☆M.BENZ C220 H10 車検(指定工場より)で入庫時BAS(ブレーキアシストシステム)ランプが点灯した。早速OB91を接続ブレーキ信号が入っていない。ストップランプは異常なしだが。一応フォルトを消去してみる。おー消えないよ!!今度はブレーキを踏んだままフォルトを観る。「異常なし」。これはECUにいっているブレーキ信号がないからである。スイッチがOpenしたままだ。早速、ブレーキスイッチをはずしサーキットテスターで導通をみる。やはりOpenしたままである。交換ごフォルトコードを消し作動確認をし完成とした。
(診断時間約30分)

☆BMW E34 535
運転席のみヒーターが効いてしまいA/Cの効も悪い、で入庫、まずA/CコントローラーのCheck・・。風量が不良だ「Hightのみは正常だこれはヒーターレジスタ(BMWではレジスターではないが)」通称「刀」が故障している。ヒーターバルブは一昨年交換しているが又不良している。運転席のみOpenしたまましまらない。ユーザーに一度分解して良いかOKをもらいばらしてみた。意外と異物(錆び)が多くクーランとの汚れがバルブを固着させてしまっていた。組みつけたが応答性が少し悪い。ユーザーに告げると応答は悪くても閉まれば良いという事なので「カタナ」を交換しセンサーも清掃して完成とした。教訓は「クーランとは早めに交換しよう」です。(診断時間約45分)

☆チェロキー
1995年 エンジン始動しない、で入庫。早速ダイアグを見るとフォルト12「エンジンスピードセンサー」が不良らしい。次に本当に悪いのか単品テスト。センサーのコネクターを抜きサーキットテスターでみると0.03Ω最低200Ω位なくちゃいけないのに短絡してしまっている。これじゃエンジンかからないよ。3日後部品も到着交換しセルを廻すと一発始動、再度ダイアグを見てフォルトがない事を確認し完成とした。予断だがセンサーBMWのように2個つけるべきだと思う。(診断時間役15分)

☆10/17
 ゴルフGLI H7 朝スタート(A/T)できない。どうもメーンプレッシャの低下が臭い。で入庫ダイアグのフォルトはナシ、バルブボデーのグロメットも異常なしさてどこだ・・・。来週。まずA/TのOilパンをはずし脱落部品がないか、Oilの汚れはどうか、Check、油圧の測定もできない(測定ホールがない)脱落部品もなく電磁バルブの働きも良いようなので、一度フォルククスワーゲン浜松へTELしてみる、「フォルトもなくOilも異常なければ本体の場合が多い」ということで油圧の測定できないまま「不良」の判断はメカとして悔しいせめて測れるようにしてほしい。価格もリビルトで50万以上かかってしまう。(診断時間約1時間30分)

☆10/6
 1998年リンカーンエンジン不調、エンジンチェック点灯、で入庫コネクターがOBD2の16ピンだ。新型の”INNOVA3100”を使用してみる。このモニターはコードのみ表示で日本では¥72000で売っている。でも修理に使うなら、これで十分と考えます。早速OBD2コネクターを差し込む「ピッピッ」音とともにもう答えが出ている。速さにびっくり・・・。P0422P0423とでた。それを換算表で見ると、
P0422 Main Catalyst Efficiency Below Threshold (Bank 1)
P0423
Heated Catalyst Efficiency Below Threshold (Bank 1)
と出た意味は「右バンクの触媒の機能低下」だが年式、走行距離からキャタリスト寿命と思えないので一応
”ERASE ボタン”でメモリーを消した。再度エンジンを始動して上記が表示されれば触媒不良が考えられる・・。がエンジンCheckランプも消えフォルトも出ない。P0423はエンジンの点火爆発がうまくいっていないようだ。要するにコードリーダーで読めないところです。
修理結果は来週お楽しみに。 INNOVA3100のHP

