少し遠回りですが、
人類と地球のはじまりを簡単にお話をすることにいたします。
次に本題を説明いたします。
それではお話のはじまりです。
昔のその昔に先祖がいて、そのまた昔にも先祖が生きていました。
約500万年前に地球に生まれてきたという説もあります。
ところが、私達の生活している地球はもっともっと前に誕生していたのでした。どのくらい前に地球は誕生したのかというと、
おおよそですが、46億年前になります。
現代では、人々の生活も昔のような自然のままを生きるのではなく、
いろいろな研究の積み重ねで、
進歩、発展の結果、現代の社会を作り、営むようになりました。
現代の人類社会は、高度な学問の普及で、
誰でも必要な知識や教養を学習できるようになりました。
現代の学問の水準の高度な進化は、
未来の人々の生活様式を大きく変えていくことでしょう。
人類の知恵は、あまりに早い進化で、
そのために現代の社会の構造がこのまま続くとは思えないのです。
どうしてかというと、
生きて生活している現代の環境は、
地球の中にある資源を使って維持されている構造で、
地球資源を使い果たすまで生活環境の構造が人類に定着しています。
生活の環境はどれも地球の中にある自然の資源を利用して維持しています。
このままの状態で現代の社会生活をしていくことになると、
地球の資源は失われ、
地球内部の環境は激変していくことでしょう。
なぜかと言いますと、
人類の求めているエネルギーの元は、
自然の樹木や地下資源などです。
最も恐ろしいのは、空気の質の変化と、
水の質の変化です。
このふたつの物質は、地球で最初に現れました。
いつごろ現れたのでしょうか。
46億年前の元始地球から20億年以上もたってから出現したようです。
元始地球はどんな姿をしていたのかというと、
現在の金星とよく似ていたようです。
その様子を少しお話いたしましょう。
濃硫酸の真っ黒な雲に覆われていて、
大気は400度以上にもなる二酸化炭素でした。
表面の大地は焼け爛れていたようです。
今から40億年前ごろに地球には同じような大きさの星との衝突がありました。
どんな星との出会いなのかはわかってはいないようですが、ぶつかって冷えていろいろな大きな変動をしました。
1度や2度ではないようです。少なくとも8回は衝突したはずです。
現在の太陽との距離や、後天速度、自転速度が、
現在のようになったのです。非常に幸運でした。
地球の大きさや回転の速さが、偶然のように決定したのでした。
元始地球の姿が一変して、
現在の空気と水の出現で、いつしか元始生物の生まれる星になったのです。
元始生物は10億年より前に現れていたようですが、
まだ細胞の進化は進んでいなかったようです。
今から10億年前には空気と水で満たされた地球の姿がありました。
いつしかバクテリアのような微生物あるいはコケのような生物は地上を覆い、
環境に順応して突然変異を繰り返しながら
個性を持った生物に姿を変えてゆきました。
地上に繁茂する木や草や花に姿を変えるようになったのは、
微生物あるいはバクテリア、コラーゲンやアミノ酸に物質変化が進み、
生物の進化した姿で地上は満たされていきました。
地上が樹木に覆われた環境になりました。
炭酸ガスを吸収して酸素をだすことで、
地球の空気は変貌しました。
現在のような酸素を多く含んだ空気と水にかわったのです。
生物にも変化がありました。
循環機能と脊髄のある生物の誕生です。
今から10億年前にはすでに脊椎を持った生物はいたようです。
地球の本来の自然はこの時代の環境が理想的ではないでしょうか。
ただし、元始生物の姿はそうはいかなかったようです。
非常にグロテスクな生物ばかりだったようです。
生物にも大きな変化がありました。
恐竜の出現です。ところがすべて絶滅する事態が地球におこりました。
隕石や星の襲来でした。
直径2キロほどの大きさの隕石が地球に降ってきたのでした。
大気圏を通過すると莫大なエネルギーになり、加速されてさらにエネルギーを大きくした隕石が地表にぶつかったのです。1個の隕石で1000億倍もの核爆弾に相当するエネルギーの爆発です。
地球のあちこちで衝突したのですから大変です。
