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= 電子のお針箱 リッカー マイティ1000 =

 リッカー マイティ 1000
 レザークラフトを始めてから、すべて手縫いで製作してきました。
 ポケット好きなため、バックには裏を付けることが多い(というか、今まではほとんど裏アリで製作。)のですが、裏地は布も使っています。

 これも手縫いにしていたのですが、もともと裁縫なんて小学校の家庭科の授業でやっただけ。
 未だに真っ直ぐ縫うことさえできません。
 革は菱切りを使うため、縫うという感覚があまりないのですが、裏地はまさに「お裁縫」です。

 だめだこりゃ。ということで・・・だめでもともと、機械に頼ろうと・・・
 我が家にも「ミシン」というものがあることは知っていました。
 女房が嫁入り道具と一緒に持参した、この 「電子のお針箱リッカーマイティ1000」 というマシ〜ン。

 ケースの収納状態からミシンに「変身」するのですが、その様子はさながらトランスフォーマーのロボット、古くはサンダーバードの秘密基地のようです。

 25年も前に、当時でも10万円以上する非常に高価なミシンだったようですが、子供が成長してからまったく出番はなく、すでに10年ほどお蔵入りの状態でした。
 一念発起、引っ張り出してみると状態は綺麗なまま、錆もなくヤケを除けば新品同様。

 見た目は大丈夫そうでした。が、取扱説明書がありません。
 弾み車を手で廻してみると非常に重たく、針が動かない状態。

 ほかのマシンの経験上、電源を入れることは差し控え・・・、こりゃだめかな〜。
 それこそミシンなんぞ、家庭科の授業のとき足踏み式のミシンをイタズラした以外に全く触ったこともない私には、縫い方はおろか、糸のかけ方や整備の方法も全く判りません。
 今やこんな時こそのインターネット。

 HPから、まずは取扱説明書を・・・ゲッ!リッカーって会社・・・もうないんだ。

 どうしましょ!? ということで「ミシン修理センター」というHPから問い合わせ。
 「マニュアルありますか?」のメール発信から2日で、この古い機器のマニュアルのコピーが到着しました。
 その間に、いろんなHPでミシンの使い方?を調査。
 やってはいけないことの確認やオイルアップも完了し、弾み車も軽く回るようになり、糸を通して電源を入れると無事縫うことができました。
 すご〜く古いマシンですが、もともとミシンの使い方も知らない自分にとっては、これが最近機種に見えます。
 どちらにしても自分はたいして使う予定はないので、レザークラフトはちょっと一休みです。

 少しの間、このマシ〜ンを壊れるまで使ってみます。
 今度はこっちにハマったりして・・・(※ 後日、実際に大はまりでした。 v(^^;) )