欧米にくらべて私たち日本人の肌が若いのは皮脂が豊富だからです。 同じ顔でも皮脂の少ない所ほど肌が老化しやすく、皮脂の多い鼻は紫外線を浴びてもシミになりにくいのです。角層という肌の保護壁は１００分の数ミリしかありません。 角層を補強したり再生するには皮脂が重要な働きをしています。 保湿化粧品を使いすぎると皮脂が減少して角層は弱くなり、肌の水分が蒸発して逃げてしまう乾燥肌になります。 乾燥肌になっても若い方なら、保湿化粧品を停止すれば肌はもとに戻りますが、お年を召すほどに戻りにくくなります。 乾燥肌は角層を弱めて肌の老化を招く最大の原因なのです。

欧米では皮脂と角質を弱め、肌に水を入れる保湿化粧品が主流です。 それは肌が膨らんでシワが消えますが、老化が進行します。 老化を象徴する乾燥肌が激増している最大の原因です。 いま日本の女性は２０代初期から、肌の老化を感じているといいます。

メークで怖いのは角質を弱めることです。 化粧水とクリームは、合わせて皮脂に近くなる組成が好ましいのです。 こうして角層が強くなれば肌も健康になり、タール系色素などメークの異物もはね返して、肌のくすみが防げるからです。

肌の自然な環境は、皮脂という脂質です。 洗顔フォームで皮脂を取り除いて、自然派化粧品をすり込むのは肌の環境破壊！ 「自然なものなら安全」というのは間違いです。 角層という肌の保護壁は１００分の数ミリしかありません。 壁を補強したり、再生するには皮脂が重要な働きをしています。 皮脂は酸化することにより、肌に刺激を与え、新陳代謝を促しているのです。ですから健康な肌は油紙のように水をはじくのです。 流行の保水性化粧品は油紙がチリ紙になって、肌をいためる危険をおびているのです。 肌の仕組みを知ることはとても大切なことです。

肌の表面には角化層という二重の膜があります。 この膜は肌を外敵から守っている壁で肌の命ともいえます。 ゼノアは化粧品のつけ心地よりも角化層を保護し、補強する化粧品にこだわってきました。

化粧品の欠点は、角化層を弱めることです。 するとタール系色素などの異物が肌に入り、くすんだり、乾燥して小ジワになったりします。 このような心配のない組成作りにもゼノアは自信を持っています。