衝突から1時間で地上は粉塵で包まれ、大気圏の外にまで土は上がり、
太陽の熱を遮断した粉塵の雲は、
地表の温度を下げて、マイナス70度からマイナス100度にまで冷えて、
水は完全に氷り、空気中の水蒸気も氷り、
氷河期になりました。おおよそ2000万年はこのままだったでしょう。
すべての生物は消滅しました。
ところが、微生物やバクテリアは、
生きていたのでした。
どのように生き延びることができたのでしょうか。
地上から姿を消した微生物やバクテリアは、
大地の底深くに避難していたのでした。
地上から3000メートル以上も下の地底に逃れて生きていたのです。
地表は数千万年もの長い間粉塵の雲で包まれていましたが、
やっときれいな空気に戻って、太陽の光と熱は、
地上を暖めはじめました。
それまで地底にいたバクテリアや微生物は、地表に戻ってきました。
このような現象は1回で終わらなかったのです。
何度も大きな隕石は地球を襲いました。
その度に氷河期を繰り返してきました。
そのたびに生物は進化をしてきました。
元始生物は進化を続けてきたのです。
46億年たった現在、生物は進化の末に、
人間に姿を変えて生きています。
どうしてここまで生物は姿を変えることができたのでしょうか。
この答えは「11次元」にあります。
人間の出現は500万年前ですが、
何度も形を変えてきました。
元始人類は未発達な形だったようです。
しかし、頭脳の発育と発達は、
他の生物にはない進化をしてきました。
身体の構造や、頭脳の伝道と伝達の構造に大きな進化があったようです。
人類の出現から500万年でやっと現代の人間に進化しました。
頭脳の発育と発達には驚くべきものがありました。
知恵の獲得です。
この知恵は、いろいろな頭脳の進化がなければ生まれてきません。
現代人類は、誰でも同じように頭脳を発達させています。
考え方や想念、理念や感情など、
共通的に働かせることができます。
つまり、頭脳の進化は共通して高度に遺伝してきました。
未来の子孫に受け継がれていく知恵は、
現代の人類より優れた能力を発揮できる頭脳に進化するでしょう。
そのときに地球はどうなっているのでしょうか。
地球資源を利用する知恵は、いくらでも働くけれども、
地球資源を護りながら未来社会を創る知恵はないのでしょうか。
未来を生きる人間は、何かに気付くはずです。
現代でも気付いている人々は沢山いるかも知れません。
地球の資源が失われていくと、
地球は自然の姿が消えてしまいます。
自然のサイクルは破壊され、荒涼たる砂漠になって、水は蒸発してしまうでしょう。
どうしてそうなるのかというと、
地球資源はエネルギーに変化します。熱や光、あるいは電気になって消えてなくなります。
ところが空気の中にガスとなって混入して、空気や水の原子と結ばれて別の分子になって地上を包みます。
生物は水と空気で生きています。
変化した空気と水は生物にとって有害な物質です。
生物は生きていられなくなってしまいます。
現代の社会のいろいろな構造は、
物質を変化させて新たな物質を作るようになっています。
新たな物質を作るときに、
化学的変化を必要とします。
蒸発や気化や放出などで別の化学物質になります。
このときに発生するものが空気や水を確実に汚染していくことになります。
近代社会の構造は、
今から200年前におこりました。
近代文明の幕明けです。
しかし、空気や水はいろいろなところで汚染されるようになりました。
現代では、汚染物質は数え切れないくらいです。
人類の環境は、地球だけではまかないきれません。
どういうことかと言いますと、
人類の生活の範囲が、
地球内部ではおさまらないところにきているのです。
化学物質は地球で生産するには非常に危険な状態になりつつあります。
空気に混入してしまうと、
別の有害物質に変化してしまうことも考えられるのです。
人類の知恵は、地球環境だけではおさまらなくなりました。
どこを求めるのかといいますと、
地球ではなくて、
宇宙に開発の場を求めていくことになるのは必須でしょう。
どうしてそのようなことになるのかですが、
人類の進歩は発見と発明が基礎です。
