聖岳

3013m

2003.5.4(日)〜5.5(月)

5.4(日)  磐田(5:25)−便ケ島P(7:45  8:15)−
      西沢渡(8:55)ーアザミ畑(13:30)

5.5(月)  アザミ畑(5:15)ー聖岳山頂(7:45 8:10)ー
      アザミ畑(9:20 9:30)ー西沢渡(12:20)ー
      便ケ島(13:00)            

聖岳山頂 後方は大沢岳・赤石岳

5.4(日) 最初の予定では、3日・4日の予定だったが、急用が出来、一日ずらす。
       4時に自宅を出る予定だったが、目覚ましをかけたはずが無意識に止めたのか、
       目が覚めたのは5時。子供のお弁当を作り、出発。

       磐田からは水窪・ヒョー越を通り、便ケ島まで約2時間30分。山道が好きな私にとって
       この道は運転していて楽しい道である。

       便ケ島Pはきれいに整備され、新築の宿泊施設、トイレ、炊事場があった。

       久しぶりのテント泊のため、私にとって重装備。膝にとっては荷物は出来るだけ軽く
       したいが、この時期の聖を目指すには致し方ない。

       西沢渡までは、沢沿いの林道を40分ほど歩く。渡渉するには水量が多く、荷物用
       ケーブルを使用。なかなかスリリング。

       西沢渡からアザミ畑までは斜度があり、ひたすら登りつづける。2000mを過ぎた
       あたりから、雪の量が増え、冬道となる。

       アザミ畑は部分的に雪のないところもあり、テントを張る。とても夏や秋では考え
       られないが、他に1パーティも同じようにアザミ畑でテント泊。眼前に聖岳・笊カ岳
       上河内岳・茶臼岳・光岳等々すばらしいロケーションである。
       風もなく、この時期にしては比較的気温も高く、しばらく外で、昼寝をする。

5.5(月)  4時20分起床。朝食後、テント回収し、5時15分出発。
        今日も天気は良く、絶好の山日和。
        小聖までは積雪が深く,冬道。雪の状態はしまった状態で、アイゼンの音が心地よい。

        小聖からは雪が少なくなり、アイゼンをはずして登る。頂上からは360度のすばらしい
        展望。
        千枚岳・悪沢岳・赤石岳・塩見岳・中央アルプス・御岳・光岳・茶臼岳・富士山・南アルプス
        深南部の山々等地図とコンパスで山座同定する。

        展望を十分満喫した後、下山する。下りはただでさえ膝に負担がかかるが、今回は荷物が
        重いため、一層膝に響く。大腿四頭筋に力をいれ、出来るだけ膝に衝撃がかからないよう
        ゆっくり、ゆっくり慎重に下る。

        今回の聖は、天候に恵まれ充実した山行であった。

新しくなった便ケ島小屋

登山届を提出し、いざ出発

荷物用ケーブルに乗って渡渉

アザミ畑に到着

テント設営し、一服

聖岳をバックに小聖で

2003年の山

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