日本の経済は、ぼちぼち回復の兆しを見せ始めましたが、まだまだ政治も社会も行き詰まっています。国の目標のようなものが失われ、日本人はどうしたらよいかわからず「豊かさ」の中で漂っている気配です。

 私たちのまち・磐田もおかしな表現ですが「シャキッ!」としません。何故でしょうか。

 その理由を考え、それを解消する道を探って、磐田の「夢」を一緒に見ることにしましょう。

 
     <シャキッとしない理由>

 磐田市が低迷している理由を思うままに並べてみると


@駅前に活気がない。

A人が集まる場がない。

B若者が集まる場がない。

C気楽に買い物できる商店街が淋しい。

D高齢者が安心してリラックスできる場がない。

E観光の目玉がない。

F全国区名物の食物や食堂がない。
  
(例:富士宮焼きそば、喜多方ラーメン)

Gジュビロのサポーターは、そのまま帰宅してしまう。

H磐田の人は、恥ずかしがり屋でおとなしい人が多い。

I市民総意の目標がない。
             

 2015年いわたの旅
 

 
 平成27年の磐田市は、活気に溢れている。日本が永い不景気を脱したこともあるが、磐田と周辺三町一村が合併し、行財政改革を断行したことが大きい。

 駅前広場には緑の芝生に大楠がそびえ、その下で若い人たちがギターを弾いている。

 周囲には洒落た若者向きの店。ジュビロードには、Jリーグの常勝王者ジュビロ磐田の旗がなびき、ショウウィンドウの映像でゴン中山監督が「ゴン丼をどうぞ」と微笑み語りかけている。

 「ゴン丼」とは、最近全国的に有名になったフグとシラスと長ネギを卵であえた具をのせたスタミナ飯のことだ。

 広くゆったりとした歩道、ベンチが置かれお年寄りたちがのんびりと買物途中休んでいた。高層住宅の向こうに再現された七重の塔が見える。

 東海道宿場町の風情たっぷりの見付地区は、観光客も増加、名物粟餅が年中売られている。

 磐田市民は以前おとなしいと言われていたが、近頃はゴン中山監督の影響か、何にでもチャレンジ、市民自身がまちを創る気概に溢れている。

 サッカーを初め市民はスポーツで汗を流すことが大好き。スポーツ文化が華開くまちだ。今日は「スポーツプラザゆめりあ」でフットサル全国大会決勝戦が開かれている。

 こんな初夢を見ました。夢の未来を描くためには、知恵を出しあい大いに議論することが必要だと思います。

 情熱溢れる職員、アイデアを実は持っている隠れた市民たちがたくさんいます。

 21世紀を創るのは自分たちだという気概を持って夢に向かって突き進みましょう。

 老若男女みんなでスクラムを組んで。


                      
<かずよし>


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