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雑記−展示場の見学

家を建てようと思っている方は、展示場でいろいろなメーカーのモデルハウスを見学するでしょう。私は、最初から積水ハウスありきという感じで家作りを始めたため、他社のモデルハウスを見学する機会は多くありませんでした。したがって、モデルハウスの見学方法について意見を述べるほどの知見も無いのですが、一点だけ痛感したことを是非皆さんにお伝えしたいと思います。
私たち夫婦も子供がいるため、日中に見学や打ち合わせおこない、夜間に打ち合わせるときは自宅でというパターンでした。したがって、夜の展示場に行ったことがなかったのです。もはや家も完成し引渡しを待つ状態のときに、書類を届けるために日もとっぷりと暮れた6時過ぎ、新規オープン初日のモデルハウスに営業宮山氏を訪ねました。新しいモデルハウスということで、我が家とは比べ物にならないほどの立派な左右分離タイプの二世帯住宅でした。私は仕事帰りで作業服を着たままだったので、オープン日に工事関係者がまだ出入りしていると他のお客さんに誤解されると積水ハウスに対して申し訳ないと思い、そそくさと帰ろうとしました。しかし、宮山氏は新しいモデルハウスを全部屋案内、説明してくれた。そのときに一番印象に残ったのが、寝室の間接照明だった。周囲が暗いなか実際に照らしているからこそ、その照明のかもしだす雰囲気を味わうことができた。昼日中に来たって、この照明の良さはわからないなと実感させられた。照明器具の形のみならず照明器具の発する光の様態に凝るのであれば、展示場や人様のお宅の照明器具を夜間点灯させてみて参考にすべきだと遅ればせながら理解したのでした。
ちなみにIBMのマイホームデザイナーには、照明器具を照らした状態でのイメージ作成ができます。私は試しませんでしたが、“へぇ〜、こんなこともできるんだ。”と感心しました。さらに付け加えるならば、昼間の陽の差し方も変えながら家の中の明るさをシュミレーションすることもできるようです。気合のある方は試してみたらいかがでしょうか。