ニュービートルの電球のLED化<Part2>
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ナンバー灯

  <ナンバー灯ユニットの取り外し方>


赤丸部分が外しポイントのツメです


ナンバー灯をLED化


ナンバー灯ユニットの構造が分からないと取り外
しができません。至って単純な構造です。赤丸部
分のツメがバンバー部に当たることによって固定
されているだけです。このことさえ理解できれば、
取り外しは簡単。つまり、ツメを押さえてバンバー
部と接触しないようにして、引き抜けば外れます。




ナンバー灯を側面からみた図


 
左図がナンバー灯ユニットの構造図です。
左下の図は、この図の上部分の拡大です。



1を押し下げた状態で引っ張って引き出す



先の薄い小さなマイナスドライバーで上部にある
ツメを押さえます。押さえながら引っ張るように
すれば上側から外れてきます。

引き抜けばランプユニットが出てきます。矢印の
方向に回してバルブホルダー部を取り外せばバル
ブが露出します。5Wのウエッジ球です。




赤丸部分を横から見たのが上図


 
これをLEDに取り替えます。これも「しまりす堂
製の拡散白色超高輝度LEDを3つ使用のものです。
 


バルブホルダーは矢印方向に回して取り外す


 


ナンバー灯のユニットが外れたら、今まで付い
ていたウエッジバルブをLEDに取り替えるだけ。


茶がマイナス側の配線です。
間違えると点灯しないので注意します。




日亜NSPWF50BS


 
これで、黄味がかかった色から真っ白にライティ
ングされるようになります。
LEDに交換することによって色味も変化しますが、
省エネ効果の方が大きい。
ナンバー灯は左右に一個ずつ計2個ありますから、
純正状態では5W+5Wで10Wが夜間は消費されま
す。それがLEDに交換することによって、明るさ
はそれほど変わらずに消費電力は10分の1以下に
なるのですから。


日亜NSPWF50BSを3個使用したしまりす堂製LED



 

   上から見ると


夜間のLEDナンバー灯の明るさ



真っ白くナンバープレートが浮かび上がります。
LED3灯とは思えない明るさです。

*最新のしまりす堂製ウエッジ球はこちら

購入の際に気をつけならないことがあります。
それは背丈です。背丈の大きいものですと入りき
らないのでせっかく買っても使用できません。
25mm以下が目安。

 

詳しくはこちら
   

 

>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 自作ナンバー灯




 
砲弾型白色LEDを4個使用したナンバー灯を作り
ます。プリント基板はポジションランプ用に以前
に作成したものを流用することにします。

ポジションランプのようにむやみに明るくする必
要はないので、側面にもLEDを付けることはしま
せん。

砲弾型LEDのレンズ部分はカットし拡散させます。
カットはピラニアン鋸で行い、切断面をヤスリ掛
けします。

直径は11mmに収まりますが、ナンバー灯本体
の穴にはかなりの余裕があります。

プリント基板とソケット部分の接着はリード線を
3箇所(+側1、-側2) ハンダ付けすることでも
しっかりとしましたが、振動対策としてセメダイ
ンXで固定しさらに強固なものにします。


完成したナンバー灯
 
LEDのカットやハンダ付け作業が終わって完成し
たナンバー灯。赤/青色のものはCRDです。

完成品をソケットに差し込む時にプラス、マイナ
スを間違えないようにします。

左下の写真のようになっています。ラウンドして
いる方がマイナスで、角張っている方がプラスで
す。


完成品の極性を間違えないように差し込みます
 

    LEDを差し込んだ状態を上からみると



車体に取り付ける前に点灯チェック


車に取り付ける前に点灯チェックを行ないます。
問題なしです。

ほぼ真横からでこの明るさならナンバー灯として
全く問題ありません。

保安基準では、夜間後方二十メートルの距離から
自動車登録番号標の数字等の表示を確認できる灯
光の色が白色の番号灯を備えなければならない、
とされています。


さらに明るい3チップLED4個使用のナンバー灯
こちら

 

   

 


   
     
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> オーバーヘッド・ランプ

説明図3
 
   ルームランプのLED化-1
  <オーバーヘッド・ランプ>

ルームミラー下部に装着されているオーバーヘッ
ド・ランプをLEDにします。

レンズのスイッチ側のツメをマイナスドライバー
でコジって外します。パカッという感じで取れて
きます。写真は外したレンズ部です。 すると下
の写真のようになります。

photo29
車体配線の極性



純正で付いているのは、5Wのルーム球です。
電球はY字型の端子に挟まれて留まっています。

これを6灯の超高輝度白色LEDを使ったものに
します。


説明図4



各部のサイズと各パーツの結線は左図のようにし
ます。


左図の最上段は純正のルーム球の詳細です。



基板と口金を固定

 
ルーム球の口金部分のみを使用するために、ガラス
は割って粉々にしてしまいます。ユニバーサル基板
を丁度良い大きさに切って口金の間に入れ、しっか
りと固定します。


 





パーツとして販売されている口金

 

