繋ぎ工事
ようやく開始ですか？待ってました

☆2月7日（月）
待ちに待った新居と離れの接続をする工事が始まりました。
しかし、準備を始めたところで雨が降り始め具体的な進行はなかった。

☆2月8日（火）
渡り廊下の基礎となる束石が据え付けられました。

合計八つの束石が設置された様子です。
花壇用のレンガが邪魔で束石を均等に並べることができなかったと大工さんは言ってました。

写真左は新居のすぐ脇に設置された束石です。
写真右は花壇内部に捨てコンをうったあとに設置された束石です。横のブロック塀は隣家の塀でとても隣接しています。打ち合わせ時に”隣家に密接しちゃって問題ないですか？”と積水側に質問したが、”建築基準法に厳密に照らし合わせればいけないことである。しかし、解体した家屋と同じ位置関係なので、今までの建物が継続すると考えれば大丈夫ですよ。”という返答でした。

☆2月12日（土）
今回の工事を担当されるのは大和建設のK木さんという大工さんです。本格的な作業が開始された今日は、解体せずに残した離れの端面を綺麗に仕上げなおす作業が実施されました。残念ながら写真はありません。
平行して大和建設の棟梁と具体的な作業内容に関して説明を受けました。さらに大月電工のS野さんも含めて電気工事の詳細を打ち合わせました。

☆2月13日（日）
離れの端面が綺麗に仕上げられました。

端面に板を打ち付けて、その上から防水紙を全面に貼ってあります。
渡り廊下の開口部は、まだ加工されていません。これから開けるみたいですね。
一番大変だったのは、屋根の端面だったようです。屋根に乗って作業している時間が長かったです。野地板は、かなり傷んでおり、体格の良いK木さんが屋根に乗って作業しているのを見ると、踏み抜いてしまうのではないかと心配になりました。

離れの玄関庇は大きいため、切断面からはみ出していました。そのままでは格好悪いので、庇のはみ出した分くらいの壁を新たに作ってあります。写真の木質壁が新しい化粧壁です。

☆2月18日（金）
先週末は土日と作業をしたかと思えば、今週は金曜日になって初めて来るということで大工さんのペースが掴めません。実は、端面の処理が終了した時点で、離れの屋根をガルバリウム鋼板で敷きなおす作業をする予定になっていたそうです。しかし、屋根材料の納入が遅れて板金工事屋さんが作業に入れなくて、何も工事が進まない期間が生じたという説明を受けました。
昨年静岡県の伊豆に台風が上陸して多くの家屋の屋根が損傷しました。そのため、材料と職人が依然として不足していると大工さんや営業さんが言ってました。見積もりをお願いしたときに、材料が不足しているという話を聞いていたので三ヶ月前にゴーサインを出していたのに．．．。

離れの切断面に渡り廊下用のドアと離れの玄関の明かり取り用の小窓が設置されました。

渡り廊下に繋がるドアを拡大した写真です。
勝手口に施工されるようなドアみたいという印象を受けると思います。このドアは室内に設置されるのですが、実は室内用ドアではありません。外壁に施工される種類のアルミサッシドアです。
若旦那母は見るなり「何これ！」と大工さんに文句をつけたそうです。慌てた大工さんは、「おかあさんは、気に召さないようですけど」と私に連絡をくれました。

でも、これで良いんです。あえて木質の洒落た室内ドアを選んでないんです。
ここに作成される渡り廊下は何年使用されるかわかりません。もしかしたら意外と近い将来に切り離されるかもしれません。その場合に室内ドアを施工してあったらどうなるでしょう？まず耐雨・耐水性能をもった室外用ドアに交換し、ドア枠も合わせて変更する。さらにドア周りの雨仕舞いもやり直す、こんなプロセスになると思われます。これでは、追加工事が多すぎます。
渡り廊下を撤去したら、そこには二つの外壁用ドアが見えるだけ！そんなコンセプトで作って欲しいと大工さんにお願いしてあったのです。したがって、現状の見た目は芳しくないかもしれませんが納得してます。

明かり取り用の小窓を室内から見た様子です。出窓風になってます。
見て推測できるかもしれませんが、この場所にはかつてドアが存在してました。だからドア枠が残ってます。
ドア枠を撤去して仕上げるのも手間がかかるので、巧いこと誤魔化してくださいとお願いしてあります。