ニュービートルの電球のLED化<Part8> チップLED |
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グローブボックス照明
Ver.2 |
LED Light Barにアルミ板を貼り付け、リード線には抵抗と
小さめのコネクターを取り付けてあります。
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LED Light Barでグローブボックス照明を行って
みようと思います。
LED Light Barはしまりす堂で購入します。
LED Light Barは幅3mm、長さ163mmの板に
チップLED(白色)を21個並べたものです。
厚みは約3mm。
これをそのままグローブボックスの天井に貼り
付けてもいいのですが、貼り付ける面積がとて
も狭いので、走行中の振動で落下する恐れがあ
ります。
そこでちょいと加工します。
0.5mm厚のアルミ板を縦10mm、横170mm
の大きさに切ります。これにLED Light Barを
アロンアロファ(ゼリータイプ)で接着します。
しっかり固定できたら、アルミ板の裏面に両面
テープを貼ります。
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配線イメージ図 |
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配線は純正のスイッチを利用します。
開けたときONになるスイッチがグローブボック
スのサイド面に固定されています。
このスイッチはグローブボックスが開いたとき
アースすることで電流が流れる仕組みになって
います。
純正グローブボックスライトは使用しないので
ここに接続されているコネクターから電源を
取ります。
コネクターのコードで黒が+、茶/青が-です。
LED Light Barのリード線の赤には1W30オーム
抵抗をハンダ付けします。
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点線で囲った位置に LED Light Barを貼り付けています
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取付場所は左の写真のようにします。
配線を終了し、エンジンキーを廻して点灯チェ
ックします。
良く脱脂してから貼り付けます。 |
上の写真のアップです。
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取付前
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取り付け後 |
夜間の点灯状態
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点灯状態です。実際はかなり明るいです。
真っ白な照明です。 |
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3チップLEDポジションランプ |
シマリス堂21灯の大きさ比較
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白色3チップLEDを7個使ったポジションです。
しまりす堂の人気商品です。
側面に6個、ヘッド部分に1個のLEDが樹脂で固め
られています。
美しい仕上がりです。
大きさ:φ11mm×30mm
消費電力:約0.8W
ちなみに5Wのウエッジ球の大きさは、
およそφ10mm×23mmです。
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自作14LED
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自作の日亜のフラットLED14を使用したポジシ
ョンです。頭部に8個、下部の表裏にそれぞれ
3個
。
CRDがむき出しなため見た目最悪です。
大きさ:φ12mm×32mm
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2個を違う面で撮影
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NEW BEETLEに取り付ける前に極性をチェックし
ておきます。
電池で点灯確認をし、極細油性マジックで+印を
付けます。
NEW BEETLEの場合極性を間違えて取り付けして
しまうとやり直しが大変だからです。
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純正ヘッドランプの裏側、矢印はバルブホルダーのヒンジ
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園内は純正コネクターのロック部分
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+印をグレイのコードに対応させる
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NEW BEETLEにおいては、ヘッドランプを引き出
さないとポジションランプの交換はできません。
HID用電源の接続部2つを切り離し、純正用電源の
コネクターも外します。このとき、ロックを解除
しないと引っ張っても外れません。
バルブホルダー部は、+ネジを外し、ツメを起こせ
ば開きます。
ポジションは+がグレイのコードに接続されるよう
に差し込みます。
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セッティング完了、光っているのは太陽光の反射
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違うアングルで見ると
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昼間点灯してみると
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取り付けが終わっての感想は、いままでの自作に
比べはるかに見栄えがいいと感じました。
点灯すれば、どちらもまぶしいくらい明るいので
かっこ悪さが目立ちませんが、点灯してないとき
は明らかな差です。
昼間の点灯では自作14灯も今回の21灯も明るさ
にそれほどの違いが見られません。自作14灯は
ヘッド部分に8LED、しまりす堂21灯は3チップ
LED1個ですからね。
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しまりす堂21灯ポジションは暗くなってからが
実力の見せ所です。
サイドに3チップLEDが2段が3つの合計6個使わ
れていますのでリフレクターへの反射効果がす
ごいです。
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昼間点灯真正面