現在では、口金も一つのパーツとしてしまりす堂
などで販売されています。


6灯のLEDを結線し、ホットボンドで絶縁処理


 
固定できたら、左上図のようにLEDを結線します。
テンプラにならないよう注意しながらハンダ付け
します。ハンダ付けだけで強度を出していますの
で慎重に作業します。ハンダ付けが終了したら点
灯チェックをします。
点灯が確認できたら、ホットボンドで絶縁処理を
します。冷えたら完成です。



夜間、点灯時


<後日談>
ホットボンドは暑い夏の日など溶け出すので
車には使わない方がいいです。




フラットタイプ白色拡散LED(NSPWF50BS)10灯使用

結局今回作製したものは下記のヴァニティーミラー
に使用することにして、このランプ用には10灯
の白色拡散LEDを使用したものを新たに作製しま
す。
メインのルームライトなので、より明るさを求め
たわけです。
フラットタイプ白色拡散LED(NSPWF50BS)10灯
仕様を夜間下から撮影したのが左写真。

■より明るいルーム球(LED12灯)はこちら

■さらに進化系の現在使用中のチップLEDのものは
 こちら
     
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> ヴァニティミラー




photo32


 
    ルームランプのLED化-2
   <ヴァニティミラー・イルミ>


サンバイザーを開けると出現するヴァニティミラー
イルミネーション・ランプをLEDにします。

photo33



photo34
固定を解除するとこのようになります

外し方はR、Lともドア側に外しポイントがあり
ます。 この部分にバネがあって、それが開くこ
とによって天井に固定されるような仕組みになっ
ています。従って、外すときは隙間からマイナス

ドライバーでこのバネを押してやれば固定が解除
されます。 その反対側はコネクターになってい
るので押してもダメです。

固定が外れ、ユニットを引きずり出した状態が左
の写真です。

ここもやはり5Wのルーム球が使用されています。
これを、6灯の超高輝度白色LEDにします。製作
方法は上記図の通りです。




説明図5


 
取付時にプラス、マイナスに注意して装着します。
LED作成時にプラス、マイナスが分かるように
印を付けておくと間違えずに装着できます。間違っ
て取り付ければ点灯しないだけですが・・・。

これで、サンバイザーの裏の扉を開けてミラーを
露出させるたびに、真っ白な明かりが点きます。



参考
純正ハーネス
 赤/茶:プラス
 茶/白:マイナス
 

超高輝度白色LED6灯を夜間、点灯した状態


数段明るい3チップLEDを使用した進化形は
こちら
   
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> リア・リーディング

photo35
R側外しポイント


 
   ルームランプのLED化-3
    <リア・リーディング>

後部座席頭上のリア・リーディングライトをLED
にします。

取り外し方は、小さいマイナスドライバーでバネ
を押さえて固定を解除するやり方です。



photo36



バネは○印の側にあります。反対側は電源コネク
タになってます。

説明図6



やはりこれも5Wのルーム球です。ヴァニティミ
ラー・イルミの時と同様に、6灯の超高輝度白色
LEDで製作します。

出来上がったLEDランプの装着がやっかいです。
というのは、球を出し入れする部分の高さが、電
球とほぼ同じ10ミリ程度しかないからです。仕
方ないので、無理矢理こじ開けて挿入し、端子に
ハメ込みました。
参考

純正ハーネス
 赤/青:プラス   茶:マイナス







さらに明るい3チップLEDを使用した最新版は
こちら


   
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> ポジションランプ


photo37
今までは某メーカー製ディンプルタイプのLEDポジションランプ。
紫がかった色合いで相当暗いです。 ぽつんと1点だけ光る感じ。

 
ポジションランプをより高輝度LEDへ


ニュービートルの場合ポジションランプを交換
するにはヘッドライトユニットを取り外さない
といけない。

ヘッドライトユニットの外し方はHIDのページ
重なってしまうのでここでは省きます。


photo38
メーカー製の LEDポジションランプを昼間点灯した状態


 
これは「しまりす堂」 製の白色6灯タイプを購入。
装着前に点灯試験。う〜ん、暗くはないけどもっ
と明るさが欲しい。というわけで、あと4灯付け
加えたらどうかなと。幅はこれ以上無理ですが、
長さは多少伸びても大丈夫。先端に4つ乗っける
ことを計画。

photo39
一流メーカー製ディンプル型LED
超高輝度白色LEDが1個使用されてるだけ!



 
ニュービートルの場合、ポジションランプの取替
は簡単にはできない。ヘッドライト・ユニットを
取り出さないといけない。作業時間がかかるので、
後回しになってしまいました。前回ウエッジ球と
LEDのポジション球に交換した時は、HIDの交換
作業と同時進行だったので別段気にも留めなかっ
たのだが・・・。




