2006/03読書日記

2006年03月02日
沼地のある森を抜けて 
著者/訳者名 梨木香歩/著 
出版社名 新潮社 (ISBN:4-10-429905-7) 
発行年月 2005年08月 
サイズ 406P 20cm 
価格 1,890円(税込) 
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 後半難しくなり、よくわからないラストでした。
 さすが梨木さんで、よく読ませるのですが・・。
 やっぱりちょっと納得できない終わり方です。
 もう少し読解力があればわかるのでしょうが・・。

2006年03月02日
ボーイズ・ビー 
著者/訳者名 桂望実/著 
出版社名 小学館 (ISBN:4-09-386133-1) 
発行年月 2004年04月 
サイズ 223P 20cm 
価格 1,365円(税込) 
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 「県庁の星」でブレイクした桂望実さんの本です。
 とてもわかりやすく、読みやすく、すごく気に入りました。
 僕のレベルにあっているのでしょうね(涙)。
2006年03月07日
水滸伝 5 
玄武の章  
著者/訳者名 北方謙三/著 
出版社名 集英社 (ISBN:4-08-774554-6) 
発行年月 2001年09月 
サイズ 341P 20cm 
価格 1,680円(税込) 
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 楊志、死んじゃいましたね。誰が死ぬかもうすっかり忘れていました。
 確か晁蓋は108人集まる前に死ぬと思いましたが・・。
 お決まりの「我ら梁山泊の一党」という台詞が出てくると、ぐぐっと来ますね。

2006年03月07日
水滸伝 6 
風塵の章  
著者/訳者名 北方謙三/著 
出版社名 集英社 (ISBN:4-08-774568-6) 
発行年月 2002年01月 
サイズ 341P 20cm 
価格 1,680円(税込) 
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 北方さんの水滸伝の良いところは、勧善懲悪や体制批判だけでなく、
 新権力と旧権力の争いという面で革命としてお話を作っていることですね。
 そのために、梁山泊に塩の道という経済基盤を置き、革命軍としての
 体裁を取らせています。そこでの青蓮寺との争いを通して、体制派の考え、
 努力もちゃんとかかれています。
 この本ではラストの王定六の走りきる話がとても良かった。

2006年03月07日
ジョナさん
著者/訳者名 片川優子/著 
出版社名 講談社 (ISBN:4-06-213076-9) 
発行年月 2005年10月 
サイズ 231P 20cm 
価格 1,300円(税込) 
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 とても良い本です。
 著者は今時点高校3年生で、この本を書いた時点で主人公と同じ高校2年生。
 フィクションですが、その渦中にある人の姿がほぼ現在進行形で描かれていて、
 「瑞々しい」という言葉がこれ程似合う本も珍しいと思います。
 いいな・・。

 セブンアンド○イで検索したら、何故か見つかりませんでした。
 最近、アマゾ○に対抗したのか、「この本を買っている人は・・」がつき、
 結構楽しく見ています。こういう本があったのか・・と発見があります。
 発見した本は買わずに図書館で借りてしまうのですが・・。




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