というのが押し付けがましくなくて気に入っている。
週刊朝日
実家から送ってくるのでなんとなく読んでいるけど、なかなか面白いです。
週刊少年ジャンプ
「ライジング・インパクト」の連載が再開されるらしいので嬉しい。あとは、「HUNTERXHUNTER」、「大好王-ダイスキング-」かな、個人的には。「ONE PIECE」のサンジさんは、なんか出始めの頃の方が良かったな〜。思えば、初めて週刊を毎週読み始めたマンガ雑誌がこの「ジャンプ」でした。30年近く前の事です・・・その頃、「こち亀」は既に連載されていた様な気がする。
週刊「コミック・モーニング」
「天才柳沢教授の生活」、それと「バガボンド」(「宮本武蔵」の漫画化)。あ、あと「えの素」。

好きな食べ物、好きな音楽、あと読んでる本、これらを誰かに向かって言うのって、果たしてどんな風に思われるのだろうかとちょっと緊張します。
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5/23(日)-ギャラリー

ぐいっとペダルを踏み込みながらちらりと右手に視線を走らせる。何人かの人影が見え、気合が入る。このコースで最も得意とする左コーナーが急速に近付いてくる。いつもよりやや速めのアプローチが緊張感を高め、精神集中が認識される。狭いトレイルの右一杯にATBを寄せて進入ラインに乗せる。何回も繰り返す事で掴んだタイミングでATBを倒し込み、予め目を付けてあるバンクにフロントを当てて急激に旋回させ、続いてリアに同じバンクをトレースさせつつ得られる筈の高いトラクションを当て込んだ多めの駆動力を与える。速いターンの勢いを保って続く数メートルの急斜面を一気に駆け上がり、カウンター気味に空中へ飛び出す・・・ふっ、決まったぜ、と振り返ると、子供達@先ほどの人影、は自分達の遊びに夢中でこっちなんて見ちゃいねー。む、空しい。

ギャラリーが居ると気合が入るのは自分だけじゃないと信じてるんだけど、衆人環視の中で何らかのプレーを行った事がある人なら、いやそうでなくてもホームページなり掲示板のヒットカウントが上がると「を♪」って思っちゃう人はその気があるんじゃないだろうか。例えばカラオケだって一人ではそうは盛り上がらないだろう。拍手が、お褒めの言葉が欲しいよね、やっぱり。練習したならしたで、主観的じゃなくて客観的な結果の把握がしたいとこだよね。

見られていると、決めたい、いやせめて失敗したくないという思いが出てくる。不思議な物で疲れとか痛みとか辛さとかっていう物がすっとどこかに退いていって、持てる力を注ぎ込んでそれをできる限りうまくこなす為に集中する。精神が肉体を凌駕した、なんて大袈裟な事は言わないけど、でも肉体は精神でかなりコントロールできるんだな、なんて思ったりもする。ん?脳内物質ってこんな時に分泌されるんだっけ?この変化がそのお陰だとしたら、効果を知っている身としてはなかなかすごいもんだな、と思う。ほんとに変わるんですよ。

最初に書いているコーナーは良く走るトレイルの中の一部なんだけど、このトレイルは子供達の他にも犬の散歩で歩いている人、自分と同じくATBに乗っている人なんかが結構使っていてすれ違ったり抜いたり抜かれたりする。そして、それらを見掛ける度に店主の脳からは各種物質が忙しく出入りしているのである。
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5/21(金)-最近の睡眠

ううう、胸が痛い。張り裂けそうだというほどではないが、でも痛い。切なく痛い。もしかしてこれは・・・・じゃ無くて、単なる寝違いである。いてててて。

どうもうつ伏せに寝たのが良くなかったのかそれとも首が妙に曲がっていたからか、起きたらなんだか肋骨のあたりが痛い。ぐうっと息を吸い込んで胸を張るとびきびきびきという感じで痛みが走る、どころか普通に呼吸するだけでもなんだか痛い。止めちゃおうかな、ってできれば良いんだけどそうもいかない。因みに中学校で習ったんだけど呼吸というのはなかなかに特殊な運動の一つで、ほら、寝てても止まらないけど自分の意志で止める事ができるでしょ?心臓は動きっぱなしだし、手足は寝ると動かない。ね?eなんか変でしょ?だからみんなやめようよ、これ。

閑話休題。

ちょっと前に睡眠について、夜更かしは結構いけるんだけど早起きが駄目でねー、なんて事を書いたけど、最近その夜更かしができなくなってきている様な気がする。気が付くともうどうにもならないくらいに眠くなって頭ががくんと落ち、はっと気が付いて頭を持ち上げた次の瞬間にまた眠ってがくんとなるので、非常に不快である。

で、まぁこの様な状態から、即ち我慢できないくらいに眠い眠いと言って眠ると何が良いかと言うと眠りが深い。ぐっすり寝ている様な気がする。しかし実は、自分の場合、ぐっすり寝過ぎると疲れるのである。寝返りも打たないくらいの深さで寝ると、翌朝、同じ姿勢を長時間とり続けた時の例の妙な疲れが体に残っている。うーむ、眠りというのは適度に浅い方が良いのだろうか?

