訪問診療


 当医院を始め、浜松市歯科医師会会員診療所ではでは在宅で寝たきりのためにあるいは入院中のため歯科治療ができない方のため、訪問診療 「歯の往診」を行っております。お気軽にお尋ねください。斉田歯科医院 TEL 053-442-1220

寝たきりの方は全身的な病気をお持ちのことが多く、歯科治療を行うについてもリスクを伴う場合があります。従って治療前に患者さんの全身状態を把握しておくことが重要です。そのため浜松市歯科医師会では浜松市の委託を受け、訪問歯科診査(在宅で寝たきりの方は無料、入院中の方は健康保険扱い)を行っております。訪問歯科診査を行うことにより、訪問診療にスムーズに移行することが可能となります。詳しくは浜松市歯科医師会ホームページをご覧ください。


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禁煙指導

歯ぐきへの影響
 タバコはいろいろな病気の危険因子だということはご存知ですね。タバコにはダイオキシンなどの発癌物質200種類を含め、ニコチン・タール・シアン化合物・一酸化炭素など2000種類以上の有害物質が含まれています。ガン心臓病肺炎異常出産胃十二指腸潰瘍そして歯周病など50種類以上の病気と関係があります。意外と見落とされてしまう歯周病とタバコの関係ですが、歯周病に及ぼすタバコの害は重大なものがあります。今一度再確認しましょう。

【歯周病に及ぼすタバコの悪影響】
 浜松市歯科医師会が行った調査によりますと、次のような結果が出ています。
  
・タバコを吸う人は吸わない人よりも重症の歯周病になりやすい
  ・長期にわたってタバコを吸っている人は重症の歯周病になりやすい
  ・ヘビースモーカーほど重症の歯周病になりやすい


【歯ぐきに現れる症状】
 タバコに含まれるニコチンがはぐきの免疫力の低下を引き起こします。 そのため歯周病菌の進入に対して歯ぐきの抵抗力がなくなります。歯ぐきの腫れや出血は目立ちませんが、体の防御反応が弱まるためで決して軽症なわけではありません。歯ぐきの内部では致命的な骨の破壊が起こってきます。
 また喫煙者の歯ぐきにはメラニン色素が沈着し、黒ずんだ歯ぐきとなることが多いようです。

【症例1】 【症例2】
二つの症例の写真を見比べてみると、症例1では歯石が沈着し、歯ぐきの腫れが強いのに対し、症例2では歯ぐきの腫れは見られず、一見すると症例1の方が重症の歯周病のように思われます。


【症例1】 【症例2】
症例1は非喫煙者で歯ぐきの炎症は強かったのですが、徹底的なブラッシングと歯石除去により、比較的短期間で健康な歯ぐきを取り戻すことができました。症例2はヘビースモーカーでレントゲンを見ると、歯を支えている歯槽骨はほとんど残っていないことがわかります。喫煙者に見られる重症の歯周病といえます。

【症例3】
症例3は38歳女性喫煙者です。一見すると引き締まった歯ぐきで健康に見えますが、歯槽骨はかなり吸収しており、重症の歯周病です。また歯肉は全体的に黒ずんでおり、メラニン色素の沈着が顕著です。この色素沈着も喫煙者の歯肉の特長と言えます。


【禁煙法の実際】
 まずは禁煙宣言をして監視員を3人くらい決めましょう。
 お勧めは
ブラッシング禁煙法です。問題はニコチンの禁断症状より、口さみしさ!ブラッシング禁煙法は一石二鳥です。
 ニコチンの禁断症状が現れる方はニコチンパッチニコチンガムを使う方法が有効です。タバコ以外からニコチンを摂取することにより、ニコチンの禁断症状を抑えます。慣れてきたらニコチンの量を少しずつ減らして行きます。ニコチンパッチは医師・歯科医師の処方が必要です。ご相談ください。
 しかし一番大事なのは絶対に止めるんだという強い意志です。これがないと成功はしません。

 心臓病・脳血管障害も歯周病も同じ生活習慣病です。歯周病は歯周病菌が発病・進行に関わっていますので感染症ですが、生活環境・健康状態などに大きく影響されます。したがって歯周病も生活習慣病といえます。歯周病が心配な方は是非禁煙を考えてください。タバコをやめなければ歯周病の完治は無いといっても過言ではありません。
 禁煙により確実に歯ぐきに変化が現れます。一生自分の歯を使いたい方はもう一度真剣に禁煙を考えてみてください。

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