あじさい寺・加茂花菖蒲園・桔梗寺・飯田公園


 あじさい寺は遠州森町の西のはずれにある曹洞宗の寺で正式名は「極楽寺(ごくらくじ)」というが、何ともおめでたい?名前ではないか。写真に写っているおじさんはこちらを向いているがたまたま写った人。私ではありません。^^;
 例年6月の中旬から下旬頃にかけてが見ごろだそうで数万本のあじさいが咲き乱れるそうだ。

 
 何種類ものあじさいがあるそうだが、私が知っていたのは青いのと赤いのがあるくらいであった。土の性質が酸性化アルカリ性かで色に差が出てくるということは聞いたことがある。他に白いものとか、額あじさいとよばれるものがあるようだ。
 お寺の住職の話によると一番人気のあるものは白いあじさいだということであった。
 あじさい寺から車で10分ほど東に行った所に加茂花菖蒲園があり、5月〜6月いっぱい花菖蒲の見ごろを迎える。この日は真夏並みの暑さで菖蒲も少し元気がなかったが、いろいろな色の菖蒲が咲いており、菖蒲園の広さもあいまってたいへんすばらしい景観であった。
 上は紫のいかにもあやめといった感じであるが、これは白と紫の2色の気品ある花びらであった。
 この菖蒲園は菖蒲だけでなくあじさい畑や温室があったり、動物がいたりと退屈することなく楽しめる場所である。この写真は「額あじさい」の一種だそうだ。
 上と同じ種類の額あじさいだが色違いのものである。普通のあじさいとまた違った雰囲気があり、どちらもいいね。
 菖蒲園の中の温室で咲いていた形の変わった花。名前がついていたが忘れてしまった。もし知っている方がいたらぜひ教えてください。形が印象的で色もきれいだし、良い写真が取れるかなと思って思わずシャッターを切ったのだが、背景のボケといい、なかなかのものでしょ!
 敷地の一角にある加茂荘という和風の建物の中に池があり、そこにつがい(たぶん)の黒鳥(たぶん…白鳥の形をした鳥が黒かったから勝手にそう思ったのだけれど^^)が戯れていて、そこに日差しが入り、とても幻想的な写真が撮れたと思っているが、どうだろうか?
 敷地内の温室にはさまざまな動物たちがいる。その中にフクロウたちがいた。真っ白なものもいる。フクロウは夜行性。昼間はじっとして動かない。最初は作り物かと思ったほどだ。じっと見ていると、目がクルッと動く。ああ、生きていた。なんともかわいくてほほえましい表情をしているものだ。
 あじさい寺から車で数分のところに香勝寺(森町)があり、日本3大桔梗寺の一つだそうだ。多数の桔梗が6〜7月と9月の年2回見ごろを迎える。シーズンの真っ盛りには夜も見ることが可能だそうだ。写真のようにミツバチも蜜を取るのに夢中になっている!
 桔梗というと上の写真のようにまず紫色を連想するが、確かに紫のものが美しい。しかし庭内には白や、ピンクのもの、花びらが2重になったものなど、バラエティに富んでいる。
 お寺の一番高いところに行くと周りが開け、広大なお茶畑や森町ののどかな様子を見ることができる。
 飯田公園は浜松市の東部、大塚町にあり、浜松市の緑化推進センターにもなっている。そんなわけで公園内にはたくさんの種類の樹木や花が植えられ、訪れる人々の目を1年中楽しませてくれる。その中の一つがヨメイヨシノであり、きれいな芝生や池があり、花見の穴場的存在である。私もお酒とつまみと弁当を持って毎年通うのである。


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H15年12月 伊良湖・鳥羽にて(従業員慰安旅行)

 伊良湖は周りをさえぎるものが無く、ただでさえ風の強いところであるが、12月ともなると北西の季節風が吹きつけてご覧の通りの波しぶきが立つ。すぐそばを伊勢湾を出入りする大型船が通り、青い海、砕け散る波しぶき、何とも美しいではないか!
 伊良湖から鳥羽に渡る伊勢湾フェリーの乗船までの待ち時間を利用して、恋路が浜を歩いてみた。陽が西に傾き始めたのでわざと逆光を利用して、撮影した写真。
 傾きかけた陽に当たり輝く海、恋路が浜を一人歩く若い女性(うちの従業員だけど)、なにか芸術的な香りが・・・でもないかぁ。^^
 伊良湖と鳥羽を結ぶ伊勢湾フェリー。55分で鳥羽までわたれるのでたいへん便利。しかも乗用車は予約なしでよいので手間が省ける。ただ気をつけないといけないのは、伊良湖岬に向かうR42はオービスは設置されていないようだが、「ネズミ捕り」をよくやっている。何を隠そう、20数年前にこの道路でネズミ捕りにつかまったことがある。今回もやっていたが、対向車のおねえさんがライトで教えてくれて事なきを得た。皆さん気をつけましょうね!
 鳥羽といえば真珠。真珠といえば御木本幸吉。真珠と御木本幸吉のすべてがわかる「御木本幸吉真珠島」で海女さんの実演が行われていた。3人の海女さんが観客の前ですもぐりで海底のアワビを取るところを見せるのだが、この時期いくら海水のほうが気温より高いといっても、見てるだけで寒そう・・・。大変だ。
 海女さんには独特の呼吸法があってもぐる前、浮かび上がってきた時に「ピューピュー」と口笛のような音が聞こえる。「磯笛」と言うらしい。 海女さんにもそれぞれ能力があるようで、もぐっていられる時間や深さに差があるらしい。3人のうち一人はもぐるたびにアワビを桶に入れていたが、一人はもぐってもすぐ浮かび上がってきて私が見ていた20分ほどの間に一個も採っていなかったような気がした。まあその分美人だったからいいか。(^_^;)
 御木本幸吉博物館には真珠の養殖の仕方をはじめ、様々な種類の真珠の展示や真珠を使った装飾品・お宝の類が所狭しと並べられていた。写真撮影してよいのかどうかわからなかったので、デジカメのISO感度を上げてフラッシュなしてこっそりと撮ってきた。シャッタースピードが遅くなる分若干(いや、かなりかな?)手ブレを起こしているが、何とかその美しさがわかってもらえるだろう。

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H15年3月 河津にて(伊豆)        

 平成15年3月31日 少し遅めだったがなんとか河津桜に間に合った。ソメイヨシノと比べるとピンクの色合いが強いようだ。でも桜はいいね。
 河津の温泉旅館から見たループ橋と河津桜。ひとっ風呂浴びていい気持ちでシャッターパチリ!でもループ橋から、露天風呂が見えちゃうんだな。
 前日は台風並みの大雨。浜松を出発してから、伊豆に着くまでの間ずーっと雨。それも普通の雨じゃない。ワイパーが全然効かないくらいの大雨。でもそのおかげで河津大滝が豪快な姿を見せてくれた。ラッキーィ!


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