戦後60年間で、
人類の知恵は極端に飛躍しています。
限りない知恵の進化で、
より高度なものにチャレンジするようになりました。
いろいろなところに粒子力学や量子学を導入して、
最小のエネルギーで最大の力を発揮する研究も続けられています。
これらのものは、クオークの世界にまで進歩しました。
ニュートリノ物質を研究するような時代です。
地球の中でこれからの化学のあり方を模索しようとすると、
空気の存在によっていろいろな影響を受けることにもなります。
高度な精密な化学技術は、
地球では反応をして良い結果を得ることができないようにもなります。
宇宙を目指す人類の旅の幕明けの時代がきたようです。
人類の未来にとって、
宇宙は必要不可欠な場所になるのは必須です。
未来の化学や科学の進歩には、
宇宙という場所がどうしても必要になります。
作られている物質のすべては、
宇宙からはじまっています。
人類には、現象を追い求める知恵があります。
どんな物質にも何らかの現象はおこります。
地上の物質には、宇宙にはない化合物も沢山ありますが、
それらを地上で化学変化させていると、
空気との反応で性質を変えてしまうものもでます。
より高度な未来を目指す人間は、
地上の環境の限界を知ることになるのです。
人類は、宇宙を知りはじめてから、
まだ浅い歳月で、何も宇宙を知りません。
宇宙の大海原に船を浮かばせて、
宇宙で生活するようなことができるようになると、
そこから宇宙を知りはじめるようになります。
人間は500万年かけて地球を身体で理解してきました。
地球の複雑な状態も、
人間の身体で受けとめて、人間の身体と頭脳を進化させました。
地上のほとんどを理解できるまでに進化しましたが、
500万年かかっています。
人類の祖先は、500万年の昔に地球に誕生しましたが、
そのときの祖先は、地球の環境を知らず、
言うに言われないような苦労と努力をしていたに違いありません。
特に、生きて日々を生活することが、
最大の試練だったのではないかと考えられます。
ところで、
人間はどのような誕生をしたのでしょうか。
地球で、はじめて人間という生物が、
元始生物から形や構造を変化させて、
私達人間は今ここにいます。
ここにくるまでには気の遠くなるような進化をしてきたことでしょう。
元始生物が地球で活動するまでに、
おおよそ15億年です。
さらに数知れぬ進化をしてきています。
現代のような姿を獲得するまでの道のりは遠いものがありました。
地球の中で最も生きていられるような姿がこの肉体です。
地球の中では、人間の形が最も理想的です。
現代、能力をつかんだ人類は、
宇宙を目指しています。
必然的行動です。
どうしてかと言いますと、
目に見えない力は実在していて、
その原点が宇宙だからです。
目に見えない力と言うと、
まるでミステリアスに感じますが、
人間が地球に現れたのは、
ただ単に変化しただけのように思われます。
あるいは、生活しやすい姿になっただけのように思われがちになります。
必要だからこの姿になった。
それだけで生物が形を変えたのではないということです。
最も理想的な姿である人間の、
この肉体を獲得するには
統一的調和がなければなりません。
全体的調和も必要でしょう。
形に完全調和が示されるには、
それなりのエネルギーがなければ形を作ることはできません。
偶然という不完全なエネルギーでは形はできないのです。
常に完全な力が流れ続けていました。
その原点は宇宙そのものにあります。
宇宙のどこにあるのかと考えたくなります。
そう考えるのも人間の知恵の特徴です。
満遍なく広がり、常に満ち満ちているところ。
11次元という世界が現れている。
宇宙が11次元という結果が導かれたのは、
物理学の最高技術によって化学的数式から説かれました。
世界の宇宙物理学者が競って挑んだ宇宙の力。
到達したのが11次元宇宙実存というものです。
つまり宇宙は、11次元で成立しているというものです。
この11次元がすべてのはじまりになります。
11次元とは何か
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