☆BMW 325 E36 H4 通常走行は何ともないが、高速を走行すると温度計が上昇する。サーモスタットは昨年4月に交換済み。
朝、一番よりサーモセンサーを取り付け始動、アイドリングで約20分ほどで90度をOverセンサー温度は40度だ「水が廻っていない」サーモスタットの温度TSET「ラジエターのアッパーホース」の温度を測定「開いている」OKだ。これはウオーターポンプに原因がありそうだ。分解するとポンプの「インペラ(プラスチック)が割れてシャフトの間で空回り」私ならこんな重要な部品の材料はもっと厳選します。BMWにももっと良い材質を「新品も同じでした。」
”がっかり”
☆スカイライン H8 RB25 始動しない。セルは元気良く廻る。
診断調査すると、ECUリレーのコントロールが出来ていない。このリレーは結構重要な役割をしている。つまり、事故等で電気負荷がかかった瞬間、「燃料が漏れない内に点火を遮断する」機構だ。メーカも大変だなと感じたこんなところまで・・。リレーを2個も使い。でもいざとなるとこれで車両火災もかなり防げるだろう感心だ。調べるとECUだ。中のプリントをレンズで見るとハンダ不良ではない、電気的だ。デジタルテスターで回路検査すると。コントロール用のトランジスターが1つパンクしている。相当品、同等品と交換すればOKだが明日ほしいと言うので、ECU内で同じ作動をしているところを探すがなし。仕方なくコントロールリレーの配線を変えユザーに「安全装置であること、事故の際まずKeyを切るよう伝え」ECUを早期交換するよう忠告した。しかし、日常使用に何も不自由を感じないので交換してくれるかどうか???
☆ゴルフ4 H8 時々失火する。
朝、冷えているときスタートすると500-1kmで片打ちになるらしい。今朝早速試運転するが好調だ。また明日の宿題だ・・・。再入庫、症状なし、ダイアグは相変わらずナシだが、配線やECUの内部異常なしを確認と突然片内発生、波形を見るとやはり2番の点火回路の正常波形が出ない。これはイグナイター系だ。GOLF4のマニュアルがないので念の為フォルクスワーゲン浜松にダイアグを調べに行くが相変わらず「ノーフォルト」。もう間違いないと決め付けイグナイターを発注。3/17に部品入庫さてどうか・・・。
2日後部品を入手交換した。その後帰ってこないのでOKとした。やはりイグナイターだ。部品は¥35000工賃は診断料含め¥16000の請求になった。
☆BENZ E320 (W124)アイドリングが下りエンストする。(3台入庫)
これはお客様が遠方(約70Km)と遠方である。怖くて乗って来れないということなので、さしあたりTELで対処、電話で「オーバープロテクションリレー」のヒューズを交換してもらう15A(通常10A)がついているので過去にもきれた可能性もある。一応アイドリングは効くようになったが650rpm、Dレンジで500rpm位になってしまうので、「スロットルボデーのカーボンつまりだ」。そのまま来社するように薦める。OKと言うことで約1.5時間後に到着。翌日分解、清掃し組み付け調整、ダイアグチェック、CO、HC、CO2、CO、O2、ラムダ等を測定しベストSETをし完成納車。ただ先ほどの15Aのヒューズがこの車の今後の宿題になるだろう。
☆BENZ C200 バニテイーミラーが点灯しない
この車のバニティーミラーは照明電球はかがみの左右で2個使用している。電球は用意したが同時に点灯しないのでまずはバイザーを分解してみるとマイクロSWの押し込みボタンがない。それでは何処かに・・・。ミラーを振動させると「ポロッ」と落ちてきた。見ると縁がわれてボタンが押し出されてしまっている。「プラリペアー」で部品を作り溶着した。プラリペアーはなかなか役立つ。ほとんどの材質に対応している補修材である。
☆BENZ C240W H8 当て逃げされた。
リヤーゲートに長さ20cm幅1.8cm深さ1.5mmのキズBPで修理すると5-6万は軽くかかってしまう。そこでデント修理をしてみる。と、ヘコミは修理できたので直角に見るとOK、塗装がこすられているので「透かす」とわずかに痕跡がわかる。(全く解らない場合も多い)ユーザーに確認してもらいOKをえた。修理代は¥15000ほどですんだ。
