ニュービートルの電球のLED化<Part1>
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>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 3連メーター照明




定電流ダイオードE153使用の場合のLED配線
 


3連メーター照明のLED化

3連メーターの照明に5Wのウエッジ球を使用し
ていたところ、電球に近い部分が熱でヤレていた
のを発見。このままでは火災の危険もあると判断
し、LED化を目論むけど、2003年の春の時点で
市販品はない。





ユニバーサル基板を10×20にカット




自作するしかないと部品を調達し作ったのが、
コレ。

部品は自宅近辺での電子パーツ屋さんで購入。
ユニバーサル基板、赤色砲弾型LED(当時、
砲弾型しか販売されてなかった)、定電流ダイオ
ードE153、絶縁チューブなどを揃え作業開始。


先ずは、ユニバーサル基板を10×20mmにカッ
ターで切り出します。



自作第1号




 


ここにパーツを上記回路のようにE153、LEDを
ハンダ付けして右のようになりました。


基板のサイドをあと少し削ればウエッジ球のホル
ダーにも刺すことができます。


ここでちゃんと点くかどうかチェックしてみます。


PHOTO4

9Vの乾電池で点灯試験、OKです。
しかし、見てくれの悪さや耐久性に問題ありそう
なので 実際には使用せず。

 

ウエッジ球との大きさ比較


 

どうも見てもスタイルが悪い。
メーター照明の場合は、取り付けてしまえば外か
らは見えなくなるので問題はありません
が、それでも今ひとつ納得がいかない。

そこでいろいろ探したところ、見つけました。
そして、具合がよさそうなので、注文しました。






購入したウエッジ球用赤色LED3灯タイプ
(今回、メーターには使用せず)


購入先は、しまりす堂という個人経営のLED
工房です。ここは安心親切でおすすめです。

自作品とは違って明るさも形状も数段上。
LED3灯のものと6灯のものをそれぞれ3個注文。

点灯具合を見てからどちらを使用するか決めたか
ったので2タイプ注文しました。
メーター照明に使用するのは、6灯タイプに決め
ました。


 
 購入したウエッジ球用赤色LED6灯タイプ


 
自作品は、超高輝度LEDを4個使用のもので、
6灯使用の購入品には明るさは当然ながら劣るの
です。

 

 

大きさも上手くまとまっていますので、 余分な
スペースの多い自作品とはワケが違います。

PHOTO5
まだ明るいうちでもこんなに明るい



オートメーターに問題なく装着できました。
今までよりも明るくより安全になりました。
これで夜間の長距離走行も一安心です。


PHOTO6
夜間はLEDの赤がバッチリです


  自作3連メーター(青色)はこちら  


各信号とメーターの電源・照明用電源のケーブルを束ねる



メーター照明をLEDに換えるついでにワイヤリン
グハーネスも作ってしまいました。
これで、 メーターカウルもワンタッチで取り外
しが可能になりました。
 
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> アッシュトレイ・ライト



PHOTO13
ダッシュ下部を開けないとアッシュトレイライトを取り出せない

 


アッシュトレイライトをより明るく
   超高輝度LEDへ改造


エアコンスイッチ下のコントロールパネル部分を
外す作業から始めます。
底面にある4本のトルクスネジで留まっています。
まずこのネジを取り外します。

左写真の赤点線の部品(1)が下の写真。
これは隙間をマイナスドライバーなどでこじれば
外れます。左右とも外し終えたら、(2)のネジを
トルクスドライバーで外し、さらに下側にあるあと
2つのネジを外します。



上の写真で(1)のパーツを取りはずした

 
ネジ全部が外れたら、コントロールパネル部分を
奥側に少し押しながら手前を下方に引っ張るとパ
ネル部分を取り外すことができます。




その裏面

 

しかし、ハザードなどのコード類が付いていますの
で完全に分離させることは難しいです。
一番奥側にアッシュトレイライトが見えます。

純正のアッシュトレイライトをセンターダッシュ
下側から取り外します。マイナスドライバーでこ
じれば外れます。



純正アッシュトレイライトの黒いカバーを外した状態
(+と-の印は配線の時間違えないように付けておいた)