拡散白色LED6灯を10灯に改造


 
しまりす堂製のものは3つ並びが2列で6灯です。
ちょっと強引ですが、その上面に砲弾型の白色
LEDを4個乗っけてしまおうというものです。

これで、白色LED10灯になりました。
多少砲弾型LEDが邪魔をしてる部分もありますが
少しはマシになるでしょう。






実際は相当見てくれ悪いですねェ


 
しかし、高ワット数のハロゲンをヘッドライトに
使用してる場合、高温に注意する必要があります。
LEDは、高温に弱く、危険。さらに、Hiを常用す
る時はHi用のバルブがLEDのすぐ近くにあります
ので注意した方がいいかも。


photo41
カバーを外した状態のヘッドライトユニットの裏側部分


ユニットのロックをゆるめて、HIDの配線を外し
てからでないと、ヘッドライトユニットが取り出
せない。

ヘッドライトユニットが取り出せたら、次の作業。

ポジションランプをリモートコントロール(!)
で取り出します。ニュービートルの場合、ポジショ
ンランプのソケットに私達が直接手を触れること
ができない構造になっています。
少しだけ頭部分が見えているのが、ポジション球
のソケットです。

交換作業はこの見えてる部分を操作して行います。
なので思うように行きません。パッパッという感
じで終わることはないでしょう。


photo42
この茶色のものがポジションランプのソケット、ちなみに配線は
灰色がプラスで茶がアースです。点線部分がウエッジ球です。


 
新しいLED10灯を、バーの先端にあるソケットに
差し込んで、手探り状態で位置を見つけ差し込み
バーをちょっとひねる感じで 固定します。

この時、極性を間違えると点灯しないので注意し
ます。必ず点灯チェックしてからヘッドライトユ
ニットを元に戻します。

photo44
昼間に点灯


 
今回のLEDを昼間点灯した状態前からみると
昼間でも点灯しているのが、真正面でなくても
確認できます。
対向車にも点灯してるのが分かります。

photo43
以前のLEDを夜間に点灯した状態、光源しか光ってません
 
photo45
今回のLEDを夜間に点灯した状態(実際の明るさは全々違います)


光源だけでなくリフレクタ全体に光が回っています


 
だいぶ明るくなりました。
HIDと良く合う色合いで満足。
ノーマルの5Wのバルブより明るいかも。



2メートルほど下がって撮影。
 
さらなる明るさを求めて次のステージへ



 
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> ポジションランプ 2


ポジションランプ2ndバージョン



 
前回Flux LEDを使用したポジションランプを設
計製作しましたが、ニュービートルには少し大き
すぎて装着できませんでした。今回はこれを教訓
にして設計します。

小さくて明るく拡散性の高い日亜のフラットタイ
プを使用することにします。頭部に8個、脚部に
6個の計14個で配線を考えます。基本的にLED2
個を1つのCRDで制御します。1ブロックくらい
ダメになってもそれほど影響ないようにするため
です。7個のCRDを使うことになるのでコスト高
になりますがこれでいくことにします。

外観は左図のようになります。

頭部で前方を照らし、脚部でヘッドライトユニッ
トのリフレクターに反射させます。従って脚部は
両面にパーツが付き、LEDは前後左右を向いてい
ます。頭部と脚部の接続は、LEDのリード線の+-
を左右に分けてハンダ付けすることで固定します。

各サイズとパーツ配置

最大直径を12mm以下にします。

完成後の全高は約30mmになります。ソケット
部が8mmほどありますので、ヘッドライトユニッ
ト内で露出する部分はおよそ22mmです。この
ように長さは通常のウエッジ球の1.5倍になりま
すが問題ありません。太さがポイントです。

下図のようにプリント基板を製作します。左が頭
部右が脚部です。



エッチング済みのプリント基板
 
巾が10mmの基板は本当に小さいです。 すぐ何
処かに行ってしまいそうです。穴明けも、切り出
してしまう前に終わってないと大変です。

ハンダ付け作業はもっと大変。ハンダを盛りすぎ
るとブリッジしてしまうし、少ないと剥がれやす
くなってトラブルの元だ。

それでも頭部はまだマシで、脚部に至っては両面
にパーツを配置しなけばならないので至難の業で
す。ヘッドルーペは必需品です。またパーツのハ
ンダ付けの順番を間違えると、やり直しになって
しまいます。反対側のパーツを取りつけることが
できないからです。1セット完成させるのにあれ
やこれやでアッという間の3時間です。途中投げ
出したいくらいの気持ちにもなりました。 目が
疲れで頭の芯がズキズキします。もう1セットは
明日にします。


完成品を真横から見ると(上図のB面に該当


         真上から見ると


ヘッドライトユニット内に装着後
 
ヘッドライトユニット内に装着します。ヘッドラ
イトユニットの外し方はこちら

丁度良い大きさで問題なく装着できました。前回
Flux LEDで作製したものは大きすぎてポジション
球の通る穴を通過できませんでした。
ポジションランプ1stバージョンはこちら

点灯してみます。昼間数メートル離れた真正面か
ら見ますとはっきりと白く点灯しているのが分か
ります。でも、上の「しまりす堂謹製+4LED」に
比べると明るさが足りない。ヘッド部分のフラッ
トLEDが密着しすぎているせいかも知れない。し
かし、隙間を広げたら装着できなくなってしまう
のでこれは仕方ない。また別のバージョンを考え
るか・・・。

 



昼間点灯時真上から撮影


       夜間点灯時真上から撮影



 

Flux LED併用のポジションランプはこちら





 
 
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