CRキャブの部屋 |
ここは、覚書のためのページです。
CRキャブをいじっていて、思いつきでいじり始めるとなにがなんだかわからなくなるため、セッティング
データを残すことと、そのときなぜ変更をしたかとその効果を書き残すことにした。
変更も出来るだけ間をおいて、評価を安定させてからとは考えている。
いじりたくなるとやらずにいられないのは誰も一緒なのであくまでも考えているだけ。
あくまでもそのとき思ったことで、効果についても主観的なものなので、これを読んだ方はくれぐれも参考
なんかにはしないように頼みます。
手持ちのジェット一覧
スロー
42、45、48、50、52、55、58
メイン
110、115、118、118、120、122、125、128、130、132
2008年
4月20日
メインジェット 118
スロージェット 52
エアスクリュー 0.5
ニードルクリップ 一番下
6月30日
スロージェットを太くした。
以前より安定した。
プラグは真っ黒。 何とかしたい。
メインジェット 118
スロージェット 58
エアスクリュー 1.3
ニードルクリップ 上から2段目
7月30日
アイドリング時、ガソリン臭いので、スローを一段細くした。
臭さが減った。
プラグは黒いまま。
メインジェット 118
スロージェット 55
エアスクリュー 1.0
ニードルクリップ 上から2段目
7月31日
スローを細くしたらエンジンは元気な感じになったが、つながりが悪くなったので、メインを一段細くした。
つながりはベストではないようだが改善はした。
但し、これより細いのの手持ちが無いので、何とかここで収まってほしい。
ニードルをセンターにしてみた。あまり根拠無し。
こういうことはあまりしないほうがいいことは判ってはいるが。
メインジェット 115
スロージェット 55
エアスクリュー 1.0
ニードルクリップ 上から3段目
次にやってみようと思っていること
アイドリングがカブリ気味の状況は変わらない。
スローを当初の52に戻し、メインを太くしてみる。
以前、スロー52、メイン118で、エアスクリューを開けたとき、片肺になった。
エアスクリューを閉めて、結果、ガスを濃くしたら片肺は治った。
なので、スローは52で、メインを太くしてみる。
とりあえず、スローを52にしてみよう。 最終的にはもっと細くなるかも。
このバイクの場合、常に低速よりの部分しか使用しない。 普段、高回転でまわすことはしない。
なので、使用域ほぼ全域で、スローとメインが働いている状況か?
とすれば、エアスクリューを開けるとおかしくなるなら、その分メインを太くすればいいかも。
どちらにしてもアイドリング時、カブリがひどいんだから、スロージェットが太すぎるのは確かなようだ。
今回の考え方は、スローはアイドリングで決めて、後はメインで調整ということ。
考えてみれば、当たり前か?
10月8日
いじってみた
季節が変わったのでというのも動機のひとつ。
メインジェット 120
スロージェット 52
エアスクリュー 1.0
ニードルクリップ 上から3段
スローを薄く、メインを濃くした。
アイドリング時、あまり臭くはなくなった。
エアスクリューはそのまま。
少し薄めかなーって感じ。 いいかも。
しばらく様子見。
10月10日
プラグをあけてみた。
まだカーボンがついて真っ黒だ。
薄くするか。
スローを薄くしてみよう。
メインジェット 120
スロージェット 50
エアスクリュー 1.0
ニードルクリップ 上から3段
エアスクリューはいじらずにいけそうだ。
少し(10キロほど)走ってみる。
プラグに変化がおきた。
先端から、少しだがカーボンが消えつつあるようだ。
中心の電極の角が一部白くなっている。
もしかしたらいけるかも。
10月11日
今日、午前中は雨。
午後から上がりそうだったので、出かけた。
ちょっと降られたが、すぐ止んでいきなり晴天。
ウィンカーのブザーを買いにオートバックスへ行ってきた。
100キロほど走って、プラグをあけてみると、まだ黒い。
電極は前にも書いたが、角が白くなっている。
もうちょっとかなー。
でも今度はメインかスローかどっちを変えればいいんだろーか。
今までの流れからいうと、スローをもう一段細くしてみるか。
幸い、もう一本あることはある。
ここで、思い切ってプラグを新品にしてみるって手もあるけど。
エアスクリューをあけてみるか。
エアスクリューはちょうど1周で動かしていないので、触りたくないんだけど。
