湿原の成り立ち

situgen


【燧ヶ岳の噴火前】

(イ)

湖のまわりから土砂が流入して浅くなり,ヨシ,スゲやヒツジグサなどが岸辺から生えてくる。

(ロ)

沼になり,スゲは泥炭化し始める。ミズゴケが生えてくる。ミツガシワやヒツジグサなどが水面を埋めるようになる。

(ハ)

ヨシやスゲ泥炭層が厚くなると,水はけが悪く酸性であるためミズゴケが主に生え,ミズゴケ泥炭が出来始める。

(ニ)

ミズゴケ泥炭層が発達し,レンズ状に盛り上がり高層湿原へと移行する。


← 尾瀬の歴史


← Index 尾瀬の歴史 尾瀬のコース紹介 至仏山 尾瀬の植物