写真 みきのくち2




さった峠と富士山

左上に
旅人が見えます
由比宿(ゆいじゅく)

由比宿は、東海道16番目の宿場町で、蒲原宿の西隣です。桜えびと、東海道三大難所の一つで、漁師の網に掛かり海から引き上げられた、石のお地蔵さん(地蔵菩薩)を祀ったことでその名が付いた、さった峠で有名です。




3 正雪紺屋縁起棚
正雪紺屋 縁起棚。みきのくち106

正雪紺屋(しょうせつこうや)は、東海道由比宿の旧由比本陣の前にある、江戸時代初期から400年近く続く紺屋(染物屋)さんで、江戸時代の「慶安事件」で有名な、由比 正雪公の生家とも言われています。この家の、恵比寿・大黒を祀る縁起棚と、裏庭の正雪公を祀るオミキスズに、板で作られた剣形のみきのくちが、供えられています。戦前のものという事ですが、戦後の昭和30年ころまでは、年の暮れに、地元の大工さんや建具屋さんが作り、折敷とセットにして配ったようです。




4  渡邊家の神棚
渡邊 栄一氏 談。

「左のお上人さんに飾ってあるものは、昔からあるけれど、詳しいことは分かりません」。
みきのくち107 静岡市清水区由比町

3と4みきのくちは、静岡県のみきのくち2の106番、107番を参照して下さい。