スズキカップについて |
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〇年〇月〇日 |
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常時受け付けておりますので、応募をお待ちしております。(応募はホームページ管理者か、役員まで)内容は特に限定しません。テニスに関することから、テニス以外の趣味に関すること、紹介したいデートスポットやお店についてなど、またツーリングレポートや旅行記など、なんでもOKです。よろしくお願いします。記念すべき第1回は、私から書いていきたいと思います。 ・スズキカップについて 来月(4月)12日(土)にテニス部恒例の「スズキカップ」が開催されます。 現在参加者は少ないようですが、去年から新入部員も増えまして、内容を知らないために参加を見合わせている人も多いかと思います。そこで「スズキカップ」について少し説明したいと思います。 私の記憶が確かなら「スズキカップ」は93年から行われていると思います。ですから今回でちょうど10回目ということになるかと思います。「スズキカップ」設立当初の目的は、「冬場にも女子部員達にクラブへ参加してもらう」ということにあったと思います。そういったこともあり、いままでは11月から12月に行うケースがほとんどでした。また93年から94年当時は、女子部員も多く、またほとんどが初心者に近い状態であったので、初心者女子でも楽しめるようにルールも工夫されました。そのルールが男子部員達を奈落のそこへ突き落としたのは、みなさんご存知のとおりです。 知らない方もいるので説明しますと、その当時のルールは、 1.男ダブVS男ダブはハンデなし。 2.女ダブVS女ダブはハンデなし。 3.MIX VS MIXはハンデなし。 4.男ダブ VS MIXは、30ハンデ。 5.男ダブVS女ダブは40ハンデ。ただし男子が女子にサーブする場合は、1本のみ。 確かこのような内容だったと思います。お分かりのとおり、ベテランはともかく、男子にとってはMIX以外に選択肢はありません。結果として上位をMIXが独占しました。当然状況をわかっている男子部員は血眼になって、ペアーとなる女子部員を探したのは言うまでもありません。ちなみにそのときに、恋が芽生えたかどうかについては、未確認なので、練習の合間にでも、諸先輩方に確認してみてください。 ここで、バサロスタートが規制される前の鈴木大地のように(知っている人も少なくなってきたかな?)、このルールを最大限に生かした人がいました。そう言わずと知れたS村夫妻です。ルール上はレベル別で区切らなかったので、S村K子さんは、毎回のように決勝に残るという偉業を達成してしまいました。 そこで5年目あたりから少しずつルール改正が行われるようになりましたが、レベル別で判断すると、どうしても主観が入り、公平なレベル分けが、なかなか難しいという状態で、結局MIXの女子レベルで順位が決定するという傾向は、ここ最近でも変わることはありませんでした。 そこで今年は、新生スズキカップということで、開催を4月に設定し、基本的には男子ダブルスと女子ダブルスで分けて試合を行うこととしました。現在ルールも検討中ですが、できるだけ互角な戦いになるようにしていきたいと思います。参加者が少ないと盛り上がりませんので、多くの方の出席をお待ちしています。また「スズキカップ」についてご意見等ありましたら、役員まで連絡をお願いします。 今回は、部報の延長みたいなコラムとなってしまいました。次回からもう少しコラムらしくしていきます。 |
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ストリングについて |
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〇年〇月〇日 |