ところで昨晩はなかなか良い夢を見た。ちょっと気掛かりになっている、来週行なう職場の社屋改修の為の準備、荷物の運び出しが思いの外スムースに進んで予定より早く終わり、運び出された荷物の山の横で社員一同良く晴れた空の下、余った時間でソフトボールをしているというものである。嗚呼、爽やか。

確かに幸せなんだけど、これが「良い夢だ」と思えてしまうのはちょっと切なくもある。
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5/20(木)-オイル

ある日ふと気がついてそのつもりになって観察していたら、をを、やっぱりそうなのだオイラは間違ってはいなかった、と思う事があった。

道路の真ん中にある黒い帯ってのは走っている車から滴下したオイルなんだけど(時には流出に近い事もあるけど、まぁ一般に、って事で)、これの染みが大きく濃くなっている所がある。なんでかな〜、と思っていたんだけど、ふと気が付いた。道路に起伏がある所、つまり車が上下に動く割合と速度が他の平坦な部分より大きい所では染みが大きくて濃いのであった。

そうしてみてみるとその様に見えてくるから人間とは現金なものである。更にこれを応用して道路の起伏を事前に読み取る事が出来る。「を、あそこは染みが大きくなっているぞんでは衝撃に備えるのだほらくるぞくるぞビンゴォォォ♪」、って。あ、アメリカの道路公団の方すみません、そんなに道路の起伏が激しいってんじゃなくてあくまで比喩、です。

間違い探しなんかでもそうなんだけど、一旦気が付いてしまうともうその様にしか見えない、林の中でとある花が目に付くと否応無しに次から次へと目に入ってくるってな事がないだろうか?とっても不思議なんだけど、実際そうなのである。店主は子供の頃木に登って、ふと毛虫が目に付いたんで何気なく周りを見てみたら木いっぱいにたかった毛虫に囲まれている自分を発見してパニックに陥った事がある。

話を元に戻して・・・オイルの染みの謎が解けた所で、昔からもうひとつ気になっている事がある。タイヤというのは走ると減るものなんだけど、という事はあのゴムは日々ありとあらゆる所で削れまくっている訳で、果たしてそれがどこでどうなっているのか・・・・謎のままの方が幸せかもしれないという、ちょっと緊張を伴う興味を持って時々考えてる。いつも考えてると何かのはずみで気が付いたり目に付いたりしてしまいそうで恐いから時々なのである。
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5/19(水)-電話会議

・・・ってのをアメリカに来てから結構頻繁に体験するんだけど、これは店主にとって大鬼門である。なんせわかりにくい。相手が一人でこっちが複数なんてのならまだ良いんだけど、逆だとかなりヤバイのである。誰が誰に向かっていているのかが分からないとメチャクチャ混乱する。英語だし。

今日もソフトウェアのベンダーから電話があってこれをやったんだけど、何が何やら半分くらいしか分からない。一億万回くらい聞き返す。同じ英語でも分かりやすい人と分かりにくい人があって、これに電話の低音質が加わるとこうなる。こいつを少しでも解消する為にこんな物を使うんだけど、音質の問題はかなり改善されるものの日本語になって出てくるまでには至らず、しかも単独外線につないで使わねばならないので置ける場所が限定され面倒だ。

同僚(アメリカン)がかなりの速さでとるメモを眺めながら何とかかんとか会議とも呼べない拝聴に近い時間を終わる。いかんなぁ、一体どこで何年間給料貰って生活しているのだおい?情けないぞ。

個人的に困った事に、アメリカン達はこの電話会議というのが結構好きである。大半の事は同じ資料をお互いの手元においてこれのここがこうだから、とやれば解消してしまうであろう、と期待しているから。何につけてもとにかく参上致します出向いていきますいや気にしないで下さい、なんてのは特にありがたがられないしむしろ嫌がられる。これは、「それにかかった経費は最終的に回りまわって商品の価格に跳ね返ってくる筈だ」、という考えによる。もちろん行かなければ出来ない事については出向くのが良いのであるが、何でもかんでもとにかく会って話したい、というのはペケである。「英語に自信が無いから」なんていう、相手の信頼を今より失う様な事は言えないし・・・ゼロを通り越してマイナスになってしまうではないか。

理屈が通ってるだけに自分も納得してしまい、特に断る理由が見つからないという消極的な肯定のもと、言われるままに電話会議に臨むのだ。冷や汗が見えないのが救いではある。
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5/18(火)-Miscか否か?

