(社)磐田青年会議所主催
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○『公開討論会』開催のご案内
4月の県議会議員選挙を控え、公開討論会を開催致します。次の3点を目的とし、公開討論会の原理原則である、『公平中立』を守り、下記の予定にて行います。 多数のご参加をお待ちしております。
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目的
@地域住民の皆様に、自分の住む地域の将来を考えて
いただくため。 A政治や行政に対する興味を高めていただくため。 B選挙への積極的な参加を推進するため。
開催日時/2007年3月22日(木) 19:00〜21:00(開場18:00)
開催場所/アミューズ豊田 ゆやホール
定 員/326名
対 象 者
/原則、磐田市内に在住の選挙権を有する方。 選挙権の無い方は、選挙権を有する方と同伴。
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ー磐田青年会議所広報よりー
2007年度 県議会議員選挙 公開討論会
開催趣意書
私たち(社)磐田青年会議所は、その理念に掲げている「明るい豊かな社会」を実現する上で、政治と行政の変革は避けて通ることはできないことであると考えています。
21世紀を迎えた今、日本は大きな時代の転換期を迎えて、景気、雇用対策をはじめ、社会福祉制度や医療制度の見直し、地球温暖化等の環境問題など様々な問題を抱えております。その中で私たち国民は、これからの問題を解決するための、より透明性の高い政治を求めて動き出しています。
しかし、その一方で一般国民にとって政治や行政は関わり合いが薄く縁遠いものであることも否めないところです。
この様な現状を引き起こしている原因は、政治や行政そのものの分かりにくさにもありますが、国民が政治・行政を「身近なもの」として捉えることのできる機械が極端に少ないことに起因しているものと思われます。
私たちはこの現状を変革し、日本の未来を素晴らしいものにしていく為には、国民一人ひとりが、人任せの考えから脱皮し、国民が主体的に政治に参加できるようなシステムの構築が必要であると考えています。
そして、それを実現させる第一歩が「公開討論会」だと私たちは考えます。
こうした中、私たちは今回の選挙に先立ち、立候補表明者による公開討論会を開催することにいたしました。この討論会は、立候補表明者の方々に本音で政策を語っていただき、有権者にとって政治をより身近なものとして捉えていただく場であると同時に、将来的には国民の主体的な政治参加へと繋がるものと確信しております。また、この公開討論会は全国的にも盛んに行われ、2006年には全国各地で120回も開催されました。そして聴衆者の反応も「好かった」とか「再度の公開討論会を希望する」といった多くの声が主催者あてに寄せられております。
私たち(社)磐田青年会議所は、政治的に公正で中立な立場の組織として、地域住民と政治の間に立ち、これを実現させることが重要な使命だと考え真剣に取り組んでいきます。この公開討論会は、実りある選挙にするためにも是非とも成功させたいと思っております。選挙に関わる皆様方には告示前の忙しい中であり大変恐縮ですが、どうかこれらの趣意をご理解の上、ご協力のほど何卒よろしくお願い申し上げます。
2007年 2月吉日
開催責任者:(社)磐田青年会議所
理事長 戸田 郁夫
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*原文のまま掲載
<私見>
3月22日「アミューズ豊田 ゆやホール」にて開催された「公開討論会」を主催された(社)磐田青年会議所の皆様の熱意とご努力に感謝いたします。
私もこの趣意書に書かれていることに賛同しますし、是非とも継続していただき、実現していただくことを願っています。
5人の立候補予定者の内、大橋氏一人が欠席者されたのは残念でしたが、4名の参加者それぞれの個性が出ていて良かったと思います。新たな試みにチャレンジしていくことが政治を変えていくための一歩であると思います。
欲を言えば、杓子定規な意見発表型ではなく、議論を戦わせることも必要ではないか、と思いました。[例えば、それぞれの候補者の意見に対して、お互いに質問させる。 等々。]
主催者の皆さんが大変ご苦労なさって、上手くやられたと思いますが、多少のリスクを伴っても、熱い戦いをやってみる価値はあると思います。
お互いの考え方の違いと各々のキャラクター(個性)を見極めることが目的だと思いますので、どの様に個性、潜在能力を引き出すか? 次にチャレンジしてみて下さい。
それともうひとつ、この討論会の広報活動をどの様にするか?事前の広報と事後の広報をそれぞれ考えてみて下さい。特に討論された内容をネットで聞くことができれば、若い人へのアピールにも大変良いことだと思います。
現在行われている選挙には、多くの疑問と不満を持っておられる方は沢山いらっしゃると思います。しかし、先人が考えて行ってきた慣習をそう簡単に変えられるすべもなく今に至っております。
「お金がかかる選挙」 「人手のかかる選挙」
「顔の見えない選挙」・・・?
「企業から多額の選挙資金をもらい、企業から多くの人を動員し、広報活動を行い、票を集める選挙・・・?」 こんな事をしていて良い政治ができるでしょうか!?
『本人が住民に語りかけ、話し合って理解を深め、数人のボランティアが事務的支援を行う。』この様な選挙がなぜできないのでしょうか?不思議です。
「大切な子供やお年寄りの生活に関係した大事なことを決める政治家を選出する選挙になぜこんなに無関心なんだろう。」これは素朴な疑問です。しかし、現実です。
“何をしているのかわからない” “誰がやっても同じ”
“特定企業の手先のような政治家”“働かない政治家”
誰でも日常の不満や疑問があるはずなのに、どうしたら良いかわからないし、諦めてしまっているのが現状です。実際には、あまり困っていないのかも知れません。確かに、日本人は恵まれています。
しかし、このままで良いはずがありません。 私たちの生活に密着した政治を確立するためには、私たち自身が積極的に社会活動に参加し、賛同者を増やし、認識の変革を行うことで必ず変わっていくものと信じています。
イギリスでは、選挙になると各地域を巡回して各パブリックホール(公民館)で公開討論会が開催され、住民と候補者達の激論が繰り広げられている、と聞きます。それと*戸別訪問による直接対話のみの選挙を行っている。数人のボランティアが手弁当で事務的支援を行っているそうです。
*(チャイムを鳴らして応答してくれた人とだけ話すことができる。)
その議論の中から、各候補者の経験、知識、判断力、ディベート力、人柄等々を判断し、選出します。
そこでは疑問をぶつけるだけだけではなく、情報の収集も行われ、問題を共有し、認識を深めることに繋がります。
もちろんお金もかかりませんし、政治への参加意識も深まります。選挙カーなど走らせることもなく、リーフレットもなく、投票率が上がる選挙が行われるようになれば、間違いなく住みよい街に幸せな人が溢れているに違いありません。そして、それを実行するためには住民のモラルと知識が伴わないとできません。
これからもJCの活動に期待していますので、より多くの企画を立てて実行していってください。
−M−
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