スペイシー125ストライカー


オールペン


バーハン化

(2010/12追記)
自分のスペイシー探求は終了しました。
Webでのコンテンツ公開も終了させようかと思いましたが、
どなたかのお役に立つかもしれないと思い、出来る限りここに残しておきたいと思います


No.
内容
写真
オールペン
ストライカーの純正色は3色あり、ホワイト、ガンメタ、ワインレッドです。ワインレッドが一番稀少ですがどちらかと言うと「あずき色」であり不人気もうなずける?のですが現在は逆に入手困難です。(欲しい人も少ないと思いますが)
どのカラーも単色ではなくラジエター付近のみシルバーになっていて中途半端なツートンカラーです。それと80年代の乗用車に良く見られた手法で黒いバンパーモールに赤のセンターラインが入っています。
いずれにしても配色センスなどかなりレトロなのと年代相応の退色がありますからカスタムによるイメージチェンジの第一歩は「何は無くともオールペン!」なのです。
選んだ色は絶対に缶スプレーなどでは出来ないと思われるオレンジメタリックにしました。イエロー系は最近のスクーターカスタムでもいささか見飽きた感(失礼!)もありますから次のブームは絶対にオレンジと確信しました。塗装屋さんの塗り易さ?を考慮すると四輪車に設定のある色がいいと思い探しました。数年前クリエイティブムーバーシリーズのホンダ車がオレンジメタリックを採用していましたが現行車には使用されていません。他には?とびきりスペシャルな色がNSXにありました。イモラオレンジパールという色です。3.2gになったNSXから新採用になった特別塗装色です。実車は見たことがありませんでしたが、カタログのイメージカラーになっていました。その後マイナーチェンジしたS2000にもカラーオーダープランにて継続設定されている幻の人気色です。
これだ!と決めて知合いの板金屋さんにオーダーしました。ストライカーの外装部品は9割方が樹脂ですので難しいかとも思いましたがそこはプロ!見事な仕上がりとなりました。四輪でも二輪でもこんな色はめったに見たことがないと良く言われます。お目立ち度バツグンに変身しました。







余談ですが輸出仕様?のストライカーには50ccと同じ?シャンパンゴールド?の色が設定されているようです。ネットでお知合いになった方からの情報で映画「ターミネーター」にて主役のサラ・コナーが通勤に使用している車両がそれです。どこの国かは不明ですが輸出もされていたんですね、この色も良く似合います。なんで国内仕様では採用されなかったのでしょう?

近未来フォルム!といっても20年前のことです。
色づかいのセンスが古臭い?かも


イモラオレンジパール!存在感バツグンの色です。


映画ターミネーターのワンシーン
輸出仕様があったのか?
カラーは国内50・80に存在したシャンパンゴールドのようです。なんで国内にはなかったんだろ?
バーハン化
オールペンが完成してとてもカッコ良くなったと自己満足し、喜んで写真撮影しました。ロケ?から帰ってきて色々なアングルの写真を眺めているとやっぱり頭デッカチな印象が気になりました。ゴージャスなメーターを収めるための巨大メーターカウルのせいです。横からの写真でも最近の乗用車的ライポジの現代ミドルスクーターより明らかにホイールベースが短く、重心が高い印象です。もっと地面に近い低重心ルックスを与えたいのです。
豪華メーターは捨て、頭サッパリスッキリのバーハン化で行くしかないと決心しました。
しかしストライカー用のバーハンキットなる気の効いたものがあるはずがありません。マジェスティ用などの現代パーツが流用出来るとも思えません。が、先駆者がいました。ネット上に出没するその方とコンタクトが取れるようになるまで少し時間が掛かりましたがなんとかお知合いになり情報を頂けることになりました。答えは「ワンオフ溶接だよ〜ん」とあっさり。というかやっぱりです。しかしこの時教えて頂いた情報としてポスト製作より電装配線の方が大変というハナシは後の作業の準備に多いに役立つ結果となりました。やっぱり先駆者はエライのです。

小排気量用のバーハンポストの汎用品が市場に出始めていたのでそれらから選択しました。1コ目の貫通ボルトで固定するタイプはNGでした。結果ハリケーン製のホンダ用をチョイス。これは内径24mmで軸を締め付けて固定するタイプです。が、そのままでは使えませんでした。旋盤加工により穴径を1mm弱広げ、高さをフライスにて1cmほど詰めました。回り止めのキー溝の設定位置が90°違うためタップにて回り止めネジが入るように新設加工、少しガタツキの不安があったのでタテに2箇所設定しました。もっとハイトを抑えた造りにしても良かったと思います。ハンドルロックはこのままでは使えません。あとで考えることにします。いずれにしても強度、精度、安全性、防犯構造などに自己満足な部分が多いので他の人にはお勧め出来るような内容ではありませんが、とりあえず出来たからいいのです。


とてもきれいな仕上がり。しかし・・・
やっぱ、頭デッカチなんすよ!


ハリケーン製の汎用ポスト(加工前)


で、加工後。こんな説明でわかるかナ?
内径も1mm弱広げています。


パイプハンドルはすぐ付いたが・・

この電装配線をどう隠すかが課題デス


完成拡大図 配線スッキリ。ポストはもうちょっと低く作ってもヨカッタな・・


あたまがスズしい、完成の図。先駆者は「チョット見ジェットスキーちっく」と表現した。ナルホド!