Misc : miscellaneous( a /雑多の、種々の)

先週一杯まで職場のマシンやらウィルスやらと戦っててやれ一安心一段落、と思ったらノート機がおかしくなった。メインの機能自体はなんて事はないんだけど、オーディオ・デバイスのドライバに、アップデート版と勘違いして誤った物を取り付けたらおかしくなった。

実際の所仕事に使うのが主なんで音は要らないと言えば要らないんだけど、でも元来ビンボー症で、くっついているデバイスがきちんと働いていない使われてないというのが絶対的に気に入らない。例えば先週金曜のHDDの件だって、実は気持ち悪くて仕方ない。しかも余っている方が使っている方よりも圧倒的に多いなんて・・・(涙)。それでもこっちは毎日ディスクやパーティションの構成を眺めている訳ではないからまだ良い。このノート機は毎日触らなければならない。毎日、働いていない部分があるマシンを使わなければイケナイ。毎日気持ち悪い。

もうこうなると自分の性格的にはどうなるか見えていて、機能回復にせっせと努める事になる。

で、3時間ほどかけていろいろやってみるも駄目で、結局伝家の宝刀C:フォーマット>>OSからの再インストール、を行う。その晩は挫けて次の朝(5月17日)から始めたんだけど、IE5.0まで行き着いてなんとか元の状態である、と思えるまでに回復させるのに、仕事の合間を縫いながらやって1日かかった。でも、これはこれでディスクがきれいになって良かったなったら良かったな、と思えるからまだいいか。

再セットアップにもだいぶ馴れてきて、最近はかなりの率で設定ファイル(各メーラーのアドレス帳やお気に入り、テンプレートなど)を予め他所(別のパーティション)に保存しておく様になったので、最初の頃の様に一から打ち込み直しという事もなく、コピーし戻すだけでそれらが復活する様にはなった。今回、ダイアルアップ・ネットワークの設定をレジストリ内で見付けて書き出しておいて後で書き戻し、として、パスワード以外の殆どの情報が復元できたのは助かった。なんせ出張先毎にあるので10個ほど作ってあり、それぞれに合わせて電話番号やらコーリングカード番号やらを設定し直すのが大っ嫌いだったのだ。

それにしてもなんとかこれらの情報をうまく括管理できないものだろうか?せめてセットアップの際にこういった物の作成先を自分で選択できれば良いな。んで、同一フォルダに収めれば、コピーも一発なのだ。あ、ミラーリングと言うのも一つの手かな・・・なんて事を考えてる内に喉元過ぎて、この復元の手間も「そういえばそんな事があったねぇ・・・」と個人内部的昔語りになってコピーの頻度も下がるのだ。自分が一番良くわかっている、必ずなる。

そこら辺に散らばっているので「Miscfiles」なんて認識を持ったりするんだけど、一つに括れない物ほど管理が面倒で厄介事を引き起こす種になる事を忘れてはいけないんだけど遺憾ながら忘れるので繰り返すのだ、同じ事を。
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5/15(土)-PCな日記(アマ編)

