2011 RIDING PARTY in 袖ヶ浦フォレストレースウェイ
開催日:2011年11月19日
2011.11.19(土)は前々から楽しみにしていたライダースクラブ誌主催のサーキット走行会『RIDING PARTY(以下、ライパ)』が千葉県袖ケ浦フォレストレースウェイ(以下、袖ヶ浦FRW)で開催されたので初参加してきました。元々、9月の袖ヶ浦ライパに参加予定でしたが、こちらは全国に甚大な被害をもたらした台風の影響により中止となったので今回の開催枠へスライド参加する事にしたものです。
開催日の週は仕事から帰宅してからの時間を利用してライパへの準備を進めてきました。まずは恒例となった持ち物チェックリストで必要な物を選んで準備していきます。今回は前週のクシタニの走行会でサーキット走行の雰囲気に慣れておいて、サスペンションセッティングの見直しをしてあるので、MV AGUSTA F4を持ち込む予定ですが、悪天候の場合はVFR1200F DCTで走行するつもりでいました。しかし週間天気予報によると千葉県南部間はどうも雨の予報となっており、持ち込むバイクと装具類、機材をどうするか毎日、悩む事となりました。
しかし、せっかく袖ヶ浦FRWを初走行する事ですし、今回は初めて相方を同伴する事になっていたのでボクの勇姿を見てもらおうと、雨でもMV AGUSTA
F4で走行する事にしました。今まで雨天時にMV AGUSTA F4で走行した事はありませんが、汚れたら洗車すればいいのですから。今回もワンボックス車のレンタカーを借りての移動となります。当日、会場に到着してから車両の走行準備をしなくて済むように出発前にボルト・ナット類の緩み確認、タイヤ空気圧のチェック、チェーンの張りの確認、そして灯火類へのテーピング等を施しておきました。
また、いつもレンタカーを借りて積載して行く場合は、万が一の事態を想定して工具類やスペアパーツ、リペアグッズを持ち込みます。工具箱以外はパーツBOXに収納して持ち込みます。いつも『転ばぬ先の杖』と思って色々と持ち込んでいますが、結局は使用する事無く済んでいます。でも過去にライパで2回転倒しているので、やっぱり何かアクシデントが発生した時の事を考えるとどうしても準備をせずにはいられません。参加者でアクシデントに見舞われた方がいた場合は手助けもできますしね。
次に装具類の準備です。レザースーツ、ブーツ、グローブ、バックプロテクター、ヘルメット、クリアシールド、レインスーツ。当初は雨であればHYOD製のレザースーツではなく、古いレザースーツであるアルパインスターズ製を持ち込むつもりでしたが、雨でレインスーツを着用する事になると動きやすいHYOD製のレザースーツの方が都合が良く、結果的に安心してライディングできると判断してHYOD製のレザースーツだけを持ち込む事にしました。レザースーツ以外はハードプラBOXに収納します。このハードプラBOXはトランポ内で着替える時のベンチにもなるので便利です。
そして前日の金曜日の午後は半日有休を取得して1BOXのレンタカーを借りてきました。事前に準備しておいた機材とバイクを積み込み前泊する木更津市内のホテルに向かう事にします。予約してあった木更津市内のホテルには予定よりも2時間も遅れて1:00にチェックイン。就寝できたのは2:00です。朝は5:00過ぎに目が覚め、外を見ると曇りの天気予報に反して既に小雨が降っていました。午前中くらいはドライで走行できると淡い期待をしていたのでもうテンションダウンです。
7:00過ぎにチェックアウトをして、ナビの誘導に従って一般道を袖ヶ浦FRWに向けて走行します
そしてサーキットに到着しサーキット外周をグルグル回りながらパドックへ到着しました。この日の袖ヶ浦ライパは雨天開催という事で参加をキャンセルした方が多かった様で意外とパドック内は空いていました。快晴であれば他のサーキットで開催されているライパへの参加時と同じくパドック内にターフテントを立てて自前のホスピタリティブースを設営しようと思っていましたが、今回は雨が確実だったのでターフテントは持参しませんでした。またボクが参加しているSNS、『TUCICA(ツチカ)』内で袖ヶ浦FRWのパドック情報を得たところではピットエリアの前には駐車場がなく、事務所前の少し離れた場所にしかトランポとテントを設営するスペースが無いと聞いていましたが、その通りでした。次回以降、袖ヶ浦ライパに参加する時もターフテントは不要の様ですね。