ちょっと開けてみてどう変化するのか見てみたい気はする。
また判らなくなりそうだ。
10月12日
メインジェット 120
スロージェット 50
エアスクリュー 1.25
ニードルクリップ 上から3段
午前中、エアスクリューを少し開けて、50キロほど走ってみた。
少し薄くなったかとは思ったが、走っているうちになじんできた感じ。
帰ってきてプラグを開けてみる。
中心部にはカーボンがなくなった。
外縁にまだカーボンがついている。
もう少しエアスクリューをいじるか、プラグを新しくしてみるか。
少し様子を見よう。
10月13日
メインジェット 120
スロージェット 50
エアスクリュー 1.5
ニードルクリップ 上から3段
エアスクリューをもう一段階開けて、30キロほど走ってみた。
開けた割にはあまり変化なし。
多少、エンジンがおとなしくなったような印象。
というか、自然に回るというか、トルクが出てるのかなー。
悪い感じではない。
プラグはあまり変化しなかった。
これ以上エアスクリューを開けるのもどうかと思うので、あとはジェットで ー かな。
でも、このままでも特に問題はないような気もしてきたので、しばらく乗ってみようと思う。
10月20日
エアスクリューを開けてみた。
だめだ。
これ以上開けると、アクセルについて来ない。
薄すぎということだね。 元へ戻しておいた。
今回、久しぶりで燃費を計測。
前回以降、いじっていなかったので、データをとることにした。
結果からいうと、30.65Km/L という、すばらしい数字が出た。
満タンで、144キロ走行して、リザーブになっていない。
アイドリングも下げてみたが、かぶる事もなく、いい感じに回っている。
144キロ走れれば、結構実用になるかも
とはいっても、この車体じゃ長距離はきついのに変わりはない。
エンジンが落ち着いて、荒い感じがなくなったので、楽にはなったけどね。
後輪のタイヤがだめなので、寒くなる前に峠を越えることになりそうだ。
09.0107
メインジェット 120
スロージェット 50
エアスクリュー 0.9
ニードルクリップ 上から3段
年が明けた。
寒い日が続いている。
あまり乗らないが、できるだけ週一で乗ってあげている。
気化しにくいのか、スロットルを開いた時エンストしたがるので、エアスクリューを締めてみた。
始動性に問題はないが、暖機は必要だ。
ジェットをいじらずに済ませるのが理想。
プラグは未だカブリ気味のまま。
寒くなる前に峠を越え損ねたので、いまだタイヤは丸ボーズのまま。
09.03.27
メインジェット 120
スロージェット 48
エアスクリュー 0.8
ニードルクリップ 上から3段
だいぶ暖かくなってきた。
タイヤ交換とオイル交換を済ませた。
で、スロージェットを一段細くしてみた。
ここのところ暖かかったので、エアスクリューを1.3位まで開けていた。
スローを細くしたら、さすがに薄すぎで、0.8まで絞ってちょうどくらいか。
まだ寒いので、暖かくなれば1.0以上になるだろうからこのくらいで様子を見よう。
週末走ってみないとプラグの焼け具合も分からないけど、前側は多少いい感じに近づいているかな。
後はまだまだ。
09.04.01
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あのあと、週末に100キロ足らずだが走ってみた。
エンジンは以前に比べてとても元気になった感じ。
引っ張って面白いわけではないが、結構引っ張れるようになった。
で、プラグだが、
前バンクのプラグは電極表面が茶色く、電極周辺の碍子部分が少しだがカーボンのない部分が見え始めている。
後はまだ黒いが、電極のエッジ部分が白くなっている。
もう少し薄くしてみるか。
スロージェットはもうこれ以上細い手持ちがないので、出かけたときに仕入れてきてからだ。
メインジェットは、開けたときには調子が良いように思うので、このままにしようと思う。
ちなみに、プラグは新しいものを入れたわけではなく、ジェット交換前から真っ黒になっていたもの。
09.04.20
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だいぶ暖かくなってきた。 最近、エンジンの調子が良いので引っ張るせいか燃費が25/Lに近づいている。 プラグを開けてみると、以前開けたときと比べて、カーボンが減っているようだ。 特に後ろ側の電極のエッジがいい感じに白くなっている。 かぶってるというより、くすんでるという感じだろうか。 ためしにプラグの番手を一番下げてみた。 オリジナルはCR6HSAだが、C5HAに変更。 少し様子を見ることにしよう。 |
