絵で見るミキノクチ |
七夕の部 3 |
5 女大学宝箱 |
享保元年(1716)刊 江戸 小川 彦九郎 大坂 柏原屋清右衛門 板 |
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往来物倶楽部(小泉 吉永氏 所蔵) |
「七夕まつりは、昔、桂陽城の武丁と言ふ者、七月七日の夜、織女銀河を渡りて牽牛に会ふと、たわむれに言い出したのを誤り伝へて、さまざまの瓜、茄子、菓子を供へて祭るのを、乞巧奠(きっこうでん)と言ふ也。その祭りの次第は、茅萱の葉を敷き、瓜菓を手向け、器物に水を入れて、星の影を映して拝む。竹を七尺に切りて、左右にたて、五色に糸を結び、願ひの糸とて、祭る也。又、香をたき、琴を鳴らして祭る也」 |
6 女文選料紙箱 おんなもんぜんりょうしばこ |
寛延4年(1751)刊 大坂 柏原屋清右衛門 板 | みきのくち (折紙) |
往来物倶楽部(小泉 吉永氏 所蔵) |
○七夕の由来 「七夕の起こりは、唐土(もろこし)桂陽城の武丁といふ者、仙術を習ひたる。或る時、その弟に言うやう(言うには)、七月七日に、織女天河(あまのがわ)を渡るべし。弟問ふて言わく。織女何の事ありて天河を渡るぞと言へば、武丁が言わく。織女暫く牽牛の所へ行くなり、と言ひしより、七夕の事起こりて、唐土にても日本にてもこの二つの星を祭るなり。祭り様、机四脚の上に、九本の灯台に火を灯し、香をたき、盥(たらい)に水を入れて、星の影を映し拝するなり」 |
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