パスワード
先に業者がアプリケーションごとセットアップしていったWinNTサーバに必要があってログオンしようと思ったら、ユーザ名とパスワードを聞くのを忘れていたのに初めて気付く。これでは何ともならない。これがなんとかなる状況なのかもわからない。administratorで「こんなのかな?」と思うパスワードをテキトーに打ち込んでみるけどことごとく外れ。なんてやってる内に束ねた資料(ってかセットアップ時にやり取りした時のメモ)の中からユーザ名とパスワード一覧っぽいのを見つけた。で、打ち込んでみたけどやっぱりペケ。書いてある言葉の前半がユーザ名で後半がパスワードなのか、なんていろいろとやってみるも駄目・・・ってな内に「もしや・・・」と思って今まで「G」って打ち込んでた文字を「6」に変えたら通った。参った。きれいに、とは言わないが、判読できる程度に書こう、字は。
SCSI-2
件のUNIXサーバは結局HDDがNGって事で交換品を探したんけど、50ピンのSCSI-2となると昨今、リプリケータさえも探すのが難しい@田舎なここ。で、オンラインショップで探すんだけどこれもなかなか難しく、なんとか見つけてオーダーし、やってきたらHD50(だっけ?、小ぶりなSCSIコネクタ)にリプリケータが付いてきた。なんなんだ。で、オリジナルのHDDが1.1GB、買った奴が4GBってことで心配してたんだけど、案の定認識されない。取り付けは地元の業者に頼んだんだけど、えらく苦戦している。やっと取り付いたらなんでも4GBの内450MBだけを使える様にするのが精一杯だったとかで、これで容量的には充分なのだ大丈夫、と言われた。UNIXだしわからんし早く次のステップに進みたかったので「そうかありがとう」と言ってはみたが、嗚呼3.5GB・・・近々停止する予定のサーバなので、その時にはこのドライブを会社から譲ってもらおう。セカンダリHDDでOS載ってないから無くても起動するだろう(と思う)。因みに、「純正品」として取り寄せた1.1GB/SCSI-2HDD(生産中止品)の部品価格は$5,500(約60万円)と言われたのでキャンセルした。サーバ買った方が良いもんね、それじゃ。
ウィルスその1
社内で講習会を開き、「メールに添付されてきたファイルはすべてこの様にアンチウィルスソフトで一回チェックしてから開く様に」って言ったら、「俺は同じ会社の同僚から来たものは信頼しているからやらないぞ」と店主上司@駐在員、が言う。もちろん却下。こういうレベルの危機意識しか持たない奴が会社内にウィルスを蔓延させるのだ。
ウィルスその2
同じく「ウィルスに感染してるファイルってぱっと見てわからないものなのか?」と言う。わかっていないのはあなたです。素直に「チェックの仕方が覚えられない、渡された解説書(ステップ・バイ・ステップで画像も入れて結構丁寧に作った)を見ても理解できない」って白状すれば?こんなことばっかり言ってるとパソコン取り上げるぞ。
ウィルスその3
事務所内にあるフロッピーディスクを集めてウィルスチェックをしたんだけど、内1枚、チェックをかけるとNTを落としてしまうものがあった。青い画面になって自動的に再起動、になっちゃうんですよ。2回やって2回ともなんで、3回目は止しといた。NTでこれを見たのは初めてだったんで、びびった。
IrfanView32 VS NT
操作説明を作ったりするのにデスクトップやウィンドウをコピーして使うんだけど、このIrfanView32を開いてペーストしようとすると95は大丈夫なんだけどNT(4.0SP3)は「応答無し」になってしまう。仕方ないのでPaintを一回経由するんだけど、なんだかな〜。使い易くて重宝しているだけに惜しい。
LED for 2ndary HDD
自宅の墓石U(店主の主力マシン)のセカンダリHDDが付いているベイにスリット入りの蓋と外部LEDを着けた。今まではプライマリHDDの動作しかわからなかったんだけど、これで2個のLEDが動作に応じて点滅する様になった。なんか、「動いてる」、って感じでささやかに嬉しい。
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5/14(金)-ハイ

自分は絶対にハードワーカータイプじゃないと思うんだけど、でも年に何回かはどうしてもがしがしと働かなきゃならない時がやってくるものらしい。今回はというと、下のウィルスの話とその他諸々が重なって今週中、自分としては異例に激烈な忙しさを体験した。それでも「かった」、とここで何とか過去形にできるのはまだめでたいのであろう、目処が付いたって事で。なんせ週半ばはインターネットに現実逃避する時間さえ無かったのであった。

んで、普段お昼は家に帰ったり外で食べたりして少なくともその時間は事務所から出るんだけど、今週は殆どお昼を机でモニタを見ながら取ったなぁ。どうも仕事をしながらお昼をとらなきゃならないらしい、と覚悟を決めるあたりから何となくハイになってくる。テンションが高まり、結構異様な感じの集中力を自分に感じるのだ。メールを逐次チェックして、入ったものには即座に返信する。「こんなものに時間を掛けていられないのだオイラは激烈に忙しいのださっさと片づけちゃうのだ目の前から消えて無くなれうりゃうりゃうりゃ」、って心境でありますな。

ぱたぱたとキーを叩き続けてふと気が付くと夜の11時だったりする。疲れてきてタイピングの精度も落ちてミスタイプが多くなり、それを過ぎると今度は打ち込む英語は勿論日本語さえ怪しくなり、むむむ、そろそろ限界か帰ろう、と事務所の外に出る。で、「あ・・・今日は事務所を出入りしたのは一回だけだった・・・朝来て、今帰る・・・計15時間もこの中にいたのか」・・・なんかなぁ。