ピットエリア中央はライパスタッフ用とライパ事務局が設営してくれる本当のホスピタリティーブース、そしてコース内への誘導エリアとして割り当てられるので、それ以外で空いているピットボックスを参加者で共有する事になります。ボクは離れた13番ピットに陣取りました。この13番ピットにはかつて開催されていた那須サーキットでのライパで顔馴染みとなっていた参加者もいたので共有させてもらう事にしたものです。バイクとテーブルや椅子や工具類、飲み物などを降ろして寛ぎスペースを確保します。
ライダースクラブテントで受け付けをすると、準ハイペースクラスの黄色ゼッケンで申し込みをしていましたが、参加回数だけはエキスパート(でも腕はヘッポコ)という事でハイペースクラスの赤ゼッケンとなっていました。「えぇーー!!」と思いましたが、今回のコンディションで参加者が少ない状況では誰も無茶はしないだろうと思ってそのまま赤ゼッケンで走行する事にしました。
また今回は相方が同伴し、相方用のランチを追加手配していたのでチケットを現金で購入しました。自分ではバイクには乗らず、もっぱらボクのタンデムシートへの乗車専門で、そんなに興味があるのか無いのか分かりませんが、文句の一つも言わずにバイクレース観戦やミニバイクレース参戦等にも同伴してくれる相方にせめてもの感謝の気持ちです。そんな相方ですが、むやみに餌を与えないでください。m(_
_)m
そしてライダースクラブテントで顔馴染みの埜村編集局長に挨拶しようと思っていたら今回は校了真っ最中との事で欠席でした。かわりにBikeJIN誌編集部員のイズちゃんがいたのでお土産を渡しながら挨拶をしておきました。その割にはライダースクラブ誌・副編集長の小川さんはライパ会場に来ていて元気に走っていたけどなぁ・・・。という事をイズちゃんと話していたら、前日までに担当記事を驚速で書きあげていたそうです。さらにライパが終了してからその足で数名で高速を飛ばして淡路島で開催される【西日本カワサキ・Zミーティング】への取材にも駆け付けるのだとか・・・。タフですねぇ。他にも現在、ライダースクラブ誌のスーパーバイザーとして活躍中の宮城光さんとも顔馴染みなので挨拶をします。
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トランポに機材搬入完了 | 袖ヶ浦FRWは生憎の雨模様 | ピット内に寛ぎスペースを設営 |
受付を済ませた後は、9:00からブリーフィングがライダースクラブのホスピタリティブースで行われました。おや、MV AGUSTA F4で参加しているくせにレプソルホンダのチームウェアを着ている奴の姿が見えますねぇ。・・・。
ご存知、ネモケンさんの挨拶に始まり、スーパーバイザー・宮城光さんの挨拶、そして先導を務めてくれるスタッフやライターさんの紹介が行われます。今回、ボクも含めて参加者の半数近くが袖ヶ浦FRWを初走行という事でした。クドイ様ですがボクも袖ヶ浦FRWは初走行にも関わらずエキスパートクラスの赤ゼッケンです。悪天候のこの日でしたが、初心者クラスへの参加者が一番多いという事もあって、宮城さんやネモケンさんがユーモアを交えながらサーキット走行時のルールや走行の仕方を説明してくれます。参加クラスを問わず、みな真剣に聞きます。
ライパの良いところは他のサーキット走行会と違って、この走行前のブリーフィング時間が多く取られて緊張感に押しつぶされそうな初心者にとって役に立つ情報が多く得られる事です。サーキットのレイアウト説明やコースイン・コースアウトの仕方、そして一番大事な転倒した時の対処の仕方です。ネモケンさんがいつも言う事ですが、転倒直後に大事なバイクの被害状況の確認と修理見積もりをすぐにでも算出したい心情は分かるけど、まずは安全確保の為に這ってでもコース外に出るという事が大事です。転倒した原因は自分だけではなくコース上にもあるかもしれません。この場合は自分だけでなく他のライダーも転倒する危険があります。自分のみならず他のライダーの安全を守るためにも、まずはコース外に逃げる事が大事なんです。
