江戸時代の綿織物業を基礎に発展した遠州は、日本の三大織物産地のひとつとして数えられ、古くから木綿や絹の生産が行なわれてきました。中でも浜松では、織物工業の機械化・近代化と技術者の養成に力を注ぎ、綿をベースに天然繊維から複合素材まで、織れないものはないといわれるほど多くの品種を生産。製織、染色、整理加工技術は非常に高い評価を得ています。文化と歴史を積みあげていくように、技術の街、浜松でじっくりと育くまれ、夢を紡いできた繊維産業。今、浜松テキスタイルは、伝統の技を礎に、色あざやかな感性を融和させて、新しい時代を織りなしています。次世代のファッションをリードするイノベート(INNOVATE)された浜松の繊維産業には、無限の可能性が秘められているのです。
もと   わざ   いどむ      でんとう