2004/09読書日記

2004年09月05日
喜知次 乙川優三郎 講談社 P360 古本 \200 + 送料 -98-

 端正な美しい話です。乙川優三郎さんらしい良い話です。
 古本でも自分の本になってよかったと思います。
2004年09月05日
銀の雨 堪忍旦那為後勘八郎 宇江佐真理 幻冬舎 西奈図書館蔵書 -99-

 伊藤深水の表紙がいいですね。
 内容はいまいちかな?宇江佐さんには期待するところが強すぎてどうも・・評価が辛くなってしまうのかな?
2004年09月05日
★あかね空 山本一力 文春文庫 文春文庫 P411 \590 -100-

 第126回直木賞受賞作。
 良いですね。流石直木賞受賞作。
 個人的には、第二部は要らないんじゃないか?という気もします。

 第一部の主人公「永吉」ですが勤め先の取引先の銀行(SMBC)のK丸さんを思い出しました。
 本の登場者を現実の人間に当てはめてみることはあまり無いのですが、関西人で大男。
 どうもK丸さんにを思い出してしまい。そこで固着されてしまいました。
 UFJのK藤さんも関西人で大男ですが・・。不思議ですね。

 山本一力さんもガシガシ読んでいきたいと思っています。
 
2004年09月12日
空の境界 The garden of sinners 上 奈須きのこ 講談社 431P 北部図書館蔵書 -101-

 話題の「空の境界」ですが、図書館で見つけて早速手提げ袋に入れて他の本を物色していたら、中学生らしき少年達が、「あれ〜、ここにあったのに」「惜しかったなあ」とか話をしているのです。
 さすがに「これかい?」と渡してやるのも恥ずかしいので・・。かわいそうなことをしました。

 この本で感心したのは、上巻の切り方ですね。「エヴァンゲリオン」の映画版の1作目の終わり方みたいです。
 仕方なく、書店で下巻を買いました。

 これも「エヴァ」などでお馴染みですが、それらしい専門用語を連発して読者を煙に巻くのはどうでしょうか?
 いろいろ書いてしまいましたが、面白い本であることは確かです。
2004年09月15日
★空の境界 下 奈須きのこ 講談社ノベルズ P473 \1200 -102-

 ラストは正直驚きました。こんなハッピーな終わり方で良いの?
 しかし、ハッピーエンドはウエルカムな人なので、次の本も読んでみようかなと思っております。
 月姫等のゲームも手に入れてみようかな・・。


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