☆10/5 
BMW E36時々エンストする。積載車で入庫、早速始動してみる。異常は感じない。ダイアグ 
(OB91)を接続。「なになに!!ダイアグコードが読めない。車のECUと通信接続できないOB91が故障か・・・!!」そこでもう一台”OTCエンハンスドモニター”を接続「やはり通信ができないよ・・。」これはECU(シーメンス社)不良である??でもエンジンは快調だ。と、もたもたしていると「プシューン」と・・・。エンストだあー。一応診断はECU不良、でもrpmセンサーも臭いお客さんには「ECUとrpmセンサーの両方交換可能性あり見積もり15万位覚悟して!!」と伝えたOKを頂いた。翌日、ECUを取り出しハンダ付けのCheckをし疑わしき所を再ハンダ。その後もコード読めないので、BMW DMEチェッカーで見てみた「おー読める」「rpmセンサ−不良だ」さすが純正の機械だけある。と思いきやOTCエンハンスドモニターでも同じ答えだ。センサーを交換しコードをリセット、試走し完成とした。請求は4万+(税込み)である。
反省・・。「ハンダ・・。」違うなー。結論「モニターの操作未熟」で診断までに5日もかかってしまい、未熟さがお客様に負担がかかってしまった。(もちろん納期には十分、間にあったが反省事項である。)何回Tryしても読めないOB91はメーカーに問い合わせ中。

☆10/3 
BENZ124 アイドリング不調、A/C効かずで入庫診ると「ABSランプも点灯」している。これはオーバープロテクションリレーのヒューズの溶断と診断「やはり切れている」交換後ABSランプは点灯しないがエンジンは相変わらず不調だ。アイドルコントロールに電気来ていない、ピン87番に電圧ナシ、リレーそのものもが不良しているようだ。よくあるハンダ溶断か!!取り外し分解すると案の定!ハンダを付け直し取り付けると
アイドリングも次第にコントロールされてきた。排気ガスを測定し最後の調整だ。COは0.05%、HCはほとんどゼロに近い、AFRは16.0、CO2が15.5%、O2は6.7%で絶好調のエンジンに仕上がった。ほぼ完全に作動させると加速もよく公害にも影響あることが良く解かる。リレーは安全のため交換した。

☆9/12
 H6 VWベントが始動しない、集中ドアーロック不良で入庫。ダイアグテスターを接続「battery voltage is low」を示したのでバッテリー交換し、一発始動。続いてフォルトコードを読み取る「エンジンはノーフォルトだが、A/TのECUがエンジンECUと遮断」これが結ばれていないと変速ポイントが実走行に合わせ自動的に行われない。つまり走行には困らないが燃費とフィーリングが悪化する。(知らずに乗っている人が多い)早速A/Tのフォルトを消去、実走行し変速を確認し最後にもう一度コードを読みフォルトがない事を確認した。センターロックは自然治癒、というよりバッテリー電圧低下でバキュームポンプが働かなかったとし完成とした。

☆9/4 セルシオUCF11 H4 アイドリングきかずエンストしてしまう。初めての入庫なので「Fガラスフイルム、タイヤの飛び出し等あると整備受けられない」事をお客様にご理解頂き、明日訪問の約束をした。

9/5
 あさ10時現着、2-3ユーザーに問診しエンジン始動やはりアイドリング回転数が低い、その場でダイアグ「O2(オーツー)左右の電圧低下」「ほんとーそんな同時に左右いってしまう〜。」早速工場に持ち込み単品TEST、やはりO2(オーツー)の電圧はOK。「トヨタはO2いかれてもこんなにフイーリングは悪くならない。」と、メカニックの弁。ではダイアグ21項目で表示されない物は・・・。「アイドルコントロールバルブだあ〜」しかも断線とか、レアーショートでなく固着くさい・・。早速、取り外しキャブクリンで清掃取りつけて・・・。さてどうか「お〜」OKではないか。スタートから全部作業終了して1時間30分、セルシオが快調になった。フォルトメモリーを消したがO2フォルトが消えないので明日交換します。完成はあした。
 

今回、活躍した「TOYOTA電子マニュアル」(上)何でも載っていて、これがあれば修理の時間短縮と、また、確実に直すことができでき必需品と感じる。本と違い検索が断然早く、劣化もなく第一コンパクトでスペースセーブになる。UCF11用\15、000です。
9/10 片側のO2ではフォルトコードは消えず、左右のO2交換になった今日もう一個O2入庫したので明日のお楽しみで〜す。
9/11酸素センサー(O2センサー)を左右交換しフォルトコードを消去してみる「今度はOKだ」その他もDATAストリームを見て異常無しと判断し完成とした。

☆9/1 BENZC250D、A/Cの風が正面のダクトより出ないで入庫、正面のフラップが開かない。フラップバキュームモーターはOK。だったらECUかバキュームバルブか。ダイアグでみて診るとどうもバキュームバルブらしい。早速、ヤナセに注文交換し修理を完了した。ところが納車前完成検査をしてみる「あれー動かな〜い・・・」ヤナセに文句をいい交換してもらうヤナセいわく
「他が原因だったら返品したのも買ってもらいますからねー」完動そして納車。

