往来物ミキノクチ5




10 新童子往来万世宝蔵
宝暦10年(1760)正月刊
大威徳天神感応経。 折紙
宵の間や 都の空に住みぬらん こゝろづくしの 有明の月
右の神歌を 1日に1ぺんづつ 百日の間唱ふなれば いかなる大願も 成就せざる事なき 天神の秘歌なり




伊勢神宮の教え
 凡そ、神は正直を以て先となす。正直は清浄を以て本となす。清浄は、心に正を失わず、物をよごさず、大道を守り、定準を専らにする。是を以て明光、頂を照らし、美法掌(たなごころ)に入る。願をなして何ぞ成らざんや。
             神道簡要(天保8年)
 (正直の頭に神やどる)。