 


次の作業はアッシュトレイライトの分解です。

黒いカバーの横を広げながら上側に引っ張ると黒い
カバーが外れます。
小さめのマイナスドライバーを上手く利用します。

中の基板は四角の出っ張りに差し込まれて固定され
ているだけなので、持ち上げれば取れます。




純正アッシュトレイライトを分解すると・・・



純正品は米粒の半分くらいのLEDが1個使われている
だけなのであまり明るくないアッシュトレイライトで
す 。
明るくするために超高輝度砲弾型LEDを4個使用した
ものに改造します。

基板をカット後の写真(赤線部分をカットした)
カッターではちょっと大変。糸鋸で切断した。
 
純正のアッシュトレイライトが分解できたら、コネク
ター部分だけ残して基板をカットします(赤線の部分)。

LEDと抵抗がハンダ付けされた方はもう必要ありません
ので廃棄します 。


端子部分のみ利用する

 
カットした端子の付いた基板を元通りに差し込んで
おきます。


砲弾型LEDの先端部分をカット。 失敗することを見込んで
余分にLEDを用意。念のためカット後、
ひとつずつ1.5Vの乾電池で点灯状態チェック。



超高輝度砲弾型LEDのレンズ部分(先端)をピラニ
アン鋸でカットしてワイドに光るよう改造します。
それを基板が取り付けてあった白い部品に4つ並べ
て透明な強力接着剤で接着します。

固まったらLEDのリード線同士を結線しハンダ付け
します。
透明なホットボンドで配線部分を保護します。
ダイオードを結線します。


<注意>

*ホットボンドは熱に弱いので車には使わない方が無難



4個のLEDを透明なセメダインスーパーで固定結線ハンダ付け

 


4個のLEDを配線しホットボンドで固めたところ。
この後定電流ダイオードE153をプラス端子にハンダ
付けし、LEDの足の長い方と結線しハンダ付けすれば
完成。
あとは、黒いカバーを取付て終了です。




定電流ダイオードを結線

 
この後は ダッシュ下部の定位置にはめ込むだけです。

黒いカバーを付けて完成! 外観は純正でも中身は全く違うゾ
 



ただ、車体側のコネクターがあさっての方に行ってし
まってて、上手く接続できない場合があります。

当然その時はライトスイッチをオンにしても、きっち
りと接続されてませんので点灯しません。
その場合は、ダッシュ下部の内側からちゃんと接続し
ないとならない。奥の方に配線のコネクターがありま
すのでしっかり挿入します。

この段階で点灯チェックをしておきます。
その後、すべてを元通りにして作業完了。


PHOTO15
アッシュトレイ・ライトの真ん中部分が黄色に
見えますが、実際は真っ赤です。


これでライトスイッチ、オンでバッチリ点灯!

昼間、イルミスイッチONでダッシュボード下
を撮影したのが左写真。








さらに明るい
Flux LEDを使用したものはこちら
 
 
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> ドア・ウォーニング(カーテシ)ライト

photo16
カーテシライトの構造
 


ドア・ウォーニング(カーテシ)ライトのLED化

ドアを開けたときに点灯するドア・ウォーニング
ライト。作業などで長時間開けた状態が続くとか
なり熱をもちます。電球は5Wの両端に接続部が
ある細長いものです。室内球によく使用されてま
す。純正のソケットにぴったりはまるようにLEDで
この電球に代わるものを作成します。

先ず、同じ大きさの室内球を購入してきます。口
金の部分を利用するだけなのでできるだけ安いの
をと思いましたが、1個180円の1種類しかあり
ませんでした。

最近ではしまりす堂などで口金が販売されて
いますのでこれを利用した方がいいです。




元の電球と同じ大きさになるよう
ユニバーサル基板をカットする
 


ビニール袋に電球を入れ、プライヤーで挟んでガ
ラス部分を粉々にして取り除きます。



次に、口金を取り付けたときに元の電球と同じ大
きさになるユニバーサル基板をカットします。口
金と基板は、それぞれ4点ずつリード線でハンダ
付けし、グラグラしないようしっかりと固定しま
す。この時予め+と-を基板に記入しておくと誤
配線が防げます。