大きな事務所、会社なんかの大きな建物で、中で色々と用が足せるなんて時にはこういう事もあるかもしれない。でも店主の机から事務所のドアまでは3メートルほどである。時には15時間でその3dメートルが動けない事だってあるのだ。というより、それがたった3メートルである事さえ認識できなくなる、ってほうが正しいのか?
(註 : 店主の本来の職業はコンピュータ関係ではありません。なし崩しに事務所のコンピュータ関連各事の面倒を見させられていますが、言わば本棚が何とか作れるレベルの人間に家を建てさせている様なものです。危険ですのですぐに止めさせましょう・・・って言っても誰も聞かないんだもん。しーらないっと。)
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5/12(水)-Network Committee

なんでも最近、こっちの事務所の一つから本社向けに送ったメールの一本に添えつけられていたMS-Wordファイルに「W97M.CLASS」っていうウィルスがくっついていたとかいないとかで、急遽各拠点のセキュリティとネットワーク/パソコンの現状を見直す事になった。んで、Norton AntiVirusb5のウィルス定義ファイルをアップデートして自分の事務所のファイルサーバをスキャンしてみたら・・・居たっ♪・・・・・ま、「♪」って事はないんだけど、へーこんな所(:当社事務所)にも、となんか感じる所があったのであった。あ、店主のマシンには感染ファイル無し、でしたんで、メール等受け取られた方、大丈夫です、店主が故意に何か仕込んでない限り、いひひひひ。

んで、ファイル群と同時に感染したマシンが無いかも調べるんだけど、その方法は、MS-Wordの設定で「マクロウィルスを自動検出する」設定にして一回終了してから立ち上げるんだけど、感染しているマシンではここを何回チェックしても立ち上がる度にチェックが外れちゃう(つまり、マクロウィルスに道を開けてやってしまう)。最初の数台は最初から入っていたり、或いはここのチェックを入れて保持したりできたんだけど、3台目だったかな、チェックした後一端終了して立ち上げたら見事にチェックが外れてた。ををー、これがそうか、実はそうだったのかオマエ。よしよし今治してやるからな。

なんて事を事務所の各マシンに行っていったら、なんとまぁ半数近くが感染していました。これを一台づつ手順に則って治したのだ。店主は一応「ネットワーク推進委員」ってな事になってて普段はプリンタのインクが切れただのモニタの映りが気に入らないだのソフト買えだのといったリクエストをよろず受け付けて皆さんの為に日々働かせて頂いてます。だけど、こういう「派手な事件」があると俄然脚光を浴びるのだ。チェックボックスの確認という形なのでいささか地味ではあるけれど、ふっ、たまになのでこれでも充分眩しく感じるのさ、自分を。

ま、心情的にはいきなり表舞台に出された実は出たがりの黒子、である。
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5/10(月)-リクエスト

Grammicci(グラミチ。グラミィチィ、ってな感じで発音して下さい)っていうアウトドア・ウェアのアメリカン・ブランドがあるんだけど、ここがオフィシャル・ウェア・サプライヤーになっているEco-challengeという、結構とんでもないレースがある。男女混合のチームが300マイル(約480km)の道なき道を大抵の場合6〜10日間かけて走破するんだけど、その間、とにかく動力といわれるものは一切使ってはいけない。足、自転車、カヌー、ロープ、馬などを駆使して覇を競う。

んで、これまたこのレースのスポンサーであるDiscovery Channnelのオフィシャルショップで、このGramicciのEco-Challenge Official Tee(Tシャツ)を見つけた。これがもうなんか見た瞬間に気に入って久々に欲しいと思って買った服になったんだけど、「じゃ、着る前に洗いましょ♪」と洗ったらいきなり穴が明いた(涙)。呆然としましたよ。だってほんとに気に入ったんだもん。写真で見るとなんか地味だけど、背中にはばーんと大きくこのEco-Challengeのロゴマークが入って個人的には5'82枚くらい買って毎日着たい気分だったのに。でも気が付いたのが買ってから1週間後くらいで、それは洗われた後に大事に畳んで仕舞われていたからなのだった。洗っちゃったしレシート捨てちゃったし付いてたタグなんかゴミの日に出しちゃったし、で交換はかなり無理っぽい状況ではあったものの、しかし気に入っていたので何としても気持ち良く着たいと思い、結構気合いを入れて買った店に出向いた。

