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三国志 1の巻
天狼の星
著者/訳者名 北方謙三/〔著〕
出版社名 角川春樹事務所 (ISBN:4-89456-049-6)
発行年月 1996年11月
サイズ 323P 20cm
価格 1,680円(税込)
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北方さんの三国志はすでに文庫本化されているのですね。
話は早く、この本の中盤ではもう洛陽は焼けてしまいます。
宮城谷さんと比べるとすごく早く進んでいるようですが、これでも13冊になるのですね。
宮城谷さんはいったい何冊書くつもりなのでしょうか。
北方三国志は、人徳者の劉備、義の人関羽、粗暴な張飛という吉川イメージをちょっと変えていますし、呂布の人物像は一般のイメージとはだいぶ違うのではないでしょうか。
それにしても、宮城谷さんのように世界観(世界をみるフィルタといった方がいいでしょうか)を変えてしまうほどではなく、水滸伝との比較ではかなり苦しい感じがします。
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