フツーの日記/1999年7月版
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日本に着いて4日経ったけど、3年前の前回の帰国の時との変化を一番感じるのがコンビニエンス・ストアが増えた事。街中では感覚的には数十メートル毎にある様に思える。
うっかりが多い店主としては、多い事による利点はある、と考える。それはそのチェーン独自の商品(食べ物など)を除いて、一般的な商品のラインナップはそうは変わらないと想像するから。これはどういう事かというと、例えばとあるコンビニエンス・ストアで何かを買い忘れたとしても、ちょっと行けばまたあるからそこで買えば良い。「あ、買い忘れた」、と戻らなくても良い。
まぁこれは特殊な例だとしても、それにしても多くないかなぁ、店舗数が。この辺りではクルマと並んで自転車、徒歩が交通手段たり得るから、それらの移動可能範囲と合わせて考えればこの位「林立」していていて丁度良いのかもしれない。
品揃え、時間に加え、「アクセス」も便利になってきているのか・・・この先加えるとしたら何になるのだろう?
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一昨日に家族が一足先に帰国したので今は家の中に一人である。
予定は把握してはいたものの、いざ一人になってみると予想外に自分でしなければならない事が多い、ってか普段やってもらっている事がいかに多いか気付いたりするのであるが、特にその中でも毎日行わなければならない「食事」は面倒だ。なにが面倒って、面倒だから止めちゃう訳にはいかないところが面倒だ。例えば洗濯物みたいに数日なら何とかなるとか、睡眠みたいに毎日あるけどまぁ寝るだけ、ってのならまだいい。食事は基本的に1日3回あって、その都度準備しなければならないのが面倒だ。いつも準備をされている方、この暴言をお許し下さい。
で、ですね・・・上を読むとなんだか店主、何かを料理しそうに見えますがそんな事はありません。何も作れません・・・って、威張って言う事じゃないけどさ。じゃおまえ何が面倒なんだ、って、店主が面倒がっているのが「食器洗い」なのです。
元来店主、面倒な事は先に済ませてあとからゆっくり楽しい部分を味わいたい、ってな性分で、だから御飯(:楽しい事)を頂いた後に食器を洗う、なんてのは最も嫌うところであります。できればやりたくない。が・・・また面倒な事にそういう物を放っておくのが大嫌いなのであります。しかも一人分だとなんか洗うのに水や洗剤の使用効率が悪そう・・・。
で、本日で一人暮らし3日目、テイクアウトなどを駆使し、今の所洗った食器は家で飲み物を飲むのに使うコップのみ。あとはなし。このまま残り数日をこのコップを洗うだけで済ませたいと思っている。コップ一個だと、まぁ、洗剤でさっと洗ってささっとすすげば何とかなる。場合によってはすすぐだけでもいいや。これで充分、と思えるのはひとえに下宿生活+アウトドア経験の賜物であろう、と勝手に思っている。「賜物」であるかどうかは意見の分かれるところだろうけど。
で、このコップ、実はフォーム(発泡スチロール)カップを使っている。最後の最後、日本に発つ時に「うはははははは」と笑いながら、ジュースを飲んだ後に洗わずにごみ箱に捨てる。この瞬間を楽しみであるとすれば、1週間このコップをメンテするなんてのはさも無い事なのだ、店主的には。
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一個のネタで引っ張って申し訳ないのであるが、肘である。痛みはなくなったもののなんか赤いし、腫れのなごりもあってなんか肘の先っぽが押してみるとぷにぷにしている。ほんとは水とかが溜まっているのではないか、なんて不安になる。