LEDを配線したところ

 
プラスとマイナスを間違えないようにLEDを配線
します。結線が終了して、ソケットに収めたとき
にソケット底部の金属に触れそうな場合は、絶縁
の措置を取って置いた方が安全です。



片側に3個ずつ合計6個のLEDを使用

 

 


点灯チェックを兼ねて、ソケットに収めます。こ
の時も極性を間違えないように気をつけます。ソ
ケットに印を付けて置いたほうが間違えずにすみ
ます。
いよいよチェックです。点くかどうかだけなので
9Vの乾電池をつないで見ます。

OKでした。\(^o^;)/


点灯チェック、OK!
 
ドアにユニットを完全に組み込む前に、念のため
点灯チェックをします。


ドア側の配線と接続するコネクター部。ユニット側が「+」です。

 
装着時、LEDには極性がありますので間違えない
ようにしないといけない。ソケットは、底部の金
属板が大きい方が「+」です。これを間違って装
着すると点灯しませんので注意します。



夜間、点灯時の状態、黄色く写っていますが、実際は真っ赤です。

 
ちゃんと点くことがわかったらドアに組み込みます。

ライトスイッチをひねって再度点灯チェックします。
これで点けば作業終了。


昼間の点灯時、
黄色の部分実際は真っ赤です。
 


左の写真は昼間の点灯状況。
写真だとたいして赤く点灯してるように見えません
が、実際はかなり明るく遠くからでも点灯してるこ

とがはっきりわかります。



夜間の点灯時、白黄色の部分実際は真っ赤です。

左写真は夜間の点灯状態。
当然、夜は薄ぼんやりではなくバシッと明るく、
存在感があります。
   
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> リヤ・コーナーランプ




リアコーナーランプの側面図

 


リヤコーナーランプのLED化


省エネ(バッテリーへの負担減少策)としてリヤ
コーナーランプをLEDにします。

  



L側リアコーナーランプ

 



車体から外すには、傷防止のためボディにウエス
をあてがい、 レンズ部後方をマイナスドライバー
でこじればポコンと外れてきます。




ツメ部分の拡大


 



リアコーナーランプは比較的簡単に取り外すこと
ができます。
左の写真で左部分にあるツメで留まっているだけ
です。ここを小さなマイナスドライバーでこじれ
ば、外すことができます。



ソケットは右に回して取り外します
 



ソケット部を矢印の方向に回すとバルブソケット部
が外れます。




 


純正は、5Wウエッジ球が1つ差し込まれているだけ
なので、これを抜いて高輝度LED数個を束ねたものに
スワップします。

メーター照明に使用したものと同じ6灯の赤色超高輝
度LEDを使用した「しまりす堂」製を装着します。




上の写真だとポツンと光ってるように見えますが実際はかなり明るい。

 

 


LED装着の際には極性を間違えると点灯しませんので
注意します。
LEDを装着したらすぐ点灯テストを行います。
OKならソケットをはめ、ランプユニットを取り付け
ます。このとき左右の区別はレンズ表面に
L、R の表
示があるのでこれを見てそれぞれ取り付けます。

明るさは問題ありません。
純正より明るい。電球を使ったテールより明るいで
す。



写真では黄色の部分は実際は赤色です。明るすぎて色が飛んでいる。


夜間走行時は点きっぱなし状態になるリアコーナー
ライトも、これで省電力のLEDになりました。
球切れの問題もほとんどありません。






         
 
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> ラゲッジルーム照明


photo23
トランクルーム照明は5Wのウエッジ球

 

 


ラゲッジルーム照明をLED化

ラゲッジルーム照明には5Wのウエッジ球が使用され
ています。これを4灯の白色LEDに交換します。

ライトユニットはラゲッジルームの内張にある丸い
フタ(テールランプユニットを取り付けたり、外した
りする時に使用する穴の蓋)
を外して内側から押せば
難なく取り外しできます。


photo24
配線のコネクターを外すのに苦労します。
両サイドからランプコネクター部をかなり
強力な力で挟み込んでいます。

 