・・・・・そしたら「おおー、OK、代わりのを持っていってよ」・・・・・・拍子抜けするくらい簡単に交換とあいなった。気が変らない内に、と「ありがとう」を連発しつつ、注意を引かない程度の早足で店を出る。ラッキー♪

しかしこの、余ってしまった「どうしてもお願いきいて欲しいエネルギー」はどうしよう?このまま半減期(おそらく2時間くらい)を経て無くなってしまうのか?、と思いつつ、遅めのお昼ご飯の為にCajun(ケイジャン)料理のファーストフード店に入る。Cajun料理ってのはアメリカ南部の、辛目の料理どもの事です。んでふと見ると選べるご飯の種類が2つある。豆ご飯とジャンバラヤだ。両方とも食べたい。しかしランチセットを2個も食べたくない、ってか食べられない。で、ふと思って「豆ご飯とジャンバラヤを半々に盛ってくれないか?」、ときいた所、一瞬怪訝な顔をされたものの、OK、と相成った。

幸せである。Tシャツはちゃんとしたし、2種のご飯が食べられたし、何と言っても良かったのは、「ちょっと怪訝な顔」の部分で「どうしてもお願い聞いて欲しいエネルギー」が有効に使われ、全てが無駄無く適切に消費されたという実感が得られた事なのだ。

Tシャツとご飯でここまで満足できるとは、店主、なかなか小物である。
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5/9(日)-作曲

うげげ、また日付を間違えていた・・・まったく不注意で困ったものだ。

で、日本から送ってもらっているパソコン雑誌の付録のCD-ROMにいつもいろんなフリーウェアとかシェアウェアが入ってるんだけど、その中で今回、店主的に久々にヒットなのではないかと思える物を見付けた。それは逐一音を打ち込まなくても「どんな曲にしたいか」を指定していくだけで自動的に作曲ができてしまうという、店主の様に心得がない者にはなんともありがたいMIDIコンポーザなのだ。名前を「自動作曲システム」という(・・・ひ、ひねりが・・・)。ホームページはこちら

早速試してみる。が、「自動」とは言うものの指定各項の名称や内容は音楽的なもので、例えば「矩形波」とか「オクターブでユニゾン」とかって言われても何の事なのかわかんない。なのでこの辺りはテキトーに設定する。でも「英雄のテーマ」とか「生ギター」なんてわかり易い設定項目もあり、ちょっと安心する。

「作曲」を終り、早速再生してみた。うーむ、さすがにテキトーに指定しただけあってテキトーな曲なのであった(^^;。予想していたのと全然違う。しかも各旋律に割り当てられた楽器を変えるとなんかリズムのパターンまで変わってしまう様なのだ。困った。

で、試行錯誤を繰り返しながら「初回作品としてはこんな物かいな・・・」としてみたのがこれ、店主的戦闘のテーマその1(サイズ:8KB)店主的戦闘のテーマその2(サイズ:20KB)。実は作る(:組み合わせる)のに小一時間かかってます。廃棄した作品多数也。

音楽の事を全く知らない店主でしたが、結構、いやかなり楽しませて頂きましたです。
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5/8(土)-チャレンジャー

近所のスーパーの飲み物売り場で、極めて怪しっぽい物を見付けた。「身心((Jing/これでひと文字)」、「氣(Qui)」、「神(Shen)」って名前が付いた、"Herbal Tonic"と銘打たれた3種のドリンクである。名前が怪しい。一本¢99の割引価格で売られている所も怪しい。売れないから何とかしてしまおうという様にうがった見方をしてしまうではないか。と、言いつつ気が付くと3本とも買っていた(^^;。一本にしても良かったんだけど、でも万が一それが外れで他のが当りだったらと思うと取り越し苦労ならぬ取りこぼし後悔をしそうな気がして、頼む全て当たりであってくれと念じる。

見掛けはと言うと、緑色のガラス瓶入り414mlで、2匹の蜥蜴がお互いのしっぽを追いかけあってる様な絵柄が印刷されている。反対側に「身心(氣、神)とは何か」という説明が書いてある。発音の取り方からも想像できるけど、イメージしてるのは日本じゃなくて中国らしい。んで、そのハーブはと言うと・・・レモン、プライムローズ、ローズマリー、セージ、カモミール、レッド・クローバー、霊芝きのこ、kava kave、damiana、suma、gotu-kola、singko biloba、・・・・・・・どうしよう・・・・・・・・更に良く見ると、「氣」と「神」は、なんか澱の様な物があってそれが瓶の中を舞っているじゃないか。なんて事をしている内にこの飲み物のウェブ・サイトを発見する。自分が知らないだけで、意外とメジャーなのか?いや、ウェブ・サイトがある位で安心してはイケナイ。高機動小間物屋だって一応ウェブ・サイトであるしな。

