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Q&A:お茶についての "Q" & "A"

Q4. カフェインはどんなお茶に、どの程度含まれている? 妊娠中の飲用に影響は?
お茶に含まれるカフェインの量が気になる方も多いのではないでしょうか。
確かにカフェインには、よく知られているところで 『覚醒作用』 『利尿作用』 などの効能があります。
他にも、筋肉刺激剤と呼ばれることもあり、力仕事やスポーツの前などに、カフェインを豊富に含む玉露や上級煎茶を熱い適温で飲むと良いとも言われています。

でも、カフェインを豊富に含むお茶があるということは、逆に少ないお茶もあるということです。
その一例を御紹介致します。またA「煎茶以外の主な日本茶は?」も併せて御参照下さい。

ただし、お茶はあくまでも嗜好品であり、必ずしもここで御紹介することが万人に適しているということはありません。
いろいろと飲み比べ、試してみて、自分に合ったお茶, 好みのお茶を見つけてみてください。


* カフェインは玉露に多く含まれる! *
代表的なお茶で見たカフェイン含有量は、

(多い)玉露→抹茶→釜炒り煎茶→煎茶→番茶→ほうじ茶(少ない)

という順番になっています。

カフェインの持つ覚醒作用や利尿作用などの効果を減らしたい(刺激を少なくしたい)場合には、番茶ほうじ茶がいいでしょう。刺激が少なく、さっぱりとした味ですので、お年寄りや幼児、妊娠中の方にもおすすめです。

逆に、朝の目覚まし用にコーヒーを飲むように、カフェイン豊富な飲料が必要な場合には、玉露抹茶煎茶(上級なものほどカフェインが豊富)を飲むと良いでしょう。眠くなる午後に大事な会議が控えている方、また眠気が 「勉強の大敵」 の受験生にもおすすめです。

またカフェインには、高温のお湯にほど溶け出しやすく、低温のお湯にはやや溶け出しにくいという特徴があります。覚醒効果を期待する時には、少し熱めのお湯で濃い目にいれることをおすすめします。