|
|
蛍の行方 お鳥見女房 諸田玲子 新潮社 2003年01月 268P 北部図書館蔵書 -20-
登場人物の顔がようやく見えてきて、かなり良い感じになってきました。
一晩で読んでしまいました。面白かった。
|
|
|
|
|
|
桜花(さくら)を見た 宇江佐真理 文芸春秋 2004年06月 380P 北部図書館蔵書 -21-
一度誤って返してしまい、再度借りた物です。
宇江佐さんは最近歴史小説らしい作品が増えており、史実の人物を描くことが増えているようです。この本でも、前半の2編は市井もの、次の1編が葛飾北斎の娘に題材を取ったもの(田中裕子ですね・・。お恥ずかしい話ですが、映画「北斎漫画」では樋口可南子より田中裕子にくらくらしたものでした)
最後の2編は蠣崎将監と最上徳内を描いた物です。
前にも書きましたが、宇江佐さんは後半のような話を書きたい気持ちが強いようですが、今のところ市井の恋愛にかかわるものに比べるとおもしろさは相当落ちます。
・・・あとで気がついたのですが、田中裕子は北斎の妹の役だったような・・。 |
|
|
|
|
|
鷹姫さま お鳥見女房 諸田玲子 新潮社 2004年09月 264P 北部図書館蔵書 -22-
シリーズが続くにつれておもしろさが深まっていくようです。
この3冊目は「鷹姫さま」が登場。男装の姫君・・。良いですね。
剣客商売の息子の嫁・・名前がすっかり出てこなくなっていますね・・・。まずいなぁ、老化現象ですね。
確か田沼の御落胤だったのでは・・・?、鷹姫様は水野の鷹匠の娘と言うことになっていますが、実は水野の・・ってことはないですね。
シリーズものの楽しさ、なるべく長く続けてもらいたいものです。
・・・剣客商売の主人公は秋山小兵衛、息子大治郎、嫁は三冬でした。
|
|
|
|
|
|
クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い 講談社ノベルス 西尾維新 講談社 2002年02月 379P 1,029円 -23-
戯れ言シリーズもいよいよクライマックスを迎えるというのに、最初のクビキリサイクルが図書館になくて読んでいなかったので買ってしまいました(予約してまでして借りるのは恥ずかしくて・・)。
これを読めば、よく分からなかった人間関係が一気に判るかと思っていたら・・。全然わからん。ネコソギラジカルが楽しみです。
|
|
|
|
|
|
ネコソギラジカル 上 十三階段 講談社ノベルス: 西尾維新 : 講談社 : 2005年02月 : 371P 1,134円 -24-
と、言うわけでネコソギラジカルです。西尾維新さんのおもしろさはちょっと表現することが難しいですが、クビキリサイクルの直後に読んでみると、全体に遊びが効いてきており、著者の成長の跡が見られます。遊びすぎるとダメになってしまいますが・・。
|
|
|