2012 RIDING PARTY in 袖ヶ浦フォレストレースウェイ
開催日:2012年3月31日
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今回はVFR1200FDを持ち込み | 自前の寛ぎ空間 | 今回の先導スタッフの紹介 | フラッグ説明は大事です |
そしていよいよ慣熟走行のためにコースイン(ドキドキ!)。 ボクの今回のレザースーツ姿を見て「あれ?いつもの大将とは違う・・・」と思ったアナタはかなりの大将ファンですね。レザースーツがいつものHYODではなくてその前に愛用していたアルパインスターズ製となっています。雨予報なので少し濡れても良い様に古いスーツを持参した次第です。でも5年ぶりに袖を通しましたが、着用できて一安心。少しダブダブだったので昨年秋から身体が引き締まったのかな?
3クラスともに午前中の2本は先導付きの慣熟走行が行われます。だって走行した事が無い方もいますからいきなりフリー走行では緊張MAXで危険この上ありません。先導を務めてくれるライダーはレコードラインを走行してくれるのでそのラインをトレースし、ブレーキポイントやターンインのポイントを覚えながら走行します。これがあると無いのとでは気分的に全く違います。
今回、走行したホンダVFR1200F DCTは話題のシームレスな変速を可能にするツインクラッチ機構(DCT)を採用したツアラーモデルです。誰がどう見たって赤ゼッケンクラスを走行するのに適したバイクではありません。でもライパは【速いがエライじゃない!】をコンセプトに掲げているのでバイクの種類なんて本人が気にしている程、周りは何とも思っていませんが、パニアケースステーが付いているバイクが走行すると、傍目には奇異に見えるもの。でもこのVFR1200F
DCTはホンダレーシングスピリッツのDNAを持つスポーツツアラーです。伝統のV4は4000rpm以上は結構なパンチ力がありますし、DCTのMTモードを駆使すれば普通のMT車と同じ様に走行できます。またDCTの特徴であるシームレスなシフトチェンジはコーナー途中でのシフトチェンジも可能にするのでSS車にコーナー前後で迫る事が可能です。立ち上がりではブッチギられますけどネ!
そしてABS付きなのでブレーキングも万が一の場合の安心感が違います。そしてタイヤは3月に交換したばかりのツーリングタイヤ中、最強と呼び声も高いミシュラン・パイロットロード3です。ハッキリ言って、MV
AGUSTA F4で走行する時よりも攻めている感があってタイヤも端まで使う事ができています。こんなバイクなので膝擦りは無理としても結構なバンク角でコーナーを駆け抜けているでしょ?(ページトップの写真参照下さい)
2本の慣熟走行が終了する頃には雨粒も落ち始めてきましたが、それよりも厄介なのが強風です。バンクしている最中にバイクが起こされてしまうくらいの強風です。これは午後からのフリー走行や試乗、タンデムジェットコースターがまた走行中断や中止になりかねないと思ったので、早めにランチを食べて午後1発目のフリー走行を走っておく事にしました。そしてフリー走行1本目が終了した時点で、雨風とも激しくなってきてコース脇に設置されたスポンジバリアが吹き飛ばされると言う事態が発生した為に、走行は危険と判断されて中断し、1時間程の待機ののち急激な天候の回復は見込めないとの事で残念ですが走行打ち切りとなってしまいました。
走行中断中に赤ゼッケンのSS車で参加した方は撤収し始めていましたし、アクアラインが通行止めとなったとの情報で内房廻りの高速道路が渋滞する前に帰路に就く方も出始めました。ドライバーズサロンに参加者が集められ事態の説明が行われました。まぁ、自然が相手なので仕方がありませんね。ただの雨だけなら続行したそうですが、強風は走行が困難な程でスポンジバリアが飛ばされてしまうと走行中に危険ですから。ボクはランチの後にこんな事もあろうかとフリー走行を一本走り、慣熟走行を含めて三本の走行となりました。まぁ、VFR1200F
DCTでもライパを楽しめる事が分かっただけでも収穫です。できれば強風のないレインコンディションでスーパースポーツを追い掛け回したかったなぁ。
途中打ち切りとなった事で袖ヶ浦フォレストレースウェイの配慮によって今回の参加者に限り、残りの走行時間枠分を別途、走行機会を設けて頂ける事になりました。ボクは現実問題として1時間であろうと1日であろうと遠征にかかる費用は変わらないので参加は難しそうですが、岡山国際サーキットでのライパ開催が実現しなかった場合は、ツインリンクモテギか秋口開催の袖ヶ浦ライパのどちらかに参加したいと思います。