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●ガット&ストリング 以前はナチュラルをガット、シンセティックをストリングと呼んで区別していましたが、現在では曖昧になってきています。 縦糸をメイン、横糸をクロスと呼びます。 ストリングは軽視されがちな傾向がありますが、ポールと直接コンタクトする非常に重要な部分です。劣化したストリングでプレーし続けると思うようにボールが飛ばないため、フォームを崩したりケガの原因にもなります。注意しましょう。 寿命は張り上げからナチュラルが6ヶ月、シンセティックが3ヶ月(ポリエステルは2週間〜1ヶ月)と言わています。少なくとも半年に1回は張り替えることを心掛けましょう。 ●シンセティック 化学繊維で作られたストリングを一般的にシンセティックと呼びます。 ほとんとがナイロン繊維を中心に構成されていますが、近年ではポリエステルやアラミドをはじめ様々な素材を使ったものがあります。 加工しやすく大量生産ができるので価格が低く、ナチュラルよりも購入しやすいです。 種類が豊富でプレーヤーのスタイルに合わせたストリング選びがしやすいのも特長です。世界中のプレーヤーに愛用されています。 ●ナチュラル 天然素材で作られているストリングは一般的にはナチュラルと呼ばれます。 かつては羊の腸繊維を使っていたため「シープ」と呼ばれていましたが、現在ではほとんどが牛の腸繊維を加工して糸にしています。 ホールド感や打球感に優れ、多くのプロ選手が愛用しています。しかし、シンセティックにくらべて価格が高く取扱もデリケートです。 ●モノフィラメント シンセティックにおいて、単一素材がストリングの中心部に芯として存在し、その周りに細かい糸(側糸)を何本も巻き付けて作られたのが、モノフィラメント。ストリングに芯がある構造のため耐久性に優れ打球感もハードです。 しかし最近では、芯をやや細くして側糸を多くしたタイプ(モノマルチと呼ばれる)が注目されています。このような構造にすると、耐久性に優れたストリングにもかかわらずソフトな打球感を得ることができます。 価格は¥1,200〜2,000位です。どちらかというとハードなタッチを好む競技者向けです。 ●マルチフィラメント シンセティックにおいて、非常に細い糸(フィラメント)を何本も束ねて1本のストリングを形成しているのが、マルチフィラメント。ソフトな打球感やボールのホールド感が高く、ナチュラルストリングに近いフイーリングを持ちます。 しかし、細い糸で構成される分、耐久性は犠牲になります。 価格は¥2,000〜3,000位です。ソフトなタッチを好む競技者や、寿命が気にならない女性、初心者向けです。 ●テンション ラケットにストリングを張るときはストリングをある一定の力で引っ張りながらセットします。 このときの引っ張る力を数値で表したものがテンションです。 ほとんどのラケットがポンド(1ポンド=約0.45kg)で表記されています。つまリ60lbs(ポンド)というのは、約27kgの力でストリングを引っ張っていることになります。 一般的には、「力のある人はテンションを高くし、非力な人は低く張ろう」と言われます。これは、テンションを高くするとラケット面が固くなりポールの飛びすぎを防げ、低くするとラケット面がやわらかくなってボールが飛ばせると考えられるためです。 ただし男子トップ・プロの中にもソフトテニス並みの45lbsで張り上げ、200km/h以上のサーブを放つ選手もいますので一概には言えません。 ●ゲージ ストリングの太さのことで、通常1.30mm以下を「細いストリング」、それ以上を「太いストリング」と呼びます。 −般的にシンセティックの場合、ストリングが細くなると耐久性は落ちますが打球感がシャープになり反発力も高くなります。 一方、太いストリングは耐久性は上がりますが打球感が重くなり反発力も落ちてしまいます。 ナチュラルの場合はゲージによる打球の変化は少ないようです。 ●特殊な素材のストリング 近年プロの使用者が増加しているのがポリエステル製のストリング。最大の特性は他の糸よりも切れにくく、非常に丈夫であるという点と安価な点です。 他にも従来はストリングに用いられることがなかった素材達が次々と採用されはじめました。 チタンやザイロン、アーメットなど、多くの耐久素材を使用したストリングが出てきました。 耐久性を上げると同時に振動吸収性や反発力も上げることが目的とされ、色々な性質のものが出ています。 ちなみに私は耐久性や価格の面、私の使用するDUNLOPラケットとの相性からBABOLATを愛用しています。 現在はメインにポリエステル(PRO HURRICANE or PRO HURRICANE TOUR)の細めのゲージ、クロスはXCEL PREMIAL かCONQUEST とハイブリッドにしています。 (ナチュラルは使ったことがありません・・・・。高いんだもん。) |
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