9/3
 「まただめー」次の日にユーザーよりTEL「うん〜」
何か他に原因あるなあ・・??。入庫したら研究してみょうーと。

9/10 250Dが再入庫、まず、エヤコンのダイアグノーシスを見るとノーフォルト「電子関係はOKかー」とするとやはりコントロールバルブかー。でも点火後(始動後)約10分位は正常だ。その後ECUからの信号が途絶えてしまう。再度配線チェックから開始。やはりECU内部が臭い。数分後突然ECUからの信号が途絶えた。「今だー。」と出力側(マイナスコントロール)のダイオードが不良している。4個並んでいるうちの1個がだめだ。とりあえずそばにあったダイオードと交換してみたが同じだった(容量不足)なので明日、電気屋さん行って来ようと考えている。完成はお預けになってしまった。電流も測定の必要ありだなーこれは。

☆8/26 ゴルフ 1HADY H7 オートマチック4速がスリップする。ということで入庫乗ってきたメカニックに聞くと1,2,3速はシフトポイントが上に(高速)いっている以外異常なしDレンジの4速に入ると駆動がなくなる。確かに私が乗ってもスリップというよりNON駆動だ。早速、トランスミッションダイアグノーシスをみる。エンジンはフォルトなし、A/Tは「おーおー」沢山出てる。ためしにフォルトを一度消してみる。すると「ノンフォルト」・・。そのまま車を走行させてみた。「1-2-3-4・・スリップ」そのまま200メートルほど走行再び3速に入れ工場に帰りダイアグ・・・。「ノンフォルト」「これはメカ故障だ!」リフトに掛けA/TのOILパンをはずすとOILのそこからスプリングやらバルブ、その他が脱落している。「これが原因だー」完了したら報告しま〜す。(その間約35分)8/30 バルブボディーの目クラがプラスチックなので内部圧力で割れてしまっている4個新品に交換。純正OILをいれ走行してみる1.2.3.4速シフトの間隔は悪いが駆動はしている。早速OB91でフォルトを消しアダプテイション機能でエンジンECUとオートマチックECUが通信が行われているか確認しTEST走行しシフトポイントが正常である事を確かめ完成とした。

☆8/25 ボルボV70時々ABSランプ点灯、ダイアグは「リヤー車速センサー不良」。「おーこれはセンサー交換でOK」と考え2日後交換してダイアグを再度チェック、OK、納車!!。すると30分もしないうちに「ランプ点くよー」・・・・・・。ダイアグは必要だが100%ではないことを経験(まあー時々あるが)。検討しメドがついたら再入庫なので後日報告で〜す。検討会9/2 ECUのドライブ電圧5Vがない〜い??じゃーECU不良ジャン・・・。ほんとかなー・・・・。ECUのドライブ電圧5Vかけてみたら?

☆8/25 BMW E36洗車後始動できなくなった。と入庫、ダイアグテスター接続するも通信できない。エンジンだけでなくA/Tも読めない。「おー」ABSは読める。そこでECUに電源が入っているかどうかチェック、OKだ。ということはエンジンECU不良、A/TのECUも不良かも知れない。そこでエンジンECUをはずして観る。濡れたあとがある。ふたを開け中を見るとカビだらけである。「多分助からないだろーなー」一部錆びてもいる、パーツクリナーで清掃しエアーで飛ばしててみる。良く乾かし車に取り付けてOB91テスターを接続してみる。「何とか、お話ができるようになった」通信できフォルトコードが「電源異常」を表示。フォルトコートを全部消し「理論上はかかるはずだ」セルを廻してみる「ブスブス」点火している音だ。
アクセルをコントロールしながら再度セル。始動はしたがアイドリングと2000rpm付近でA/Fが狂っているようだ。
「ECU交換」です。(約40分)

白いところがカビ

☆8/2、OPEL(H10)ベクトラ エンジンチェックランプ点灯で入庫、オペル用ダイアグでコードを読むが「あら、読めない」それでは、最新型のダイアグテスターで・・・。おや、それでも読めない、仕方なしフラッシュで見ることにする10,3,4,10 ほー、4デジット。フォルトは1個だけのようだところがコード換算表がない。普段機械に頼りきっているのでこんな時困るなー。とボヤキながら社内の図書を探しまわる。と若いメカニックが「平成10年はPコードだよ」と言うので、「あっそうか」Pコード表は私の机上にある。「灯台もと暗しー」P0340でいいのか〜。「カムセンサー・・・・。」早速単品テストに移る「通常は何オーム?30-200Ω」要するに導通あればよしか!
現車は「無限大いや1MΩ」これは「構造上無限大だよ」「これが不良です」。ついでにTベルト、オルタネーターベルトも交換し修理を終了した。

