VOL. 93
● AGUSTA × AGUSTA

2012年06月30日(土)

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 6月30日の土曜日は2011年にオープンしてから、ずっと訪れたいと思っていた岐阜県郡上八幡市(旧、明宝村)にあるライダーズカフェにツーリングがてら行ってきました。直接、高速道路で郡上八幡市に向かっても良かったのですが、このカフェだけを目的にして行くのはもったいなかったので他も回っていきながら行く事にします。今回は訳あって1ヶ月半ぶりにMV AGUSTA F4での出撃です。エンストせずにクラッチ操作がちゃんと出来るかな?

 7:00に自宅の浜松市内を出発。国道257号線を北上して行くと信号待ちで隣に並んだライダーに見覚えが…。ツチカに参加してるフレンドさんでした。目前にあった【道の駅・三河三石】に立ち寄ってしばらく駄弁りんぐ。すると顔馴染みであるホンダドリーム浜松店の常連さん達がツーリングに行くとの事で大勢、集合していました。こちらは下呂市へ鶏ちゃん焼きを食べに行くそうです。ルートが同じだったので途中まで同行させてもらう事にしました。こちらは男女、総勢10数台のマスツーリングでしたが、主要メンバーはヘッドユニットセット(インターフォン5かな?)を使用して先頭・中盤・最後尾でフォローし合っていました。
 【道の駅・ラフォーレ上矢作】で皆さんとは別れてボクは先を進みます。恵那市からは国道19号線へ。中津川市内で給油して再び国道257号線で下呂方面へ。【道の駅・花街道付知】で休憩して再び走行します。そして【道の駅・しずも】付近でMV AGUSTA F4のオドメーターが9000Kmに到達しました。新車購入後、3年半での到達です。盆栽バイクにしては、まぁまぁの走行距離かな? ちなみに2号機のホンダVFR1200F DCTは購入後、2年で22000Kmに達しています。MV AGUSTA F4での10000Km到達はきっと来年になる事でしょう。(笑)

 国道41号線に入り、温泉街を左手に見ながら少し先の『森』交差点を右折し向かった先は【下呂温泉合掌村】の隣にある【菅田庵】さんです。昼食にちょうど良い12:00少し前に到着しました。ボクは2回目の利用となりますが、外観や内装は昔この地方を納めた庄屋の古民家を改装した作りとなっています。そして前回、相方と来た時には名物のトマト丼を頂きましたが、今回はソロで自腹なので給料日あとで予算に余裕がある時でしか食べることができない(…と、いうかそういう気になれない)、『飛騨牛鉄火丼(¥1800)』を奮発して頂きました。
 ボクは個人的に和牛の中では飛騨牛が一番美味しいと思っているのですが、初夏で食中毒防止の為なのか完全なる生ではなく軽く炙ってありました。甘辛のタレがかかっていて食が進みウマウマでしたが、できればもう少し多めの量でガッツリ食べたかったなぁ・・・。

三河三石はライダーだらけ ついに9000Km到達! 実はスクリーンが変わっています 絶品!飛騨牛鉄火丼♪

 食後は国道41号線を高山方面に向かい国道257号線へ。今日は浜松を出てからずっと国道257号線を走行してばかりいます。途中で車幅1台分の狭い区間があり、酷道とまでは行きませんが、見通しが悪い区間もあるので走行には注意が必要ですよ。国道257号線に沿って流れる馬瀬川では鮎釣りを楽しむ太公望が大勢いました。全国の渓流で見られる夏の風物詩の光景ですね。
 途中にあったトンネルは涼しく(・・・いうか汗をかいた身体には寒いくらい?)気持ちよかったです。そして猛烈な発熱をして常にオーバーヒート傾向があるMV AGUSTA F4の水温は一気に4℃も下がりました。常に100℃以下ならエンジンもライダーも好調なのに。そして国道472号線(通称、せせらぎ街道)との交差点を左折し郡上八幡方面へ向かいます。