これからのBP修理のかなりの部分を占めると考えます。
デントリペアーは053-587-7530西部自動車、鈴木まで
メールで写真2-3枚送っていただければ修理可能かどうか連絡します。
☆オペルビータ H7 車検で入庫、エンジンチェックランプがKeyONで点灯しない。水温が上がらない
まずダイアグを診る。エアーフロー、スピードセンサー、ノックセンサー、スロポジetcたくさん出てきた。以前の自動車屋さんの苦労の後もインプットされている。おまけに電動FANが常時回転ししまっている。
次にエンジンチェックランプがキーオンで点灯しないのでコンビメーターをはずしてみると、なんと、なんとバルブソケットがついていない。時々点灯するので”取ってしまった”とかんがえる。このランプのもつ意味と重要性を知らない人が整備したらしい。たかが電球1個だが危険極まりない。
バルブを取りつけてもさしあたり点灯しない。次にダイアグでメモリーを全て消し実走行をした。約2Kほど走ったところでランプ点灯、すかさずダイアグをみると”ノックセンサーフォルト”その他不明フォルト2個。工場に帰りセンサーの単品TESTの結果はまずは”ノックセンサ”これが不良、不明なフォルトも影響無し。次にラジエターFANの廻りっぱなし。よくみるとセンサーの所で短絡して意図的に廻している。温度が上がりすぎるので電動フアンを直結にしてあるようだ。こうすると電動フアンは6ヶ月で破損するのでユーザーはさらに無駄な出費をする事になる。この場合まず、サーモスタット、ラジエターの詰まりウオータポンプの不良が考えられる。簡単なところから診るべきであるのでサーモスタットを取り出してみる案の定サーモ不良(半開き)1万円以内で出来るのに無駄な改悪をしたものだ。整備士ならもっと勉強していただきたい。
☆BENZ E430 H9 時々ABSランプが点灯する。ハンドル取替え後エアーバックのランプも点灯する。
まずABSは何かしら原因がある。まずOB91で診てみると、やはり「ブレーキスイッチ フォルト」「他にコードC1054」が出ている。まずブレーキSWを交換、以前のフォルトをクリヤー。次にステアリングとエアーバックをAMG用に交換してあるのでC1054も出てしまう。リセットできないのでエヤーバックをはずし単品テスト後慎重に組み付けOB91でクリヤー今度はOKだ。再度、エンジン、A/T、ABS、SRSと順にフォルトのないことを確かめ完成とした。
☆BENZ E320 H8 エンジンアイドリング回転が高く(1200-1500rpm)なってしまった。
ダイアグを読むと「スロットルアクチュエーターフォルト」単品TESTをすると異音も発生している。この部品は高価(¥130000位)なので確実なところで部品発注となる。
☆BENZ 300E 1989 並行車
初めての入庫車「エンジンがかからない」ということで入庫、まず、バッテリー不良だ。交換し早速診断に入る。まず試乗してみると、ハンドルの遊びが大きい、エンジンの吹き上がりも悪い、マフラーも大きい穴があいているのでエンジン診断(排気ガスのサンプリング)もできない。スパークプラグは真っ黒。
長い間整備をしていないのでお金がかかりそう見積りは4/8に発行予定
詳細は後日報告
☆ダイハツ ミラ ターボ 時々オーバーヒートする。で入庫
まず、試乗してみる。別に異常を感じない。水温も83-5度を示し、ラジエターも噴いてしまう事もない。次にアイドリングのままにしておいた。2-3分位すると電動FANが廻り始めた。廻ったは良いけどかなり長時間廻っている。ちなみにラジエターのホースの温度を測定、UPホースが75℃ありLOWホースが29℃冷たく感じる。しかし、電動FANは廻っている。”冷却水の循環が悪い”考えられるのは、@サーモスタット不良Aラジエターが詰っているBウオーターポンプが不良が考えられる。ユーザーに最悪ポンプ交換の予算を告げOKをいただいた。
今までが当社の無料診断これからが分解も伴うので有料診断になる。
早速、サーモスタットを取り外しなべを用意、デジタル温度計をSETし、コンロを点火。なになに、90℃をOverしても全く開く気配がない。”こりゃダメだ”の結論よりサーモスタットを発注した。ラジエタも清掃し2日ほど試験し完成とした。