関所入口 > 藤枝大祭 > 夏越大祓 |
<7> 夏越の大祓と茅の輪くぐり ( なごし の おおはらい と ちのわくぐり ) |
![]() 「水無月の なごしの祓する人は ちとせの命 のぶというなり」と人々の罪や、けがれを「大祓形代(おおはらいかたしろ)」に移し、神杜の神威によって祓い清められて、人々は本然の姿に立ち直ると言われております。 飽波神杜では神前に大きな「茅がやの輪(ちがやのわ)」を設けます。参拝者は、この輪を8の字を書く要領でくぐり罪や、けがれを祓い招福を祈願します。お求めの「大祓形代」で身体を祓い清めて、夜八時までにお参りして形代を納めて下さい。 神杜ではお祓いして除災招福の祈願式を斉行いたします。又氏子、崇敬者が心身の清浄、除災のため献府した提灯を多数(六〇〇位)点灯して夏祭りの神事といたします。無病息災で、暑い夏越が出来ますように、御神威の御加護を祈願することは、誠に意義深いことと存じます。こぞって御参拝下さいますようお待ち申し上げます。 ![]() ![]() この故事に基き、災厄を免れるという信仰が生じ、茅の輪をくぐり日頃気ずかない間に犯した罪、けがれを除き、心身の清浄ならんことを祈り、明日より明るい浄い希望の生活にはいることが無病息災で生業の繁栄につながるものと信仰されている。 「懸茅の輪(かけちのわ)」は、家の門口にかけ災難疫除のお守りとされて来ました。 <本文:飽波神社社務所発行> |