ボクは12年のライパ参加キャリアの中で2回、転倒経験があります。そのうちツインリンクモテギのダウンヒルストレートの下り始めでマシントラブルで転倒した時には後続には死角になる場所で、しかもレコードライン上だったので、あわや大惨事になるところでした。すぐにガードレール外に出て、下り坂が始まる方向に走って後続に危険を知らせて難を逃れた事があります。また少し話が逸れますが以前、公道での被害事故で車に跳ね飛ばされた時にも骨折した腕をもろともせずに這ってガードレール脇まで逃げて、後続車による二次被害から逃れたという経験があります。この時も、とっさにネモケンさんの言葉が脳裏をよぎって起こした行動です。いつ何時、アクシデントが降りかかるか分かりません。公道でもサーキットでもアクシデントが発生した場合の対処の仕方は知っていて損はありません。
そしてサーキット初心者は必ず覚えなくてはいけないフラッグ説明です。ただしライパはレースではありません。基本的に覚えなくてはいけないフラッグは黄色・赤・チェッカーの3種類です。これだけ覚えてどこのコーナーポストからフラッグが提示されるかだけ走行時に確認しておけば、初心者でも楽しめます。
ブリーフィングの後はいよいよ走行開始となります。いつもはサーキットデビューを飾る桃ゼッケン、ビギナーの緑ゼッケン、準ハイペースの黄色ゼッケン、そしてハイペースの赤ゼッケンの4クラス分けで、1クラス15分ローテーションとなりますが、今回は参加者が少なかったという事で、桃と緑ゼッケンを1つのクラスにまとめて3クラス分けにして20分ローテーションとされました。そしてピットロードに並んでコースインを待ちます。意気込みとは裏腹にレインスーツを着用しての走行します。
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ネモケンさんと宮城さんの説明 | フラッグ説明を聞くボク | でもやっぱりレインスーツ着用 |
赤ゼッケンの中にはレーシングレインタイヤを装着したJSBレースベース車で参加していたYZF-R1もいたりしました。ボク、いつも色々な走行会に参加して思うんです。いかに正規の参加料金を支払って市販車ベース車両とはいえ、レーシングマシンを持ち込むのはこういう走行会では反則なんじゃないかと・・・。マシンを見ただけで周囲の参加者が委縮してしまいます。でもこういう方々は上手いし速いので、こちらの不安をよそにあっという間に追い越して行ってくれますけどね。
1本目と2本目は先導付きで追い越し禁止の慣熟走行となります。先導のライダーは既に2本の走行を済ませてタイヤが温まっているかもしれませんが、こちらは冷え冷え状態からのスタートです。しかも袖ヶ浦FRW初走行です。コースレイアウトも何も分からない状態で結構なペースで飛ばされ、いきなり意気消沈。それでも先導ライダーはレコードラインを走行してくれるので、ピッタリとついていかずに少し離れてコース上に残るタイヤ痕を頼りに周回を重ね、1本目で走行ラインとコースを覚えます。
2本目も先導付きの慣熟走行ですが、コースレイアウトも覚えて自分の中で余裕も少し出てきたのでは1本目よりもペースをあげて走行します。先月参加したクシタニの走行会時にゲストライダーの小西選手や和歌山さんから指摘して頂いたMV
AGUSTA F4でのスポーツライディングの方向性を自分なりに見直して望んだ今回の袖ヶ浦FRWでのライパですが、雨の中での走行でセッティングの効果は分かりにくいかとも思いましたが雨でも乗り易く、またステップポジションの見直しによって荷重移動が楽になったのか切り返しも楽に行えました。結論、ドライでも乗り易いセッティングはウェットでも乗り易いという事ですね。