TV報道の時なんかに使う「重傷」の定義ってなんだっけ全治の見込み期間が一ヵ月以上だっけもしかしたらこれも一ヵ月経ってまだぷにぷにしていたら重傷に属するのだろうか、などと考えながら薬局に買い物に立ち寄ったら・・・ををー、さすがアメリカ、と思える一品があった。
これである。重傷用バンド・エイド。サイズの目安として隣に置いてあるのは12センチCDのケースである。これならかなりの怪我でも判創膏一発でカバーするであろう。医師の手当てを受けられるまでに民間で取りうる手段としてはベストである事は想像に難くない・・・・・・あ、信じてませんね、全然。そう、疑っているあなたが正解です。
これは裏側にあるポケットにフリーザーで冷やしたコールド・パックを入れて、患部を冷やすのに使うのである。因みに前出の「さすがアメリカ」というのは言葉のあやで特に意味はないけど、強いて言うなら買って広げてみた時に思いっきり「バンド・エイド」だったので思わず笑ってしまった、ってあたりか。ここまで来ればご立派である。
「使用前にパックを2時間冷やしてから使え」と書かれてるので、それに従って冷やした後にポケットに入れ、腫れている肘に巻いてみる。いろいろと工夫がしてある様で、ものすごく冷たいという事もなくまたパックは冷えるだけで固まらないので患部への馴染みもいい。また巻き付けた感じが緩い割には思ったよりきちんと固定される。
強いて難点を上げるなら、構造とコールドパックのサイズの為か、効果的に冷えている時間が1時間くらいで終わってしまう、という点だろう。使用した印象がなかなか良いだけに惜しいのであるが、もしかしたらこの持続時間の短さへの言い訳の一つとして「『ファースト・エイド』の代名詞」の容姿をしているのかも、なんて思うのであった。
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こないだ肘が痛いなんて書いたんだけど、その後放っておいたら右肘が我慢できなくなるくらいに痛くなり、終いにはピンポン球の1/3くらいが肘に付いているくらいに腫れてしまった。伸ばそうが曲げようがそのままにしていようが何をしても痛く、例えば服を脱ぎ着する時にその辺りの肌に触れるだけで飛び上がる位に痛む様になってしまった。
Independence Dayの振替休日の次の火曜が出張だったんだけど、その振替休日の晩から痛さで夜中に起きてしまうほどになった。「もしかしたら骨の方に何か良くない事でも・・・」なんて不安に駆られて、出張前に病院に行った。
さっと触診されて「痛い〜!」と騒いだらレントゲン撮影を行う事となった。「なんか液体が入っているみたいね」なんて気になる事を事も無げに言ってくれる。待つ事30分、角度を変えて数枚撮り、また待つ事30分、ドクターの診断・・・「あ、XXXX(英語わからん)が炎症を起こしているね、それはこういう事だよ。骨と表皮の間の動きを円滑にする「潤滑層」(Lubricant Layer、って言った)ってのがあって、それはこう重なってて、普通は隙間はないんだけど、あなたの場合はこういう風に片側が捲れてカールして、その隙間で炎症が起こっているのです」(興味のある方は、図(31KB)御参照方)、だって。
炎症を抑える内服薬と圧迫包帯を貰う。包帯でこの捲れた部分をぺたんと押し付けておくんだそうだ。あとは冷やす位しか対処の方法がないとのこと。
直接の原因は、やっぱりタイピングの為に肘を固い机につき続けた為だそうです。気を付けて下さいね、ほんとに痛いっす。
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元値$29.99のシャツが$4.99、同じく$34.99のパンツが$9.99を「GAP」の直営店にて購入。好みの物にサイズさえ見つかれば、大変お得であると思う。
結局の所、支払っている料金の大半は服自体にではなくて時間、鮮度、需要(:欲求)といった物に対して、という事になるのだろうか?
