フスタゾール
小児用フスタゾール 


A:用法用量
 大人:一日3回 一回1錠から2錠

 小児:2歳未満 一日7.5mg
        小児用フスタゾールで3錠
        頓用的に使うならまず小児用フスタゾールを1錠飲まして
        6時間はあけましょう。
    2歳以上4歳未満 一日7.5mgから15mg
        小児用フスタゾールで3錠から6錠
    4歳以上7歳未満 一日15mgから30mg
        小児用フスタゾールで6錠から12錠 
    小児用フスタゾールは一錠2.5mgです。口の中で溶けます。
     甘いラムネ菓子のような感じです。

B:慎重投与:記載はありませんが、妊婦さんもしくは妊娠している可能性のある
         御婦人は産婦人科の先生に相談してください。当院に相談されても
         服用OKとは言いません。

C:相互作用:記載なし


D:副作用
  眠気、食欲不振、口渇など

フスコデ錠(薬価 1錠 6円)

禁忌
 1:重篤な呼吸抑制のある患者さん
 2:アヘンアルカロイドに対して過敏症の既往歴のある人
 3:緑内障の患者さん
 4:前立腺肥大等下部尿路に閉塞性疾患のある患者さん
 5:カテコールアミン製剤(エピネフリン、イソプロテレノール等)服用中の患者さん

A:慎重投与
 1:気管支喘息発作中の患者さん
 2:心・呼吸機能障害のある患者さん
 3:肝・腎機能障害のある患者さん
 4:脳に器質的障害のある患者さん
     脳血管を拡張し脳脊髄液圧を上昇させるおそれあり
 5:ショック状態にある患者さん
 6:代謝性アシドーシスのある患者さん
 7:甲状腺機能異常のある患者さん
 8:副腎皮質機能低下症(アジソン病等)の患者さん
 9:薬物依存の既往歴のある人
10:新生児・乳児・高齢者・衰弱者
11:高血圧症の患者さん
12:糖尿病の患者さん
13:妊婦さんまたは妊娠している可能性のある御婦人
14:授乳中の御婦人
15:高齢者

B:注意事項
 1:過度の服用を続けた場合、不整脈、場合によっては心停止を起こす恐れあり
 2:眠気、めまいを起こすことがあるので、本剤服用中は自動車の運転等危険を伴う
   機械の操作に従事しないこと
 3:本剤をもって、海外旅行に出かける場合、訪問国に持ち込めるかどうか良く確かめて
   から持ち込んでください。本剤はコデインリン酸塩を含んでいますので、麻薬扱いになる
   国もあると思います。当院に聞かれてもよくはわかりませんし、規則はよくかわるので
   各自、外務省などあてになるところで調べてください。

C:相互作用
 1:併用禁忌
    カテコールアミン製剤
      エピネフリン(ボスミン)、イソプロテレノール(プロタノール)等
       不整脈、場合によって心停止
 2:併用注意
   A:中枢神経抑制剤
      フェノチアジン誘導体
      バルビツール酸誘導体
   B:モノアミン酸化酵素阻害剤
   C:三環系抗うつ剤
   D:アルコール
   E:抗コリン剤・・・硫酸アトロピン
   F:甲状腺製剤     

D:副作用
 1:無顆粒球症、再生不良性貧血
 2:顔面紅潮、発疹、かゆみ
 3:血小板減少等
 4:薬物依存
 5:呼吸抑制、心悸亢進、血圧変動
 6:ねむけ、めまい、疲労、頭痛
 7:悪心・嘔吐、便秘、口渇
 8:多尿、排尿困難等

E:用法、用量
 成人 一日 9錠を3回に分けて飲む(1回 3錠)
 12歳以上 15歳未満  一日 6錠(1回 2錠)
  8歳以上 12歳未満  成人の2分の一
  5歳以上  8歳未満  成人の3分の一
  2歳以上  5歳未満  成人の5分の一
          2歳未満  成人の十分の一


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トランサミン 

禁忌:トロンビンを投与中の患者さん

A:効果効能
 扁桃炎、咽喉頭炎における咽頭痛、発赤、充血、腫脹等
 鼻出血、口内炎における口内痛および口内粘膜アフター

B:慎重投与
 1:血栓(脳血栓、心筋梗塞、血栓性静脈炎等)のある患者さん
 2:消費性凝固障害のある患者さん(ヘパリン等を併用すること)
 3:術後の臥床状態にある患者さんおよび圧迫止血の処置を受けている患者さん
 4:腎不全のある患者さん


C:相互作用
 1:併用禁忌
    トロンビン
 2:併用注意
   止血性臓器製剤、ヘモコアグラーゼ
   バトロキソビン
   凝固因子製剤・・・エピタコグアルファ等


D:副作用
 食欲不振、眠気、発疹、胸やけ、食欲不振など


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PL顆粒 


A:用法用量
 大人一日4回
 相互作用のこともあり、特に精神化、心療内科など受診されている方は
 ご注意ください。


B:相互作用
 クマリン系抗凝血剤(ワルファリンなど)
 糖尿病用剤(インスリン製剤、トルブタミン等)
 中枢神経抑制剤
 アルコール
 降圧剤
 抗コリン作用を有する薬剤
  フェノチアジン系化合物、三環系抗うつ剤等

C:副作用
当院では以前より子供さんには出しておりませんがPL顆粒は2歳未満の乳幼児には重篤な呼吸抑制が起こる可能性があるため使用できません。(平成18年7月記載)
 また、2歳以上の幼児、小児のかたの内服は小児科の先生にご相談されてからがよいと思います。
 大人の方に出た薬を少なく子供さんにあげるのは危険です。
 ショック、喘息、再生不良性貧血など


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マーズレンS 
A:用法用量
 大人一日 1.5gから2gを3回から4回にわけて


B:副作用
 便秘、下痢、吐き気、発疹、蕁麻疹など

C:慎重投与
 1:高齢者
 2:妊娠または妊娠している可能性のある御婦人
 3:小児等には安全は確立していない


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ビオフェルミン 
A:用法用量
 大人一日3gまたは3錠
B:相互作用、副作用
 特に記載ありません。

*Rは抗生剤、化学療法剤投与時の腸内菌叢の異常による諸症状の改善
  が効果・効能のため、抗生剤等出ていないときは出せません。
 抗生剤等は下記のもの
   ペニシリン系
   セファロスポリン系
   アミノグリコシド系
   マクロライド系
   テトラサイクリン系
   ナリジクス酸・・・合成抗菌剤のピリドンカルボン酸系製剤(クラビット、タリビッド、オフロキサシン
              オゼックス等)のひとつ(かなり旧型)


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