これも光熱費の低減を図るのに重要な選択肢となる。静岡県でも助成金が給付され、太陽光発電システムの設置が奨励されている。私の住む市で昨年一年間に施工された太陽光発電の着工戸数は、静岡県全体の25%を越えていて全市町村の中のトップになっているそうだ。なぜ、この市で太陽光発電が流行っているのか理由はわからないが、私は採用するつもりははなから全く無かった。その理由は初期投資を確実に十分回収できるのか不安を感じるという点であった。太陽光発電の効率が極めて低いことは仕方が無いとしても、システム全体がメンテナンスフリーでロングライフを有していなかったら初期投資を回収する効率が悪くなる。製品に当たり外れがあって、外れを引いたがために発電量が少なかったり、修理を頻繁にしなければいけない状況に陥ったりしないのだろうか?そういう不安を拭い去ることが出来なかったので、太陽光発電システムを導入しなかったのである。ローリスク・ハイリターンもしくはローリスク・ローリターンなら、採用も考えたけれど、ハイリスク・ハイリターンのような気がするので止めました。というより、ただの小心者と言ったほうが正解だろう。(だいたい、こういう冒険心のない人は大成しないかもしれない。)
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