サスペンションは前後ともに【スクーデリア・オクムラ】でチューニング+カスタマイズしてあるのでSTDとは違いますが、【スクーデリア・オクムラ】によるベースセッティングから、フロントは圧側を2クリック強側にリヤは伸び側を4クリック強側にアジャストしています。サスペンションをチューニングした当初、ピッチングが出にくかったので前後ともに抜き気味にしてピッチングしやすくしていましたが、どうやら動き過ぎの為にサスが沈んだ状態で旋回移行させたいのに伸びきってしまい荷重が抜けてしまっていたのが原因かと思われます。また和歌山さんからもっと身体を中に入れて旋回すると良いというライディングフォームの見直しも功を奏していると思われます。今回は雨と言う事であまり身体は中に入れませんでしたけど。
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いよいよコースイン | 雨でも晴れでもバンク角は浅目 | 慣れてきたらペースアップ |
そして2本目の走行が終了したところで午前中が終了しました。 午前中に行われた慣熟走行2本を走行し終えたらちょうどランチタイムが始まっていました。袖ヶ浦ライパでは走行中断のお昼休みは設定されないので、他のクラスの走行時間帯か、自分の走行時間を削ってランチを食べる事になります。ボクは相方を同伴していたので時間に余裕を持ってランチを食べたかった事と午後からはタンデムジェットコースターや試乗車への乗車を希望していたので、早めにランチタイムとしました。
そして当日、用意されたランチはカレーライスや茶そば、そしてローストビーフや魚のムニエル、サラダなどなど。袖ヶ浦ライパではケータリングサービスで豪華な食事が用意されます。しかも今回はキャンセル者が多かったと見えて、おかわり自由との事でした。ボク達は朝食をモリモリ食べてそれ程、空腹ではありませんでしたが、スタッフの方が多めに盛り付けてくれました。相方にも大盛りで盛りつけようとしたらしいのですが、女性だと気付いて気を使って少な目に盛り付けてくれたそうです。(若干、不満そうな相方・・・)そして、デザートは別腹。断っておきますが2人分デス。これだけの量を食べたボクを見て、「さてはもうアグスタで走る気が無いな!?」と思ったアナタ! 正解です。
ちょうどランチタイムの頃から風雨が強くなり、コースを走行していた参加者からもコーナーで横風で煽られて怖いという声が出始めていました。ボクはアグスタでの走行はコースコンディションを見ながら1本だけフリー走行できればいいと決めていたので、コース状況を見ながら走行するか決める事としました。
さて、ランチタイムではライパ恒例のネモケンさんによるライテク講座が行われました。今回のテーマは『シフトダウンの仕方』です。ライダースクラブのライテク特集でも度々、取り上げられていますが、シフトダウン時にクラッチレバーを全握りして切っているライダーが多いそうです。クラッチはレバーを少し握っただけで切れてシフトチェンジ可能なのでスムーズなシフトダウンを行う為にはどうすれば良いかと言うのを、愛車のBMWをセンタースタンドでリフトさせて空走行して実践してくれました。
そして質問コーナーでは最前列に陣取っていたボクに「何か質問してね!」というネモケンさんからのアイコンタクトを感じ取り、とりあえず質問しました。普段、オートマのVFR1200F
DCTに乗り始めてからシフトチェンジが更に下手くそになったボクの悩みでもあるのですが、シフトダウン時にどのタイミングでギアを落としていくのか・・・という事。シフトアップは感覚的にシームレスで変速していけるのですが、コーナーアプローチ等でシフトダウンする時にはブレーキ操作も加わるので、「ウォーン・ウォーン」と1つ1つのシフトダウンが明確に分かる様に繋いでいくのが良いのか、それとも「ウォン・ウォン」と短い時間で一気に落とした方が良いのか?ドライでの走行でタイムが伸びない原因はこのシフトダウンを伴う減速区間だというのは明白なので、何かヒントが得られればなぁ・・・。それにどうもエンブレに頼っている操作にも問題がありそうだし。