サーキット走行会というと、とかく敷居が高く参加する為のウェア類の準備なども必要な為に敬遠されがちですが、公道では味わえない解放感と公道走行でも絶対に役立つライテクを養う事ができます。バイクもスーパースポーツ車だけが参加できるという訳では無く、ライパであれば200cc以上のナンバー付きのロードモデルであればなんでもOKです。例えばKTMのDUKE200なら参加可能です。今回、ボクはホンダVFR1200FDで参加しましたが、スズキGSF1250でパニアステー付きで参加していた方もいましたし、ホンダCBR250Rで参加していた方もいました。前回はBMWのGS1200というアドベンチャー系バイクで参加していた方もいます。バイクがスーパースポーツでないという理由で参加を躊躇する必要はありません。へっぽこライダーでも楽しめますよ、ライパは。
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VFR1200FD-RW登場? | いよいよVFRで初サーキット | サーキット走行もこなすVFR1200F | ドラサロで相方と豪華なランチ |
ライパでは毎回、多くのメーカーやショップが協賛し、ブースを出して盛り上げに一役買ってくれています。また試乗車などを用意して普段、乗り機会の無い車両を楽しむ機会を用意して頂いています。今回はそんな展示・試乗車両をご紹介します。
協賛メーカー | 写真 | レポート |
ホンダ技研工業 | ![]() |
2012年型のCBR1000RRを2台試乗車として用意してくれました。ABS付きで作動が分かる様にパイロットランプを増設した車両だそうです。 CBR1000RRの開発責任者の方も駆け付けていました。 |
MV AGUSTA | ![]() |
なんと、今年の東京モーターサイクルショーでジャパンプレミアを飾ったF3セリエ・オロを特別展示してくれました。もちろん、おさわり禁止ですけど。 この他にF4Rを試乗車として用意してくれました。 |
トライアンフ | ![]() |
2012年型スピードトリプルとデイトナ675Rを試乗車として用意してくれました。 |
モトコルセ | ![]() |
東京モーターサイクルショーでお披露目されたディアベルのカスタマイズ車両であるDVCを展示用として用意してくれました。 あとマフラーメーカーとタイアップしたスズキ・カタナとカワサキ・ゼファーも試乗車として用意されました。 |
テクノジャポン | ![]() |
MOTULオイルの商品説明を行っていました。 |
ブルーライトレーシング | ![]() |
専用トラックでパワーチェックを行っていました。 |
しかし昼前から降り出した雨と強風によって試乗会は中止になってしまい、ピット内での展示も難しい状況になってしまったので早々と片付けられてしまいました。しかし個人的にはF3をじっくると見る事ができたので良かったです。今回は試乗する気満々だったので、つくづく暴風雨が恨めしかった今回の袖ヶ浦ライパでした。
午前中はまずまずだった天候も昼前から強風が吹き始め、次第に雨も混ざってたちまち暴風雨となりました。おかげで東京湾アクアラインは通行止めとなり、帰宅は内房まわりの高速道路経由となってしまいました。16:00頃にトランポ参加者としては一番最後にサーキットを出発しましたがアクアラインの通行止めにより東京方面に向かう車が全て館山道や東関東道に流入したので2時間以上の渋滞に巻き込まれました。そして幕張近辺ではTDR帰りの渋滞に巻き込まれ、相変わらずの渋滞区間である首都高3号線もノロノロ運転を強いられ、東名高速に入ったのは袖ヶ浦サーキットを出発してから5時間後の事です。この間に一度、トイレ休憩とスナックコーナーで小腹を満たしたのみでヘトヘト。
その後、海老名SAで遅い夕食を食べ、富士川SAで睡魔に襲われたので30分ほど仮眠をとり、目が覚めた時に寝ぼけて「会社に遅刻した!」と、かなり慌てました。相方を豊橋まで送り届けた時には深夜2:00過ぎ。もー体力も気力も寝気も限界でした。その後、国1BP経由で浜松東環状線を経て自宅に到着したのは朝の4:00。途中、数回の休憩や仮眠などがあってとしても袖ヶ浦FRWを出発してから12時間近くかけて一人で運転してきました。前日の移動も一人で運転しました。そう、相方はペーパードライバーなのでワンボックスカーの運転なんて無理なんです。そんな相方は往復共に隣でスヤスヤ寝てました。クッソー!
2012年のライパには7月開催のツインリンクモテギ開催枠で参加予定です。