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★ZOO 乙一 333P 1,500円 -10-
ZOOという題名通り、人でないものが陳列された短編集です。
いくら何でも、死体がたくさん出てきすぎ。
悪くないのですが、読むのが疲れます。
やっぱり、良い話が読みたいですね。
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夜陰譚 菅浩江 261P 北部図書館蔵書 -11-
恐いです。身近にある狂気が一番恐い。
菅浩江さんといえば着物ですが(ってハヤカワSFの著者紹介の写真が着物だったというだけだが・・。)、着物って色っぽいですね。
そういう話が2つと、あとは狂気の話。おまけが1つの構成の短編集になっています。
ZOOのあとなので、ホラー系の話は避けるべきでした。余裕があるときに読めばもっと疲れずに読めたかもしれません。
狂気のせいといってしまえば終わりなのですが、どうも理解できない部分があったのも確かです。
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幸福の遺伝子 早野梓 381P 北部図書館蔵書 -12-
静岡に住む自分にとっては結構身近な存在である富士五湖だが、樹海となると少し話が違う。
氷結・風穴程度は行ったことがあるが、樹海の全く知らなかったいろいろな面を見せてもらえて楽しい小説でした。
しかし、「フラクタル」や「幸福の遺伝子」など、すこし煩わしい。というか、自分自身整理ができない。
人の生き方に迫る重要な問題を正面から扱っているので無理もないですが、もうすこしわかりやすければ・・と思いました。 |
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★夢の灯りがささやくとき 上 ダイアナ・マーセラス 493P 880円 -13-
シャーリアの魔女3部作の2冊目。
話は進まない。ファンタジーは好きなので読めるが、この本の良さは何なのだろう・・。ロマンチックなところなのか・・。
ハーレクィンロマンスって読んだことがないが、こんなものなのだろうか?
加納朋子さんの本を読んで、女ってこんなかんがえかたをするのかあぁぁぁぁ・・・!と唖然としたことがあるが(今となって考えると、勿論女だからということではない。あれは、あの本がそういう主題だったからでなのですが)、この本も妙におんな女しているような感じ。それが良いのかもしれない。しかし・・。話が進まない。 |
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★夢の灯りがささやくとき 下 ダイアナ・マーセラス 506P 880円 -14-
進展はないが、登場人物が急激に増え、時の車輪を思わせる。
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