目次

施主工事
車止めの塗装と弱電工事の開始

☆2005年1月22日
東側駐車場の車止めに塗装をしました。

コンクリートの無骨なグレーの柱が少しは見栄え良くなったでしょうか?
新居にあわせてベージュ系の色にしてみました。
黄色い鉢巻は蛍光テープです。夜間にも少しは目立つように貼り付けてみました。ちなみに蛍光テープを貼り付けたのは、2月4日でした。


☆2005年2月11日〜
弱電関係の施主工事を開始しました。

週末は子供の相手、趣味のソフトボールの練習(静岡は一月でも練習できるような気候です。)などで時間が取れないため、平日に実施するしかありません。しかし、この時期はホームページの作成もあり、残業代のでない残業もコンスタントにあり、一日一時間の作業時間が確保できたら良い方でした。
したがって、毎日の作業進度は遅々たるものです。

2月11日 総合情報盤から離れへのTV同軸・LAN・6芯TEL線を通線
2月14日 総合情報盤から2F寝室へLANケーブルと6芯TEL線を通線
総合情報盤から1F情報盤へLAN・6芯TEL線を通線
2月15日 1F情報盤から両親寝室へLANケーブルと6芯TEL線を通線
1F情報盤から和室とダイニングへLANケーブルを通線
2月16日 1F情報盤からリビングへLANケーブルを2本通線
2月17日 総合情報盤から趣味室へLANケーブルを2本通線
総合情報盤から子供部屋1・2へLANケーブルを通線
2月20日 ホームシアター用のサラウンドバックスピーカーのうちレフトとセンターのケーブルを通線
3月3日 ホームシアター用のサラウンドバックスピーカーライトのケーブルを通線

ここまでの作業では、通線をしただけでコネクタの加工などは一切してありません。まず通線が問題なくできるのか心配だったので、ひたすら線を通すことに没頭しました。
LANケーブル・6芯TEL線・同軸ケーブルに関しては、案ずるより生むが易しという言葉がぴったりと当てはまりそうなくらい全く問題ありませんでした。一部予備線が入っていなかったCD管もあったのですが、意外とスムーズにケーブルは通り抜けてくれました。
通線は一人で作業をしたため、CD管の始点と終点を何回も往復して始点側では送り出すケーブルの絡みをほぐし、終点側では送り出された予備線を束ねて回収する必要があり面倒くさかったです。通線は二人で作業すべきと痛切に感じました。
また、LANケーブルと6極TEL線は100m単位のロールで購入したため長さが不足するということはありませんでした。ところが、スピーカーケーブルは近所のHardOFFで購入したのですが、結構金額が高いので長さを指定して(ケチって)購入してきました。自分の考えでは若干長さに余裕を見て一箇所10mで3本必要なので30mでいいだろうと判断して購入したのですが、なんと最後の一本を通線してみたら1mくらい足りなかったのです。CD管はRを大きく取って施工されているので、かなり遠回りをしているということが認識させられました。数量限定で購入するケーブルに関しては、予め予備線の長さを計測してから必要な長さを把握することも必要であると感じました。なお、自分で購入したスピーカーケーブル(一応OFCケーブル)が結構高かったと書きましたが、音に拘る人たちが購入するスピーカーケーブルに比べれば貧相なものだと思います。

通線が終わったばかりのサラウンドスピーカー用のケーブルをスピーカーターミナルに接続しました。スピーカターミナルは松下製のWN4811です。
これは、ネジ止めだけなので非常に容易です。

スピーカーターミナルをコンセントボックスに固定してプレートを装着すれば完成です。


☆2005年3月8日〜3月10日
いよいよ自分のなかでは一番不安を感じるプロジェクターの映像配線の施工を開始しました。

コンポーネント信号(Y・PB・PRに対応させるためにCD管に通線するケーブルの両端はBNCコネクタを取り付けました。
このコネクタは多治見電機が製造しているBNC777-Pという商品です。はんだ付け仕様のものですが、はんだ付けの方法に関しては、まるまささんのホームページを参考にさせていただきました。おかげさまで初めての挑戦でも何とか巧くいったようです。

marumasaさんホームページ
コネクタとケーブル基礎知識
AVケーブルの製作例

ケーブルはカナレ製のマルチケーブルV3-3Cを使用しました。
φ22のCD管に通した様子は左の写真のようになるので結構隙間が多くて通線しやすいように考えていました。ところが実際に通線してみたらコネクターが無い状態でもなかなか進んでくれませんでした。

ケーブルの巻き癖も捻れとなってCD管の中で抵抗になってしまうようです。出口で若旦那父が予備線を引っ張り、同時に入り口側で私がマルチケーブルを押し込むことで何とか通線を終えることが出来ました。コネクターを装着した状態で通線をしたかったらφ22のCD管では無理だと思います。

通線終了後に、このような状態にしてからBNCコネクタをそれぞれはんだ付けしました。
コンセントボックスの中でケーブルの取り回しがしやすいようにマルチケーブルの被覆を30cmくらい剥がしてあります。

これがコンセントプレートに装着されるBNCカプラモジュールです。
75Ω用を探すとPANDUIT製しかなかったと思います。型番はCMBA75IWです。

BNCカプラモジュールとマルチケーブルのBNCコネクタは、左図のように直角曲げのコネクタを介して接続しました。
コンセントボックの中で90度曲げすることが厳しいだろうと判断したため、わざわざ直角曲げのコネクタを用意しました。

この直角曲げするコネクタも多治見電機製の商品で、75Ωのものを探したら結局多治見電機に辿り着きました。ちなみに型番はBNC789-LAです。
多治見電機の商品は、Daitron EC-shopにて通販購入しました。
上記写真では、三本の映像信号用ケーブルを二列分のコンセントプレートを使用して設置しています。一列のコンセントプレートで三端子分のコネクタを取り付けられるのですが、あえて二列に分けました。これは大正解でした。二列に分けることで狭いコンセントボックス内部でケーブルの取りまわしが効きました。一列ではケーブル同士が干渉しすぎて納めることができなかったかもしれません。

BNCコネクタ端子が三つ並んでプロジェクター用のコンポーネント配線の完成です。
色が揃ってないのは内緒!

一階の分電盤の中で、6極6芯TEL線の接続を実施しました。
一階のホームテレホン用6極6芯配線は、ここからスター配線されています。
ちなみにハブも既に取り付けてあります。