09.10.8
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半年使ったプラグ。 ちょっとクスブリ気味だが、電極付近はとんでるし、カーボンもあまり付いていない。 いいかもしれない。 この半年、夏を越えたわけだが、エアスクリューの調整だけで乗り切った。 良いことなのかどうかからないが、エアスクリューは簡単にいじれるので手間がかからない。 いちばん暑いときで1.7。 今が1.3くらい。 今の時期日によって気温がけっこう違うのでほぼ毎日エアスクリューをいじっている。 で、新しいプラグはCR5HSA。 5番の抵抗入り。 別に抵抗入りにしたからって何が変わるわけではないとは思うが、ネットを覗いていて変なものを見つけたから。 プラグの抵抗はCDIをエンジンノイズから守るために入れてあるというもの。 けっこう胡散臭いけど、そういわれると否定しきれないので抵抗入りにしたということ。 |
09.11.15
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最近寒くなって、朝夕はけっこう気温が下がる。 で、朝には前日の日中のキャブセッティングになっているので、エアスクリューをいじらないと走り出せない。 今の状況は朝気温が低いときはエアスクリューを絞らないとアクセルを開けたとき薄くなってエンストする。 走り始めて気温が上がってくると今度は濃すぎてまったくトルクが出ない。 毎日いじっているうち気がついた。 どうもスローが太いのか、メインが細いのか、エアスクリューのいい位置がアイドリング時とアクセルを開けたときで微妙に位置が違うようだ。 アイドリングがいい位置にすると、アクセルを開けたとき薄すぎるようだ。 毎日エアスクリューを開けたり閉めたりして反応を確かめているうち気がついた。 メインとスローが合っていないので、調整範囲がシビアになっているらしい。 メインは結構いい燃費が出ているので、これ以上太くするのはどうかと思う。 即、注文。 スロージェット#45と#42。 |
出かけたとき、ショップに寄ろうかとも思ったが、品切れだったりすると腹が立つので、ネットで注文した。 KEIHIN純正です。 オークションにメインジェットは社外が結構出ていたが、スローは決まればそんなにいじるものではないのか、出ていない。 ネットショップに有ったので、とりあえず。 |
09.11.20
メインジェット 120
スロージェット 45
エアスクリュー 1.0
ニードルクリップ 上から3段
やっと晴れたので、スロージェットを換えてみた。
48→45
エアスクリューは上がうまく噴けないので、開け気味の1.4位になっていた。
換えたらアクセルが開けられないので1.2くらいに閉めた。
走り出してしばらくして、上が噴けないので1.0まで閉めた。
調子がいいみたいだ。
低いギアの伸びが良くなった感じ。
アイドリングも結構安定しているみたいだ。
しばらく乗ってみることにする。
09.12.06
メインジェット 125
スロージェット 45
エアスクリュー 1.2
ニードルクリップ 上から3段
週末、天気が良かったのでちょっといじってみた。
よくはなったみたいなんだが、ちょっと神経質になった感じ。
とはいってもそれが何を意味するのか不明。
スローを換えようかと思ったが、もしかしたらと思い、メインジェットを太くしてみた。
試しに120→122
ちょっと走ってみると、いい感じだ。
思い切ってもう一番上げてみた。
いいかもしれない。
少し様子を見よう。
でも寒いので、あまり乗らなくなりそうだ。
10.01.30
メインジェット 125
スロージェット 42
エアスクリュー 0.7
ニードルクリップ 上から3段
近頃特に寒い。
まあ、冬だからしょうがない。
でも、週末には走るようにしている。
まだ、スローが濃い感じなので、スロージェットを一段細くした。
だいぶいい感じだ。
まだ、バランスが悪いかもしれない。
50キロくらいだが走ってみた。
これ以上細くすると、エアスクリューが閉まり過ぎるので次はメインを太くしようか。
また、気が向いたらいじってみよう。
前よりはアイドリングがしっかりした感じになっているが、まだ時折ストールしたりする。
メインを太くすれば、もう少しエアスクリューを開けられると思う。
