2002.10.11(金)〜
10.13(日)晴れ 
  

10.11 (金)  磐田(17:20)ー広河原(10:30)

10.12(土) 広河原(5:30)ー二俣(7:30)ー八本歯ノコル(9:35)−北岳山荘(10:10)ー
        中白根山(11:00)ー間ノ岳(12:10)−農鳥小屋(13:20)ー西農鳥(14:20)ー
        農鳥小屋(15:00) 

10.13(日) 農鳥小屋(5:40)ー間ノ岳(6:50)ー北岳山荘(8:10)ー北岳(9:25)ー
        肩の小屋(10:00)−二俣(11:20)ー広河原(13:00)

10.11(金)  先々週、同じように白根三山に登ろうと広河原に来て、支度をしようとしたところ、靴を忘れ
       た事に気づき、絶句!今回は同じ轍を踏まないように慎重に支度した。
        この日の広河原は、満天の星空。天の川まで見えた。運転の疲れもあり、熟睡。        

10.12(土)  5時起床。夜間アルペンプラザのトイレは使用できず不便。つり橋より広河原ロッジ、東側の登山口から登り始める。つり橋で同じ静岡在住の青年と出会う。何やかんやと話が弾み、間の岳まで一緒に登る。とてもさわやかな青年で、自分の子供たちが、つまずいている時だけに解決の糸口を見つけたかったのかも知れない。農鳥をどうしようか迷ったが、天気がよく、又、北岳山荘が大変混雑していると言う事で、農鳥小屋泊とする。農鳥はうっすらと雪化粧をしており、明朝早くのアタックは凍結の恐れがあると判断し、少々疲れていたが、農鳥小屋を素通りし、登り始める。途中ルート上に積雪もあり、気が抜けない。後ろから農鳥小屋のおじさんが散歩と称し登ってきて、受付の時間を考えると農鳥までは無理であるとの事。西農鳥岳までとする。農鳥岳は3026m、西農鳥は3050m。今日はすばらしい天気で、360度の展望だった。白くなり始めた雷鳥にも出会った。こんなに条件がそろった山行はそうあるものではない。感謝。
小屋は冷え込み、持ってきた衣服をカッパを含め全部着る。小屋の食事・山小屋のおじさん、すべて評判どおり。取りつく島がない雰囲気。

10.13(金)  5時起床。5時45分のご来光は間ノ岳の途中。すばらしいご来光だった。思わず手を合わせる。 願いは子供たちの事。農鳥小屋から間の岳までは380mの標高差。朝起きがけには少々厳しい。意識的にゆっくる登る。途中、60歳ぐらいの単独テント泊の方と出会う。毎週山に行くには小屋泊まりはとても経済的に難しい、いつまでテントを担げるなあ、との事。又すれ違ったある女性は、こんな天気の山行は20万円出しても惜しくないとの事。色々な価値観あり。私にとっての山は、自分が自分らしく生きるために必要。癒しの場でもある。北岳山荘から北岳に登り肩の小屋でバッチを購入。バッチの収集は今年の夏発行された山渓JOYに掲載されていた特集に啓発され、始めた。山でスケッチした図案を元に、刺し子で縫ったキャンパス地に飾っている。それを玄関に飾ってあるが、なかなか面白いインテリアになっている。13時広河原に無事到着。駐車場は満車状態で、だいぶ離れた道路脇まで車が繋がっていた。夕飯の準備に間に合うように、温泉を横目に一路、家路へと向かう。主婦の山行はなかなか忙しい。

白根三山

2002年の山

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