注意
最近
OPEL全車Tベルト切れ(山飛び)で入庫が多くあります。3-5万キロ以上走行の方、早めに交換したほうが良いです。切れると30-40万円かかってしまいます。交換なら6-7万円ですみます。

7/3 E39 BMW525平成10年式 時々エンジンがふけなくなる!!
早速ダイアグノーシスでECUのメモリーを呼び出してみた。フォルト46でカムセンサーとでた。でも現在はなにごともなく調子は良い。カムセンサーの単品TESTをメカニックに指示したが異常なし!!時々悪くなると言うので「まずCAMセンサーに間違いなし」でも100%特定せずに部品交換ではメカニックとして情けないので特定をするように検査方法を変えるよう指示。翌日、「気温が低いときOpenになる時がある」「内部半断線」と確定、フォルトも温まると発生。カムセンサー交換後はフォルトコードも出ず修理は完了した。

4/10メルセデス・ベンツ500SE、”1週間乗らないとバッテリー上がってしまう”新品なのに・・・。暗電流が多いかなー。多い0.8Aも流れている。ヒューズを順に抜いてみる16番と17番は通電している。大きいほうは17番ヒューズだ。この回路が怪しい。A/C系だ。たどってみると、どうもコントローラーがくさい。でも17万するので確定しなければならない。Netで持っているところを探す。「貸してやるよ」の声。「オー」やはりこれか!!終了

4/8 エヤコン効かないと入庫、車はローバー2202リットルDOHCターボ付き・・。早速圧力計をつけてエヤコン(以下A/C)を入れてみる。コンプレッサーは回り、室内FANは異常なしだが冷風は来ない。圧力を見るとアイドリングで高圧5K 低圧も5K近い、エンジン回転をあげると7kと1.5k・・。「おーGAS不足」134aガスを1本追加と、そのとたん高圧30キロ低圧2キロ「ホースが爆ぜるゥー」とその時、安全装置が作動、コンプレッサーがCUTされ「フー」・・・どこか詰っている。詰るところはもう決まっている。エキパンかレシーバーだ。まずはレシーバーを外し吹いてみる「抵抗なし」。と言うことはエキパンが原因している。早速ローバー浜松へ見積もり依頼。ななんとエキパン¥42000する。レシーバーは¥35000もする。でもローバーはHONDAの技術が入っている。と言うことは「国産で・・・・」「あッター」¥4600である約1/10これで行こうお客さんも喜ぶかもねー。その後交換し真空引きOIL注入134GAS入れ締めて¥43000エキパンの代金で完成した。



4年目にしてやっと咲いた会社の庭桜とCJU

PDAに診断OBDUプログラムをインストールしてあるCJU。
3/5 今日、最新のオフボードコンピューターを試してみた、小型と言うより「小・い・さ・い」感じ。普通の手のひら電卓の大きさだ。ここ数年USで買いGBで買い日本で買い。ダイアグノーシス関係に投資して来たが、OBDU装備の新型車が3年の保証も過ぎボツボツ故障しつつある。今はダイアグテスターがないとほとんど修理できない。フラッシュコード(自己診断)でも修理できないことはないが、スピードの点で比べ物にならない。
ABS、SRS、P/S、A/T、A/Cからアクティブサス、ASC(アンチスキット)付きにいたっては,この機械(オフボードコンピューター)がないと修理に膨大な時間と労力を費やすことになる。とても、採算どこではない。それでは「デーラーに持っていく・・・。」教えてもらうのは良いが、デーラーも「忙しいので予約し2-3日後に入庫してくれ」と言う。さらに修理完了まで数日かかる。クレーム、やりコールならいざ知らず”自動車整備業”の看板にかけてそんな事は面子にかけてしたくない。尋ねる事は私も良くするがやはり「自社の手で・・。」が基本である。話はだいぶそれたが、この新型テスターは小型ながらペンタッチで米車、欧州車のほとんどが読めてしまう。ただ残念なのは今の所エンジンのみだそうであるがすべて読めるようになるのは時間の問題だろう。価格は他のテスターに比べて圧倒的の安く,OBDUなのでカートリッジの買い足し交換の必要もない。価格は15万だそうです。一台買ってみてはいかがでしょう。!!(下記写真)








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