アレグラ 

禁忌
 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある人
A:基本注意事項
 1:妊婦さんまたは妊娠している可能性のある御婦人には、治療上の有益性が危険性
   を上回ると判断される場合にのみ投与すること
    (妊娠中の投与に関する安全は確立していない)
 2:授乳中の御婦人には本剤服用中は授乳をさけること
 3:低出生体重児、新生児、乳児、幼児に対する安全は確立していない
 4:高齢者は腎機能が低下しているので要注意


B:用法用量
 一日2回 一回一錠


C:相互作用
  制酸剤(水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム含有製剤)
    アレグラの作用が弱くなる
  エリスロマイシン
    アレグラの血中濃度が高くなる


D:副作用


 1:眠気はまずありません。(0.1から5パーセント未満)
 2:ショック・・・呼吸困難、血圧の低下、血管浮腫、胸痛など
 3:頭痛、倦怠感、めまい、不眠、悪夢、神経過敏
 4:吐き気、嘔吐、口が渇く、血管浮腫、発疹、かゆみ、蕁麻疹
 5:肝酵素上昇、胸痛、呼吸困難、下痢など
 


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レミカット 

禁忌・・・記載がありませんが副作用には注意してください。

A: 用法用量・・・一日2回、一回1mgから2mg

B:慎重投与
 肝障害またはその既往歴のある人

C:重要な基本的注意
1:眠気を催すことがあるので、本剤服用中の患者さんは自動車の運転等危険を伴う
  機械の操作には従事しないように十分注意すること。さらに、日常生活に支障がみられる
  場合があるので注意してください。携帯電話の操作をしながらの運転はさらに危険に
  なりますので絶対やめましょう。
2:一日4mg(たとえば1回2mgカプセル1個で一日2回)は一日2mg内服よりかなり眠気
  が強くなります。症状にあわせて増量される場合は眠気に十分注意してください。
  入学試験など大事ときに増量する可能性のある患者さんは先に増量しても眠くならないか
  同じように問題が解けるか試しておかれることをお勧めします。
3:妊娠中の安全は確立していません。妊娠している人、妊娠しそうな人は飲めません。
4:低出生体重児、新生児、乳児、幼児または小児に対する安全性は確立していない。
5:授乳中は服用できません。乳児、幼児、小児用がでている薬を飲まれたほうが安全だと思います。
6:高齢者は副作用が出やすいので一回1mgから内服してみるなどの配慮が必要。
7:アレルギーの検査を受ける前には飲まないこと


D: 相互作用・・・向精神薬、抗ヒスタミン剤、アルコール


E: 副作用
 1:眠気(とくに2mgのカプセル)
 2:口が渇く、脱力感、肝機能異常など

 3:しびれ感、みみなり、こわばり、皮膚感覚異常、舌のしびれ、一過性健忘
 
4:吐き気、嘔吐、食欲不振、胃部不快感、胃もたれ感、腹部膨満感、下痢、便秘
 5:動悸、血圧上昇、発疹、かゆみ、白血球減少、血小板減少、黄疸
 6:尿蛋白、尿糖、血尿、頻尿、尿量減少
 7:眼のしょぼしょぼ感、眼痛、浮腫、鼻乾燥感、苦味、息苦しさ、月経異常、ほてりなど


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ペミラストン  

禁忌
 妊婦さんまたは妊娠している可能性のある御婦人
 本剤成分に対して過敏症の既往歴のある患者さん

A: 用法用量・・・一日2回、一回下記の量
  1歳以上5歳未満   0.25g
  5歳以上11歳未満  0.5g
  11歳以上        1.0g
  大人・・・一錠

B:基本的注意
 1:喘息についての服用の仕方は主治医の先生にきいてください。
 2:授乳中は服用を避けることと、ドライシロップの説明書にも記載されています。
 3:低出生体重児、新生児に対する安全は確立していません。上のお子さんにもらった薬を
    下の子にあげるときは安全かどうか良く考えてからにしてください。
 4:高齢者は副作用が現れた場合は減量か休薬

C:相互作用・・・記載なし、とくに聞いたことありません。


D:副作用・・・1:眠気(0.17パーセント)他の抗アレルギー剤、抗ヒスタミン剤に比べて少ない

  2:腹痛、吐き気、肝酵素上昇
  3:発疹、かゆみ、蕁麻疹、浮腫(顔面、四肢等)、湿疹、顔面が赤くなる
  4:倦怠感、頭痛、頭がぼーっとする
  5:下痢、口が渇く、便秘、食欲不振、胸やけ、胃もたれ、嘔吐、口内炎
  6:貧血、血小板増加、蛋白尿、BUN上昇、頻尿、血尿等の膀胱炎様症状
  7:全身関節痛、鼻乾燥感、鼻痛等


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オノン 
禁忌
 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある人
A:基本的注意
 1:喘息で服用中の患者さんは喘息の主治医の先生に聞いてください。
 2:妊娠中の服用の安全は確立していません
    妊婦さんまたは妊娠している可能性のあるご婦人は服用できません。
 3:低出生体重児、新生児、乳児、幼児または小児に対する安全は確立していません。
 4:高齢者では減量すること

B: 用法用量・・・大人一日2回、一回2カプセル
C: 相互作用・・・A:主にCYP3A4によって代謝される薬剤
        1:マクロライド系抗生剤・・・クラリス、クラリシッド、クラリスロマイシン、エリスロシンなど
        2:抗不安薬・・・セルシンなど
        3:睡眠導入剤・・・ハルシオンなど
        4:抗てんかん薬・・・エクセグラン、テグレトールなど
        5:抗不整脈剤・・・キシロカイン、硫酸キネジン、アンカロンなど
        6:カルシウム拮抗薬・・・アダラート、ヘルベッサーなど
        7:免疫抑制剤・・・シクロスポリン(サンディミュン)など
   1,2,3以外は当院では扱っていませんので、もらっているところに聞いてください

         B:CYP3A4を阻害する薬剤
          
E: 副作用


  1:ショック、アナフィラキシー様症状
  2:白血球減少、血小板減少、肝機能障害、間質性肺炎
  3:発疹、かゆみ、蕁麻疹
  4:頭痛、眠気、めまい、不眠、しびれ、味覚異常、ふるえ、けいれん、興奮
  5:吐き気、腹痛、胃部不快感、便秘、腹部膨満感、口内炎、舌しびれ
  6:不整脈(頻脈、心房細動、期外収縮等)、動悸
  7:関節痛、筋肉痛
  8:たんぱく尿、尿潜血、頻尿、尿量減少、排尿障害
  9:発熱、浮腫、倦怠感、咽喉頭異常感、みみなり、脱毛、生理不順など


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リザベン 
 
 用法用量・・・一日3回、一回1カプセル
 相互作用・・・ワーファリン


 副作用
 1:膀胱炎症状、肝機能異常など

 2:白血球減少、血小板減少
 3:落屑、発疹、かゆみ、蕁麻疹、紅班、湿疹
 4:食欲不振、吐き気、腹痛、下痢、胃部不快感、便秘、嘔吐
 5:溶血性貧血、貧血、好酸球が増える
 6:頭痛、眠気、不眠、めまい、倦怠感、しびれ感
 7:月経異常、動悸、浮腫、発熱、口内炎など


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