するとネモケンさん、シフトダウンの仕方にセオリーは無く、コーナーの大きさやコーナーへの進入速度、何速に落とすかによって臨機応変になるとの事。まぁ、そうだとは思っていましたけど・・・。ただライダースクラブの特集記事にもある様に低いギアまで落として一気にスロットルを空けるといきなり駆動が掛かって後輪がブレイクして怖い思いをするので、自分が思っているよりも高いギアポジションで2000〜3000rpm位の回転数になる様にしては?との事でした。今回の様な雨天走行では、これらの事がより顕著に体感し易いだろうとも。ボクのMV
AGUSTA F4は超高回転エンジンなので2000rpmなんてアイドリング並です。普段、走行している時にも7速や8速が欲しくなるほどにハイギアードです。雨のコンディションですが午後のフリー走行で意識しながら試してみる事にします。
そして午後からはライパ名物のタンデムジェットコースターが始まりました。これ、ネモケンさんが運転するバイクのタンデムシートに座ってコースを走行できるというものです。もちろん、走行参加者限定で無料で体験できます。今でこそ、他の走行会イベントでもタンデム試乗会が開催される事も珍しくはありませんが、このライパが本家本元です。その昔、ライパのMCを担当していたケニー中島さんが言った名台詞、「くれぐれも類似品にはご注意ください」は今でも脳裏に焼き付いています。
タンデムジェットコースターは是非、一度体験する事をお勧めします。できれば見学参加者の方でもウェア類だけ準備できれば試乗できるといいんですけどね。ネモケンさんがいかにしてバイクを丁寧にそして素早くスムーズに操作して、どれだけ速いスピードを出してどれだけ深いアングルで旋回しているか実感できるというものです。今回は雨天だったので抑えて走行していましたが、ドライだったらタンデムしたBMWのフラットツインで目を三角にして走行しているスーパースポーツを余裕でパッシングしていきますから。タンデムシートに座っているだけで自分が運転している訳では無いのに何故か優越感に浸れます。逆に自分が全開で走行している時に追い越されると打ちのめされる事請け合いですけど。
14:30頃から風雨が激しくなってきて、ライダースクラブのホスピタリティブースの椅子やテーブルが吹き飛ばされる状況になってきました。これを受けてコース上の安全が確保できないという事で、黄色ゼッケンのフリー走行3本目の途中でサーキット側の判断で走行が赤旗中断となりました。同じくタンデムジェットコースターも中断となり、午後から予定されていた協賛メーカー提供車両の試乗会は中止となりました。予定されていた試乗車はピット内に移動され、参加者らが跨ったり、細かいディテールを観察するなどして楽しんでいました。
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ケータリングランチ | ネモケンさんのライテク教室 | タンデムジェットコースター |
さてさて、ライパには複数の協賛メーカーやショップがあり、ライパの盛り上げに一役かっています。各メーカーはパドック内にテントを張ってブースを出していましたが、お昼からの風雨でテントが飛んでしまう危険があった為に、午後からはピットエリア内で展示していました。ここからは協賛メーカーブースを簡単に紹介します。
協賛メーカー | 写真 | レポート |
福田商会 | ![]() |
試乗車としてビモータのDB5,DB6,DB8を持ち込んでいました。 ボク、MV AGUSTA F4を購入する時、実はビモータのDB7を買うつもりだったんですよねぇ。でもモトコルセに試乗に行った際に、同店のデモ車両であったF4-R312Cに試乗させてもらって、この官能的なフォルムや国産車みたいにダルな部分が無い乗り味にヤラレてしまってMV AGUSTA F4 RR1078を購入したという経緯があります。発表時からずっと憧れていたというのもありますけど。 |
MV AGUSTA JAPAN | ![]() |
試乗車としてF4とブルターレを持ち込んでいました。 この両車ともに試乗した事がありますが、ボクのF4から凄く進化しています。価格も恐ろしく安くなってるし・・・。 |
クシタニ | ![]() |
高橋裕紀選手のレーシングスーツやこの秋冬用のライディングギアを展示していました。 |
アクティブ | ![]() |
