作品紹介へ 目次へ

〜感想文集〜

藤枝市民劇場第206回例会2007年5月13日



 イッツフォーリーズミュージカル

  天切り松 人情闇がたり 



●人として譲ってはいけないこと、大切にしなければならないことをしっかり伝えて下さったと思いました。おもしろかったです。(四十代女性)

●楽しいひと時でした。とん平さんの温かい人柄にふれ、感激しました。(六十代女性)

●左さん良かった。重厚だった。(六十代)

●清水の小松まで出てくる舞台には驚いたが、主要登場人物がスリ、詐欺師、泥棒、強盗の類で、要するに正業には就いていない許せない奴らばかり。ねずみ小僧ばりに義賊ぶっているが、それが許される訳はない。それでも奴らを応援したくなり、拍手までしてしまうのは何故なんだろう?裏業の彼らより表業の政治家や軍人、刑務所長(かな)などの方がよっぽど悪人に見えてしまうからでしょうか?
 戦死した軍人の未亡人が施しを断るところがあります。また幼い松蔵が戦争の無意味さを問うところがあります。これは今の私たちに戦争と平和について問いかけているのではないでしょうか?
 注文を一つ、合唱もソロも歌詞を聴きたいので、伴奏は抑えて下さい。(まだ六十代の男性)

●内容も良かったし、とん平さんも最高だった。(四十代)

●どんなふうにお芝居が展開されるのかと思いながら観劇。あきさせず楽しく観ることができました。原作を読んでみようかな〜。(六十代男性)

●井上さん、津田さんかっこいい!いい声だよね。生演奏は気持ちいい。 (四十代女性)

●感謝しております。企画が変化して大変良かった。(裏での)演奏はおもしろいです。楽しい思い出が一つ増えました。 (六十代)

●BGMが大きすぎて聞き取れないところがある。歌の(声の)伸びが足りない気がする。ミュージカルとしては不満が残る。シャレたセリフは気が利いていて面白かった。(六十代)

●生演奏もいいけど、声が聞こえなくなることが多かった。井上一馬さんは益々貫禄がついてきましたね。 (五十代女性)

●生バンドがとても良かったです。とん平さん頑張ってまた来てください。(五十代女性)

●左とん平さん!TVで拝見するのと全く一緒で嬉しくなりました。サークルの仲間が二人観劇できませんでしたが代わりの人に観ていただきました。(空席にしなくて良かったナと本当に思いました。)ミュージカル+コメディ+仁義+浪花節の様で久しぶりにホロリとしながら笑えたお芝居でした。
 カーテンコールも劇団員と観客が一体となって鳴り止まない拍手にただただビックリでした。こんな悪党なら現代でも出没して欲しいと願ったのは私だけでしょうか?!心が充たされた一夜でした。ありがとうございました。 (五十代女性)

●良かったけど、バックの音楽が大きすぎてセリフが聞きにくかったのが残念でした。 (六十代女性)

●「イカンイカン、奴らは盗人集団なんだ…」と思いながらも、「くぅ〜ッ、カッコいい!」と心の中で呟いていました。松蔵とまつ蔵。最後に二人がお互いの頭に手を置きながら見つめ合うシーンはグッときました。大好きなシーンです。
 今もし私の目の前に十歳くらいの自分が現れたら、どんな言葉を交わすのだろうと。あの頃の漠然と描いていた夢とは結局まったく違う人生を歩んでいるけど「結構ちゃんと生きてんジャン」って言ってもらえるといいなぁ〜 (風)


《編集後記》
とん平さんが歌って踊るなんて(大丈夫かしら…)と思っていましたが、テレビで観るのと変わらないオトボケ振りを発揮しつつ、ちゃんとしたミュージ力ルだったのでほっとしました。ご当地清水の次郎長一家まで出てきて、劇中の人物達に親しみも持てました。

ただ、歌やセリフが演奏に負けてしまっていたところも。聞くところによると、生バンドの音量は、上げることは簡単だけれども、下げることは難しいのだそうです。

次回七月例会の「ルームサービス」はコメディです。大いに笑って、舞台と一体になってお楽しみください。

作品チラシへ 目次へ