 郡上八幡方面に向かってすぐ左手にある【道の駅・パスカル清見】に立ち寄ります。もちろん、初めて立ち寄る場所なので道の駅スタンプラリーのスタンプをゲットします。この道の駅は、郡上八幡から高山へ続くせせらぎ街道という絶好のロケーションである事から多くのツーリングライダーやレザースーツを着用した峠ライダーの姿が見られました。バイクの種類も多岐にわたり見るだけでも楽しめますよ。
 当初の予定では、この道の駅内で昼食を食べようと思っていたので道の駅情報を調べたところ、ラベンダー祭りが行われているとの事でした。北海道の富良野のようなラベンダー畑を期待していましたが、そんな規模であるハズもなくこじんまりとしたラベンダー畑でした。カメラの絞りや構図などを色々と変えて撮影の練習をしましたが、やっぱりイメージした様な写真がなかなか上手に撮れません。
 そして、ラベンダー畑があるという事は、きっとアレがあるに違いない!と思っていたらありました、ありました♪ ラベンダーソフトで久しぶりの儀式を行います。北海道で食べたラベンダーソフトより甘酸っぱさがまろやかでしたが、ウマウマでした。

 さて、この日一番の目的地であるカフェには15:00頃に到着し、3時のおやつを兼ねてティータイムとするつもりでしたが思いの他早い到着時間となってしまいました。時間潰しの方法も思いつかなかったので早めに目的地入りして1時間くらい滞在して涼んでから帰宅の途に就くことにして道の駅を出発します。せせらぎ街道を郡上八幡方面に向かい、【道の駅・明宝】の手前数Kmの場所に目的地の看板が出ているとの事だったので速度を落として周囲に注意を払いながら走行すると、お目当てのカフェ看板が出てきました。そして右手にそれらしき建物を発見! 狭い橋を渡って着いた場所は、【ライダーズカフェ・アグスタ】さんです。
 2011年の5月にオープンしたお店でオーナーもバイク好きで特にMV AGUSTAに思い入れがあるそうです。店内には新生MVではなく、オールドモデルのMV AGUSTA(車種を聞くのを忘れたけど350ccの空冷3気筒かな?)やオーナーの個人所有車両(トライアンフ・ボンネビルやホンダCB500のRCB風カスタマイズ車両など)が走行可能な状態で飾られています。
 そして3時のおやつにするつもりで注文したのが、美濃地方の特産品である『鶏ちゃん(鶏肉)』を使用した『鶏ちゃんホットサンド(¥700)』とアイスコーヒー(¥400)です。意外とボリュームがあって3時のおやつにしては量が多かったデス。だって2時間程前に飛騨牛の鉄火丼を食べたばかりですから。実はお店に到着した時に、官能的なエキゾーストノートが店内まで響いたのか、はたまた偶然かは分りませんが、オーナーとシェフが店の外まで出てきて出迎えてくれました。そしてライダーズカフェ・アグスタにMV GUSTA F4で乗りつけるのが昨年からの願いで浜松からこのカフェを目的にやって来た事を告げると、オーナーさんは他のお客さんそっちのけでボクと深~いバイクトークで大盛り上がり♪ 断っておきますが、この日初めてオーナーとお会いしました。1時間程で帰るつもりでしたが結局、閉店時間までずっと居座っておしゃべりしていました。結論、バイク乗り同志はいつだって、ワ カ リ ア エ ル。 またの訪問を約束して帰路に就きます。

 東海北陸自動車道の郡上八幡ICに出る間に【道の駅・明宝】があるのでここでもスタンプラリーのスタンプをゲットしていきます。この道の駅は十数年前に、スクーデリア・オクムラの奥村社長らと宿泊ツーリングで乗鞍に行った時に立ち寄った覚えがあります。そしてせせらぎ街道も高山まで走行した記憶があります。当時はまだ有料区間があったハズですけど。そして明宝といえば、『明宝ハム』です。上記のスクーデリア・オクムラツーリングで立ち寄った時に食べはしませんでしたが強烈に印象に残っていた売店が今でもありました。これは「逝っておけ!」という天の声と判断して、本場の明宝で食す『明宝ハムのフランクフルト(¥150)』です。この日は、牛・鶏・豚と3大食肉のハットトリック達成! デブへ、まっしぐらー!!

 その後、郡上八幡ICから東海北陸自動車道に入り、関JCTから東海環状路へ。美濃加茂ハイウェイオアシスで給油だけして一気に浜松西ICまで向かいます。今回、フロントスクリーンを交換後、初のロングランとなったMV AGUSTA F4ですが、ダブルバブルタイプとなって純正スクリーンよりも高くなった事で若干ですが防風効果を体感できました。そして浜松市内の自宅へ到着したのは、19:00でした。MV AGUSTA F4としては、日帰りでかなりの走行距離を走ったかな?

この日の走行距離:430Km。 

ラベンダーソフトで儀式 パスカル清見のラベンダー畑 お目当ての鶏ちゃんホットサンド 本場で食す明宝フランク

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