空木岳・南駒ケ岳

2864m・2841m

8.1(金) 磐田(15:00)-ヒョー越経由ー菅の台(19:30)ー
       林道(20:00)


8.2(土) 林道(4:30 5:20)ー池山小屋(6:50)ー
       マセナギの頭(7:25 7:40)ー分岐点(9:45)
       −空木岳避難小屋(10:05 10:25)ー頂上(11:30)
       −擂鉢窪避難小屋(14:00)

8.3(日) 擂鉢窪避難小屋(4:30 5:20)ー南駒ケ岳(6:05 6:20)ー空木岳山頂(8:05 8:20)
       ー分岐(9:20)ーマセナギの頭(11:00)ー池山小屋(11:30)ー林道終点P(12:30)-P
                                                      (12:45)  

空木岳山頂

8.1(金) 磐田から水窪・ヒョー越、遠山郷を通って駒ケ根・菅の台へ。遠山郷付近でがけ崩れの為
       通行止め、悪路の迂回路を行く。2t車以上は通れない、狭い道。
       菅の台から林道終点Pに向うが、林道は別荘地の中を通っており大変分かりづらい。
       別荘地を
       過ぎてからの林道はダート。大きな落石もあり、運転していて緊張を強いられる。
       終点Pまでのルートに不安を感じたので、途中で車を止め、シュラフに包まる。

       今回の山は、山小屋が満員で予約時断られ、寝具・食料を持っての避難小屋泊の山。
       避難小屋は初めての経験。空木岳周辺は環境保護のため、全面的にテント設営が
       禁止されている。

8.2(土) 池山小屋までは唐松林の緩やかな道。途中,ヤナギランの群生がある。
       池山小屋は避難碁小屋だが丸太を使ったウッディな素敵な小屋である。脇に水場゙があり
       必要量を補充する。

       池山小屋を過ぎてから、本格的な登りに入る。マセナギを過ぎてしばらくすると。「大地獄」
       「小地獄」とおどろおどろしい名前の個所になる。鎖やアルミ製の階段等がしっかり整備されて
       おり、不安はない。

       分岐点より、空木平経由山頂のコースをとる。当初空木岳非難小屋に泊まる予定だったが、
       到着時刻・体力の状況から判断して擂鉢窪避難小屋まで行くことにした。

       空木岳避難小屋はトイレもあり、小屋の周辺はお花畑になっている。目の前には小川が流れ、
       みやげれば空木の駿立。すばらしい景色である。

       お花畑の登山道をひときしり登ると、頂上につく。霧のため展望は余りなったが、昨年木曽
       駒が岳からの縦走を計画していて、悪天候の為登れなかった山だけに感慨はひとしおで
       ある。

       頂上を後にして、南にルートをとり擂鉢窪避難小屋を目指す。
       擂鉢窪は中央アルプス最大のお花畑といわれているが、その通りカール地形一面にお花畑が
       広がっている。
       避難小屋はとても綺麗に整備されている。トイレがないのが少々難点。近くトイレを設置する
       計画があるらしい。
       避難小屋で東京から見えた、お若いご夫婦の方と山談議をする。奥様手造りの梅酒を頂き、
       至福のひと時を過ごす。

8.3(日) 夜中、突風が吹き荒れ、何度か目が覚める。
       霧雨の中、南駒ガ岳を目指す。風は相変わらず強く展望も全くない。ここからの展望は中央
       アルプス随一と言われるくらいのパノラマが望めるらしい。
       南駒ガ岳から往路をたどる。

林道終点P 2,30台は止めれる

空木岳直下の駒峰ヒュッテ

南駒ガ岳頂上

擂鉢窪カール

擂鉢窪より南駒ケ岳と月

2003年の山

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