土屋竹竿
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1.7'6"#5 真竹
ブラスのフェルール、接着剤はKRです。ブラスのフェルールは高級感は無いですが、ニッケルシルバーに比べ軽く、しなやかな真竹にあっているように感じます。KR接着剤は強度等、実績がありますが、赤茶色のグルーラインが出ます。私の場合、コーティングの後にバインディングの縞模様が出てきてしまうので(なぜかは不明ですが。)今は使っていません。
グルーラインと縞模様が
見えるでしょうか? ⇒
2.7'9”#5 真竹
某プロショップのマスターに進呈したので現在は手元にありません。上記の竿とほぼ同じ部品でした。
3.7'6”#4/5 真竹
最初に買った竹(1,500円)で3本作れました。まだ1本は作れそうです。フェルールはSuperSwiss、接着剤はユーロイドで、硬化後は透明なのでとても綺麗な仕上がりになります。ティップに使った竹が少し肉薄だったので、バットとのバランスが少々悪いようで、キャスティングは難しいですが、魚を掛けると気持ち良くやり取りが出来るので、気にいって使っています。
ニッケルシルバーのSuperSwissです。
4.8'00”#5 淡竹
義弟が、方々探して切り出してくれた淡竹で作りました。真竹と似た性質のようです。個体差があるでしょうが、強度では淡竹、竹肌の綺麗さでは真竹が優るように感じます。フェルールはニッケルシルバーのステップダウンですが、急いで作ったので、擦り合わせに失敗してしまい、振るとちょっとカクカクします。全ての工程において慎重な作業を行わないと、折角の苦労が台無しになってしまいます。良い教訓になりました。
5.「6尺6寸,#4/5 丸竹ロッド」
6.「8尺,#3/4 丸竹2号」
NEW!!
 丸竹ロッド第2号は、8尺の2ピース、釣り上がりで中、小型のサイズを気持ち良く釣れるロッドを目標に制作しました。
 継ぎは印籠継ぎで、オスの芯には、先端部に若干のテーパーをつけて削りだした真鍮を使いました。
 最初は、リールシートも自作する予定で、欅のフィラーに、アルミのリング&ポケットを、旋盤で削っていましたが、解禁には間に合わず、以前、購入してあった物で間に合わせてしまいました。
 初志貫徹できずに、安易に妥協する悪い癖が、また出てしまいました・・
強度を優先して、オスの芯には、真鍮を使用しました。
先端部は0.5度のテーパーをつけています。
グリップは桐です。荏油を塗りこんで仕上げました。ティップの先端の直径は約2mmで、かなり繊細です。