静岡県外神酒口 2




品名 154火焔 155 イタグチ(経木製)
作者 浅野 真清氏 (宮師) 市販品
住所 三重県 京都伝統の神酒口です。
板厚 3分5厘
引き目 1分5厘 薄い経木を熨斗の形に切り抜いて貼り合わせてあります。

大珍品です。
枚数 7×2     6×2
長さ 3寸8分    3寸   
2寸2分    1寸1分 
市販品





品名 156御酒口(ミキノクチ)  経木製(吉野桧)
奈良県指定伝統的工芸品
東(ひがし) 大二 氏 (神具類製造。大淀町)
板厚 3分  2分5厘 2分
引き目 1分5厘
枚数 7×2        7×2 6×2
長さ 4寸3分       4寸 3寸1分
2寸7分     2寸2分 1寸8分
市販品
神酒口を、300年も前から製作して来たという下市町の梅田家は、十三代目正雄氏が亡くなられて製作を中止していますが、現在、同じ下市町の大川 文子氏と、隣町大淀町の東 大二氏のお二人が製作中です。80歳代の大川氏は雑誌テレビ等で紹介されることが多いので、今回は、親の代から製作されているという60歳代の東氏をご紹介いたします。引き目が1分5厘と細かく、編む作業が大変と思いますが、吉野桧のすばらしい板を使用して製作した綺麗な作品です。全国各地で、ミキノクチ製作の後継者がなく絶えているご時世ですが、東、大川両氏とも後継者がいるようで、心強い限りです。