これは自作しました。

ユニバーサル基板に白色LEDを4個ハンダ付けした
だけのものです。
電流の制御は定電流ダイオードを2個使用。
LEDを2個ずつにわけそれぞれ定電流ダイオードを
1つでまかなうという簡単なものです。





純正のソケットで整流用のダイオードがある側がプラスです。
上の写真で言えば下側がプラス

 


自作LEDを装着した状態ですが、LEDはレンズ側
にあるので、左写真では見えない。



点灯チェック
 
昼夜関係なく後部ハッチが開いたときには必ず点灯
する仕様になっているので、開けっ放しだとかなり
の電気を消耗します。それなので、何時間にも渡る
ような長時間の場合のバッテリー上がりを防止する
ため 自動で消灯するようになっています。

エンジンが止まっているときに、開けっ放しにする
機会が多いので省エネという意味では効果的です。
これでバッテリーにかける負担が少なくて済みます。
   
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> ラゲッジルーム照明2


白色LEDを7つ使用した新作

 

最初に作ったのはただ点くというだけで見かけは
最低の出来ばえで良くない。

次はプリント基板でしっかりしたモノを作ろうと
思います。


  Flux併用ラゲッジルームランプはこちら
 
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> エアコンスイッチ照明のLED化
   



エアコンスイッチの構造



 



エアコン・コントロール・スイッチ照明用のバルブ
は1つでパネル全体をカバーしています。

左図はエアコン・スイッチ・アッセンブリーの構造
です。

一番奥が、コントロール・ユニット、真ん中がリン
グ、一番手前がノブ




エアコンスイッチの照明

 
実際の風量調整スイッチ内部の様子です。

赤い透明な筒状のプラスチックに囲まれています。
バルブは白色のいわゆる麦球です。
でも、夜間照明が赤く点灯するわけは、ココにあ
ります。

ノブの取り外しは、傷つかないようウエスで包ん
で、プライヤーで引き抜きます。
かなり手強いです。簡単には抜けてきません。ひっ
かかりがないので、つるんとすべって抜けてこない
のです。


エアコンスイッチ照明用純正バルブ


これがエアコンスイッチの照明使われているバル
ブです。


幅約4mm、高さ約18mmという小さいものです。

純正は、12V1.5Wのウエッジ球です。
取り外しは、車のブレーキホースのような内径4
〜5ミリほどのゴムホースを使うとうまくいきま
す。





LEDは拡散させるために先端のレンズ部分カット

 



抵抗だと大きすぎて、ウエッジベースに収まりき
らないのでCRDを使用します。

LEDは拡散させるためと、ウエッジベースが加わる
と長すぎてしまうので、レンズ部分をカッ
トしてしまいます。

ウエッジベースもそのままだと長いのでこれも
2mmほど切り取っておきます。

5mm赤色砲弾型LEDの足の長い方にCRDをハンダ
付けします。

これをウエッジベースに差し込みます。この時ウエ
ッジベースに+の刻印がある側に、CRDのリード線
を通します。

ウエッジベースはしまりす堂で購入します。

 





ウエッジベースに差し込んだところ


 



            完成品


大きさ比較(右が純正品)

 


あと残り数ミリの所まで差し込んだら、接着剤を
塗って完全に固定します。

それぞれのリード線を折り込んで完成です。

純正バルブと自作のLEDバルブの大きさ比較です。
高さだけが2mmくらいの差なので全く問題あり
ません。



LEDによるエアコンスイッチ照明
(写真はノブ取付前)




実際にエアコンスイッチに差し込んで見ます。
違和感なく入りました。グラつきもありません。

スモールONで赤く点灯しました。
ノブを元通りにはめ込んで、点灯してみます。

純正バルブだった今までより明るさは少し暗くな
りました(>_<)

 

   
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