想い出の一枚、想い出のステージ

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Simon&Garfunkel

 サイモンとガーファンクル。超有名なアーティストですが、私が知った時は既に解散後でした。しかし、ニューヨークでの再結成ライブがあり、日本でも後楽園球場(現在の東京ドームがあった場所)で、そのパフォーマンスを見る事が出来、感動しまくりでした。兎に角、この2人の曲と歌声も素晴らしいのですが、バックミュージシャンが最高でした。ニューヨークのスタジオ・ミュージシャンの一流どこが集まったのですから。スティーブ・ガッドのドラムに感激し、今は亡きリチャード・ティーのキーボードに鳥肌が立ちました。大学1年の頃だったような気がします。
Al Jarreau

 アル・ジャロウのステージを観たのは確か、高校生の頃だったと思います。何処のホールでとか、誰と行ったとかは全く記憶に残っていないのですが、細身で長身、独特のヴォイスはしっかり頭の中に残っています。
 オリジナル曲だけではなく、カバー曲も多く歌っています。黒人男性ヴォーカリストの中では、一番好きじゃないかと思います。ディヴィッド・サンボーンとのステージだったのかな?ちょっと思い出せないのが残念です。
カシオペア

 いつ頃出掛けて行ったのか覚えがありませんが、読売ランドの野外ステージで「カシオペア」のライブを見ました。一番のお気に入りは「ASAYAKE」でした。結構ノリの良いサウンドですので、きっと聴き憶えのある方が多いと思います。キーボードの向谷実さんのパフォーマンスが好きで、それを目当てに行きましたが、全体のまとまりとしては、日本一のフュージョン・バンドではないでしょうか。
 そう言えば、向谷さんって、電車でゴーのサウンドクリエートもされるほど、電車おたくなんですよね。
高中正義

 初めての高中は、高校生の時に父からもらった数枚のただ券を使い、友人達と中野サンプラザの高中のコンサートに出掛けた時だったと思います。もろ派手なストライプの細身のスーツ姿で弾くYAMAHAのギターから出るサウンドは、誰が聞いてもすぐに「高中」だと分かるくらいで、マクセルとかパイオニアのコマーシャルで流れる高中サウンドは、本当に魅力的でした。滅茶苦茶アドリブが上手なわけではありませんでしたが、耳に馴染む、独特の高中節は好きでしたね。
J.D. Souther

 何故、このジェイ・ディー・サウザーのライブに出掛けたのか、覚えがありませんが、「You`re Only Lonely」が大ヒット中だったから出掛けたのだと思います。中野サンプラザだったと思うのですが、何故か、泉谷しげるが飛び入りで「春夏秋冬」を歌ってくれました。友人だとの紹介で泉谷が登場した時は、場内大爆笑だった気がします。「本当に友達かよ」って。東京でのライブは、いろんなハプニングがあって、とても良い想い出になっています。この頃は、ウエストコースト・サウンドにどっぷり浸かっていました。
四人囃子

 このコーナーでは初登場となる、日本のバンドです。ジャンルとしては、プログレッシブ・ロックになるのでしょうか。初めてこの四人囃子を聞いたのは、高校1年の時だったと思いますが、なんと、Rainbowのコンサートの前座を務めていました。結構、迫力のある演奏でしたよ。この奇妙なジャケットは、「一触即発」と言うタイトルのアルバムです。猿がぶら下がっているのは、木の枝ではなく、象の鼻なんですよ。名盤です。
Ritchie Blackmore`s Rainbow

 1978年のステージを日本武道館で観る事の出来た僕は、本当に幸せだったなと今感じる。DeepPurpleのステージを観る事は叶わなかったが、DeepPurple脱退後の脂の乗ったリッチーのストラトキャスターから奏でるギンギンのサウンドには、本当に「死んでも良い」と思う程だった。しかし残念な事に、78年の日本公演中に観客が将棋倒しとなり、観客の女の子だったと思うが1名亡くならてしまった。日本武道館でもそうだったが、本当に殺気だったステージだったし、それが魅力でもあった。
 レインボーのステージを皮切りに、僕の外タレ(昔はこう言った)観戦に益々の拍車が掛かったのは言うまでもない・・・・・。


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