ゲイルスピードホイールやゲイルスピードブレーキマスター,そしてハイパープロサスペンションのSTDとの違いが分かる体験マシンを持ち込んでいました。 これ、愛知県茶臼山で開催されたアクティブファン感謝デーの時にもあって、ボクはその時に体験しました。 来場されたスタッフもこの時に会場にいたそうですよ。 |
ブルーライトニング レーシング |
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シャーシ台付きのトラックを持ち込んで先着10名でパワーチェックサービスを行っていました。ボクも行ってもらおうと思いましたが、スタッフさんの顔が見えなかったので断念。 |
気象情報によると天候は回復する見込みが無く、更に悪くなるとの予報だったので中断が解除されるまでの時間を利用して集合写真の撮影と協賛メーカー提供グッズをかけたジャンケン大会が行われました。ジャンケン大会は宮城さんが担当します。今回はジャンケン魔人がいないので非常にスムーズに進行しました。また参加者が少なかった為か意外と当選確率が高く、ボクはビモータとシルバーバードさんのTシャツ2枚をゲット!ここ数年、貰いもののTシャツが少なく難儀をしていましたが、2011年は貰いものTシャツが多かったのでラッキーです♪ でも同じイタリアンバイクでもボクはビモータやドゥカティではなく、MV
AGUSTAオーナーなのでアグスタグッズが欲しかったなぁ・・・。
結局、コースコンディションは回復せずに緑ゼッケンと黄色ゼッケンはフリー走行3本、赤ゼッケンはフリー走行2本で終了とされる事になりました。レースではないイベントなのでこの賢明な判断を尊重したいと思います。ボクは結局、慣熟走行の2本しか走行できませんでしたが、雨天開催が確実となった時点で慣熟走行も含めて3本も走行できれば十分だと思っていたので満足です。無理して走行して転倒でもしたら高くつきますからね。その分、ツチカオフ会や悪天候でもライパの盛り上げに一役買ってくれた協賛メーカーとの交流で楽しいひと時を過ごせました。ちなみに今回は10数年間、開催しているライパ実績の中で4回目の無転倒記録だったそうです。
今回、ドライで走行できませんでしたが、袖ヶ浦FRWはなかなか走り甲斐のあるサーキットである事が分かったので来年以降も袖ヶ浦ライパに参加したいと思います。まずは参加料金が、オ・ト・ク な2012年のライパ開幕戦となる3月開催の袖ヶ浦ライパに参加すべく準備を進めたいと思います。今回、悪天候の中、ライパ運営に携わってくれたエイ出版社のスタッフの皆さん、袖ヶ浦FRWのスタッフの皆さん、そしてツチカオフ会に参加して下さったツチカメンバーの皆さん、お疲れさまでした。
帰りは参加者の中では一番最後に会場をあとにし、ナビの誘導にしたがって東京湾アクアラインを目指します。暴風雨を伴った横風に恐怖を感じながらアクアラインを通過し、横浜ベイブリッジを経由して東名横浜町田ICから東名高速へ。どうやらボクがアクアラインを通過した直後に強風のためアクアラインは通行止めになった模様です。あとは睡魔と疲労と闘いながら、こまめに休憩を取って深夜1:00に相方を送り届け、深夜帰宅時の楽しみとなっている豊橋市の国道1号線沿いのラーメン横綱さんで至福の1杯を食べて2:00過ぎに浜松の自宅に到着しました。
2011年の袖ヶ浦ライパは3月の東日本大震災と9月の台風で2回も中止になり、ボクが唯一参加できた今回は暴風雨で途中終了と自然現象の影響を何度も受けてしまいましたが、ビギナーからベテランまで楽しめる袖ヶ浦FRWは都心から近いという事もあってライダースクラブ誌ならびにライディングパーティーのホームコースともいうべきサーキットです。走行するだけではなく、見たり、聞いたり、食べたり(!?)と1日を満喫できるサーキット走行会なので、この日記を読んで興味を持って頂けた方は来年、一緒に参加してみませんか?
来年もどこかのサーキットで会いましょう。さぁ、きっと、 サーキットには楽しい事がありますよ♪
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