「身心」から試してみる事にする。澄んでるっぽいし、一応・・・・・(ごくごく)・・・・・なんか、前に飲んだ桃のジュース(ネクターじゃない、桃フレーバー、ってな感じの)に似てるかな。意外と普通だった。味は薄めで、これは店主好みです。

えー、残りの2本@濁りハーバル・トニックっすが、今日はお腹がいっぱいなので、また明日・・・・・。
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5/7(金)-てんまつ

天松 ・・・ 最高級天ぷらの愛称 。
天馬U ・・・ 店主が小学生の頃愛用していた、流れるウィンカー付きの自転車の愛称(ウソ)。
天罰 ・・・ 各種不幸の事後的名称。人生に起こり得る殆ど全ての不幸に柔軟に関連付ける事ができる。
電卓 ・・・ デスクトップパソコン。
厳格 ・・・ 店主の事を良く表す言葉の一つ。
幻覚 ・・・ 店主が良く見る物の事。直ったファイルサーバ、など。
天幕 ・・・ 野宿を野営にアップグレードするアイテム。
顛末 ・・・ 結局ハードドライブが壊れてたんかい。
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5/6(木)-頂き物

こんな物がUNIXと戦う店主の心をちょっと和ませてくれました♪
心棒のまわりを、ぐるっと「半電球」形メモ用紙達が取り巻いてます。

本日頂いたメモ用紙

さー、がんばるか。
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5/4(火)-UNIX(涙)

いきなりUNIXですここ2日間。それも「素」の、思いっきりコマンドラインな奴。オイラはもともとGUIな奴なのに。

もう数ヵ月でWindowsベースのデータベースアプリケーションに切り替わる最後の最後で、今のアプリケーションがシステムを載せてるUNIXサーバーごと壊れた、データ的に。これがあと数日とかもうちょっと譲って1週間とかならもう止めちゃって後継のシステムを急いで稼動させるとかという事も可能なんだろうけど、なんとも半端なこの「数ヵ月間」という長さよ・・・感覚的には立ち直ったらはいお疲れさま使用終了です、って感じになりそうな気がする、が、んな事言っても仕方ないからリカバーするんだけど、ううう、思いっきりわかりません。マニュアルを読んでみたけど、「XXを行なうには@@を見よ」、「@@を行なうには##を見よ」、「##を行なうには$$を実行し、&&から??を指定して・・・・」・・・・燃してやる、キサマ。

ベンダーのサポートに電話する。「最初の1時間350ドル、以降1時間毎に195ドルがかかりますが、宜しいですか?」・・・ううう、故障が頻発していたドットインパクトプリンタを除いてここ数年間で他のハードウェアやアプリ/OSがサポートの世話になる事は殆ど無かった為に「もうちょっとだから良いんじゃない?」って事で保守契約を打ち切ったばっかりだった。後の祭り。

OKです、お願いします、と言ってから始めた。アプリケーション担当とOS担当の間で行ったり来たりさせられる。「いやぁ、随分古いバージョンを使ってるね」、と感心される。2回目にサポートに出てきた担当者の英語が異様に聞き取りにくく、打ち込むコマンドを何回も聞き直さねばならずにストレスも頂点に達する。おまけに頭痛までしてきた、ほんとに。サポートが始まった時にはUNIXにログインすると途端に回線切断、という奇妙な症状を見せていたリモートアクセスが後半安定してきたのがせめてもの救いだった、お互いにとって。

が、新たに電話機を買ってきてコンソールの横に設置しさらに椅子まで持ち込むという大胆な対応(こちら的に)までしながらも回復せず、明日に持ち越しとなった。クヤシー。

上記した様に、今ここで使っているUNIXはバージョンがえらく古い(らしい)。社内的に運用の先も見えている。なんか、動かない車を解体業者に持ち込む為に走れる様に修理しているごとき空しさを感じるのである。
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5/2(日)-HTMLエディタ

CSSを最近使い出してから、手元にそれ対応のテキスト/WYSWYGエディタが共に無かった事もありずっとWordPadを使っていたんだけど、ふと思いたってフリーで手に入る物から幾つか試してみようとダウンロードしてみた。既製品やシェアウェアという手もあるんだけど、基本的に日本語版を使いたいので代金について心配しなくても良い、WWW上で手に入るフリーウェアが良いかな、と思って。