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・・・とゆー事でこないだエイリアンにホワイトハウスがぶっ飛ばされたので、残った者たちが寄り集まってミサイル抱えて出撃なのである。そのバックアップとして合衆国各地で地対空花火を打ち上げる訳だけど、その一つが近くの公園で行われるので見に行った。
これは恐らくアメリカ全土共通だと思うけど、7月4日以外には一般の人々が「打ち上げ花火」を行う事が禁止されている。理由はわかんない&業者が行う花火はこの限りではない。で、この日はあちこちで解禁になった「一般の」花火も上がるんだけど、同時に各所で大掛かりな、プロによる花火の打ち上げも行われる。新聞でチェックしたところによると、この界隈でも10箇所ほどで行なわれる。
で・・・「うはははこの道ならまさか誰も知るまいオイラって抜群に気が利くぅ〜♪まだ1時間以上もあるし。」と思って出向いて行ったら既に駐車と歩行者で半分埋まりかかっていた。会場まではまだ数キロはあるのに・・・。甘かった。仕方なくのろのろと進む。そういやぁ昨年は直近の高速道路から会場に向けて下りようとして出口のロックアウトを食らって、結局一つ向こうの出口から降りて入り直して戻ってきたら、ラッキーな事に(?)会場横を通りかかった時に花火が始まり、みんな警官の制止を意にも介さずに高速道路上の路側帯に車を止めて見物するどさくさにまぎれて道路上/車内(店主は本線上にいたけど、結局ほとんど止まるくらいのスピードでしか走れなくなった)から見たんだっけ。慢性的に段取りの悪い奴らしい。
会場入口を横目に見ながら右折する。ん?なんか変な感じ・・・をを、これか・・・公園内には小山があって、これは高さ50メートル長さ500メートルほどある。一面草地で普通は緑に見えているのだけれど、今日は人で埋まって山がTシャツの色(:白)っぽくなっている。すごいすごい。初めて見た。これだけでも来た甲斐があったという物だ。近辺の空き地は見渡す限りの車と人である。
ここで抜群のアイディア。夕飯を取っていなかったのでお腹も空いたし、一計を案じて花火が見えそうなファーストフード店の駐車場から見てはどうか、という事になった。数分後、本場の「ケンタッキーフライドチキン」の駐車場に空きを見つけ、チキンを頬張りながら待つ。
ををー、上がり始めました。たまやーいやめりーらんどふぁいあーわーくすー・・・格好がつかない止めよう。連続して打ちあがる花火の轟音に、近くの車の盗難防止アラームが反応して鳴る。最近の日本の花火を見てないけど、何となく派手で根拠はないけどアメリカン、ってな感じがする。時折大き目の一発が上がるが、さしづめ2尺玉ならぬ2フィート玉ってとこか。
これでもか、のスターマインで終了する。この間約15分。適度に風もあって煙が流れて良く見えたし、会場からやや離れていて帰りの車の混みもさほどではないし、数キロを歩いて車まで戻る事も無い。なかなか良かったラッキラッキー去年も今年もまぁなんとかなったじゃんか万事是幸運。
これでまた一つ、世の中をなめる様になったのであった。え?エイリアン?店主に呆れて帰りました。
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ここの所確かにパソコンを使う時間が長くなってきていて、体のどこかに変化が現れるのではないか、と思っていたら肘に来た。
店主は仕事の時に机の最奥にノート機を置いてほぼ腕を伸ばした様な状態で使っているんだけど、このとき固い机の天板に肘を突く、ってか自然に肘が置かれる様になる。こうすると肘のぐりぐりした骨(何て言うんだろ?)が掌、肩と分担して腕の質量を支える事になる訳で、この部分は点接触だから単位面積当たりの荷重が高く・・・・なんて理屈を持ち出すまでもなく、骨が固い所に当れば痛いのである。
最初は「なんだか痛いな・・・」位に思っていたんだけど、その内に赤く腫れ出して、今ではちょっと何かが触るだけでじーん、と痛む様になってしまった。少し赤くなって炎症っぽくもなっている。
肩凝りと背中の凝りは時々腕を回してやると治るんだけど、でもこの肘はちょっと休んだくらいでは治らない。前にはマウスを繰る右手の手首が腱鞘炎っぽくなって痛みが引かなくて困ったけど、最近マウスの代わりにキー操作でいろいろと行う事を少しずつ覚えてきてからこれは無くなっていた。しかしやはりどこかにつけはまわる物なのだろうか?少しは良くなるかも、と思って低刺激のローションを塗ってみたらなんだか皮膚が柔らかくなる分骨への圧力の伝わりが良くなった様で更に痛くなり、これは失敗だった。
パソコンをもっと手前に置けば良さそうな物なんだけど、ここは1ヵ月の予定表兼電話メモとしている大判の月毎カレンダー置き場兼作業場なのでそうもいかない。こいつに電話中のちょっとした事を書きとめる事で、過去何回も助かっている。これは譲れん・・・って、気合い入れても仕方ないけど。穴が空いたパッド入り判創膏などを貼ろうかと思うけど、肌が弱くて長続きしないのは見えている。
しかしここが正念場、これを乗り越えればいつしかこれが「タイプだこ亜種」になるやもしれない。ぽこんと肘にくっついて。なんかサイバーな感じでちょっとかっこいいかも、なんて考える様な奴なのだ、店主って。
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