もう少しって感じはしている。
チョット一言。
車両の写真を見てもらえばわかるように、エキパイはハーレー用のパーツが使えるように極端に太くしてある。
サイレンサーも付いているし、一応消音もして入るが、直管ではないとわかる程度のものだ。
実は、CRも口径はわからない。
調べればいいんだろうが、エアクリーナーを取り付けた時点で、整備性よりも脱落防止(盗難防止)を考えた。
ゴムも劣化しているだろうから、抜きたくはない。
ここでやっていることはあくまでもこの状態の車両のケースと捉えてほしい。
ごく特殊なケースと。
参考にするのはまったく自由。
だけど、中で書いている分析らしきものも、まったくの素人の勝手な思いつきなので、たぶん詳しい方は何を言っているんだと思っていることだろう。
もともとレース用のキャブを形がいいからってだけで、250CCのVツインに着けようってんだからひどい話。
高回転でまわしたって何もないエンジンなので、やってることもCRを生かすようなことはしていないんだろうと思う。
もともと普通の神経なら80キロも出したら目いっぱいの車両。
低速域のみであーだこ−だといっているんだから、まともなわけがない。
いつかの時点でニードルにも触らなきゃいけないんだろうけど、4つの変数を操るほど頭がよくないのですよ。
というわけで、参考にするのはかまいませんが、当てにはしないでね。
10.01.31
メインジェット 128
スロージェット 42
エアスクリュー 0.9
ニードルクリップ 上から3段
あまり天気がよくはなかったが、何とか明るいうちは降らなかった。
朝、8時過ぎまで寝ていたが午前中が終わってしまうので、起きだしてきた。
メインジェットを太くしてみた。
前よりは繋がりというか、アイドリングを安定方向にエアスクリューを調節しても何とか吹けあがるようになった。
結果、アイドリングが安定して、気持ちしっかりした感じ。
このまま、暖かくなるのを待ってみようか。
気温が上がれば、濃くなるだろうからエアスクリューも開け気味になるだろう。
どの程度開いてくるのか、それによってはジェットをもう少し細めにする必要があるかもしれない。
この気温で、エアスクリュー0.9だから、気温が上がったとき2.0を超えてくるようならもう少し細くということもありうるわけだ。
今、目指しているのは、季節が変わっても、フロート室を開けなくてもいいように、エアスクリューの調整で何とかなるようにということ。
何とかスローとメインのマッチングは取れ始めたようだから、後は様子見かな。
10.02.20
メインジェット 130
スロージェット 42
エアスクリュー 0.7
ニードルクリップ 上から3段
寒いせいもあるが、エアスクリューが0.3くらいまでになった。
で、もうひとつメインジェットを太くしてみた。
0.7くらいになったが、どうという変化はない感じ。
いじったなりの変化は感じられない。
少し様子を見ることにする。
10.02.21
メインジェット 130
スロージェット 42
エアスクリュー 0.7
ニードルクリップ 一番下
本編にも書いたが、今日も出かけた。
エアスクリューをいじりながら走ってみたが、どうも落ち着くところが見つからない。
開けると、薄くて噴けない。
閉めると、信号待ちの発進時にかぶってエンスト。
あんまり収まらないので、ニードルをいじってみたらと思った。
実は先日、ニードルをいじってみた。
ためしに一段クリップを下げて(ニードルは上昇)みたが、あまり変化もなく、元に戻した。
で、今日は思い切って一番下に下げてみた。
開けたとき濃くなるってことだよね。
おー、具合がいいぞ。
スロットルを開けると、いい感じにエンジンが付いてくる。
エアスクリューを少し開け気味にして、アイドリングを上げた。
いい感じにアイドリングしている。
で、スロットルを開けると、ちゃんとエンジンが付いてくる。
もう少しエアスクリューを開けて、走ってみる。
いい。
いいぞ。
調子がいいぞ。
ご機嫌です。
このまま季節の変化で調子が変わるまでは、エアスクリューをいじりながら乗ってみようと思います。
10.10.21
結局、2月以来、エアスクリューのみで乗り切った。
適当に濃いかなーと思ったら開けて、薄いかなーと思ったら閉めてという具合。
始動時は閉め気味、しばらくしたら開けるみたいなことをしてました。
ご存知の通り、キャブ自体は貼りつきがあったり完調とはいえないんでしょうが、消耗品等も必要なことからバラすのもいやなので、このままいきます。