で、Download ASCIIで5つほど見つけてDLし、試してみた。良くわからないんだけど、JavaとかJavaScriptとブラウザを併用してWYSWYGを実現しているらしいものがあってまずこっちにトライする。が、例えばこの日記を呼び出して編集しようとするとスクリプト・エラーが起きたりソース表示でテキストが上手く読み取れていないみたいに見えたりと、常用するにはちょっと不安があった。んで、更にテキストエディタも含めて幾つか試していった中で、これはいいのではないか、と思ったのがこの今使っているHTMLテキストエディタ、HTML_Maker_AZUKIです。

今のところ改行やらリンクやらの記入とかにその機能を使っているだけなんだけど、個人的には結構高機能に見える。親切なのはAnother HTML-lintのチェック項目をベースにした文法チェッカとか色見本とか、個人的に「こんなのがあれば便利だな・・・」と思っていた様な機能がかなりの多数に渡ってカバーされている点なのだ。改行も「Shift+Enter」でぽんと入るので嬉しくなってぽんぽんと改行してしまう。また半角英数限定対応みたいだけど、Character_Gradationなんかも機能が搭載されてるので思わず入れてしまうぞこの通りだ。装備されていないタグとか、頻繁に使う定型のものがあったらタグを登録しちゃえば良いしね。何と言うか、すごく親しみを感じるんですよ、アプリケーション全般にわたって(^^)。ともあれ、暫く使い込んでいってみよう。

ところで、もっと色々試してみるには、新しいコンテンツをゼロから作ってみるのが一番良いんだろうな・・・薮蛇。
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5/1(土)-踏襲

踏んで襲うとはなんとも物騒というか店主に良く似合っている言葉-この部分内輪受け-というか、まぁしかし語感や字の感じと一般的に用いられる時の意味合いが結構異なる言葉の一つである。で、今日、外側のドアノブがどうかして働かなくなってしまった我が家の車を直していて、ふとこの「踏襲」という言葉が頭に浮かんだのであった。

それぞれに若干の違いはあるんだけど、概して車の部品類の内、内装材ってのは今まで15台ほどの車をちょこちょこといじってきた経験から言うとどれも似た様な取り付け方をされている。ドアの取っ手の機能を点検してできれば修理するのにこのドアの内張りというのを外さなければならないんだけど、この内張りの取り付け方というのは、メーカー国籍問わずそう大きく変らない物なのだ(知ってる限りでだけどね)。大抵内側の取っ手(ドアを閉める時に手を掛ける所、ドアノブじゃなくて)が内張りを貫通してドアの金属部分にネジ止めされていて、内張り自身はウィンドウのスロットに引っ掛けられて、あと周囲を、内側に突き出た、外から見えない引っ掛かりの着いたプラスチックのピンをドアの金属部分に明いた穴にぐいっと押し込んで止める様になってる。今までの日米各国車、全部同じだった。因みに伊、だけはちょっと違ったけど(笑)。

車に限らず各種の工業製品というのは実はその基本的な部分が工業規格(日本なら「JIS」っす)によって結構厳密に統一されていて互換性を持っていたり必要最低限の性能を備える様になっていたりする。例えばタイヤ。同じサイズ表記ならどこのメーカーの物でも同じホィールに取り付きますよね?それが互換性って奴です。また、買ったは良いけど取り付けて走り出そうとしたら車の重さに耐えきれずにパンクした、なんて事は無いですよね?2最低限そういう物を確保しておいて、その上に音が静かとか、雨の時に強いとか、価格が安いといった特徴をつけて商品として魅力を持たせるのだ。

で、実は専門ではないからドアの内張りの取り付け方に規格があるのかどうかはわからないんだけど、でも規格とまではいかなくても同じっぽい事で何が便利かって言うと、こういう「構造」が目に見えない所がどうなっているか予測でき、マニュアルを買って来る手間とか或いはテキトーに当たりを付けて無理して壊してしまう、なんて事がない。誰かが最初に始めたのか、或いはいろんな人が考えて結局同じ様な結論に達したのか(「伊」を除く)はわからないけど、良いであろうという事が変にいじられたりしないで受け継がれているというのは、時には先鋭的で革新的であるより感動を呼ぶのであった。また良い物というのは時代ばかりか文化、国籍を超えて人々に想起され受け入れられるのだという事も教えてくれる。

斯様に、ドアの内張りとは地球規模で時空を跨ぐなかなか大した物なのである。ジュースこぼしたり落書きしたりしない様に。
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