落書き帳への投稿 -4-
「牧之原市」決定記念、牧之原とは・・・
昨日(7/8)、静岡県中部に属するツインタウン「相良町」「榛原町」の合併新市名が「牧之原市」に決定しました。
この「牧之原市」については、小笠町・菊川町の合併新市と島田市・金谷町の合併新市の最終候補にまで残った
(島田・金谷では「牧の原市」)、人気のある(?)名称です。
さて「牧之原台地」とは、大井川下流の平野部と菊川との間に広がる標高100から200メートルの台地で、幕末の
大政奉還後に職を失った幕臣や川越人足たちによって開墾され、お茶の栽培が始められました。台地の約9割が
茶畑で、今や日本一の茶産地です。率直に考えて、この日本一の茶処というのが「牧之原市」採用の決め手だっ
たようです。
行政区域としては、島田市・金谷町から菊川町・小笠町・榛原町・相良町・浜岡町(現・御前崎市)にまたがる広い
地域です。
ここで「牧之原」地名を探すと、牧之原小学校・牧之原中学校・牧之原郵便局・東名相良牧之原IC・同牧之原SAを
主なものとして挙げることが出来ます。
牧之原小学校と牧之原中学校は相良牧之原ICのすぐ西に並んでいて、正式名称は榛原郡相良町外1ヶ町小笠郡
菊川町学校組合立の小学校であり中学校であります。「外1ヶ町」というのは榛原町なのですが、何とも控えめに
榛原町の名を表に出すことをしていません。(これは経営比率というか出資比率の関係ではないかと考えます。)
また、アクセスとしては東名相良牧之原ICのほかに、島田市・榛原町境に静岡空港が2006年開業を目指して建設
中であり、その建設中の空港の真下には東海道新幹線が通過しており、空港新駅の設置も検討されております。
「牧之原台地」の東側部分を占める新「牧之原市」ですが、この茶処・牧之原を十分にアピールして、全国に名を広
めていただき、さらなる飛躍を遂げてもらいたいものです。
※ この内容は、2004.7.9に落書き帳に書き込みしたものに、一部訂正を行なったものです。
落書き帳 http://uub.jp/frm/index.html