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昼間点灯斜めからだと
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これまで使用していた自作14灯(日亜フラット)を昼間点灯
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左のクローズアップ
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昼間ヘッドライトも同時点灯
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左のクローズアップ、HIDとの色の違いはほとんどありません
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夜間ポジションのみ点灯
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夜間は、しまりす堂21灯だけでもかなり明るい
です。
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ポジションのみ点灯夜間正面
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視認性抜群。夕暮れ時の目立ち度はLED化された
BMWのイカリング並みかも。
写真の取り方が上手くないので実際の見え方
より暗くなっています。
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3チップLED後部座席室内灯 |
ハウジングの止め部分
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後部座席頭上のルームランプが初期のころの
自作品で仕上がりがイマイチだったので
交換することにします。
ハウジングの取り外しは○印の付いた側(車体
前方向)にマイナスドライバーを差し込んで、
左写真のバネを押さえればOK。ポコンと外れて
きます。 |
ハウジングとそのフタ
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反対側のコネクターのロックを解除すれば
ハウジングがフリーになります。
左写真の下のパーツは、スライドさせれば
外れます。ハウジングが写真と同じ向きな
ら下側にずらせば良い。
こうしないとバルブ交換ができません。
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メーカー品6Flux LEDパッケージ
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近頃は市販の工業製品が豊富に出回っていま
すので、今回はこれらを試してみようと思い
まして写真のように6個のFlux LEDがついた
ものを購入。
色は当然ながら白色です。 |
上記の商品(裏面は透明なプラ板貼り付け加工)
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裏表を比べてみます。
裏は端子がむき出しなので、プラスチック
板を適当な大きさに切って接着剤で貼り付
けます。むき出しのままだとショートする
危険性があるためです。
ついでに取り付け時のために+-を油性ペン
で書いておきます。極性は12Vの乾電池で
チェックします。12V乾電池は、9Vを1個
と1.5Vを2本を直列につないだものです。 |
上:36mm、下40mm
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大きさは40mmです。写真の下。
残念ながら40mmでは収まりきれません。
キャッチ部分を押し広げても無理です。
無理矢理収めることができてもスイッチ
の構造上、これを上手く動作させること
ができません。
そこで今度は36mmのものを購入。写真の上。
これはFlux LED ではありません。
これなら文句ないだろうといいたかったので
すが、逆に長さが足りず落ちてしまいます。
キャッチ部分を狭めてもてもダメです。
やはり作るしかないか・・・。
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スイッチOFF
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スイッチOFF状態。
写真でいうと可動片が一番上に上がりきってい
る。
ハウジングに印刷されている○部分が押された
状態。
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ドア開閉でスイッチON
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ドアスイッチON状態。
写真でいうと可動片が上側の端子上にある。
車体に取り付けられた状態の時、レンズ部分
が平らになっています。
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スイッチON
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スイッチON状態。
写真でいうと可動片が一番下になっている。
ハウジングに印刷されているお日様部分が押
された状態。
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ソウルセミコン KWT722パッケージ
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今回は白色3チップLEDを使用することにし
ます。
このチップLEDは個体の大きさがかなり大き
く米粒大の普通のチップLEDより工作しやす
いことにあります。
フィルム状のパッケージに包まれています。
それになんといっても明るいのがいい。
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KWT722単体
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サイズは縦5.0×横6.0×高さ2.3mm
写真では、上下にそれぞれ3つの端子があり
ます。個別に電流を流すこともできます。
もちろん3つ束ねて流せば3倍明るい?
左下のキリカキがマイナス側を示します。
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完成予定図
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プリントパターン
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プリント基板
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3チップLEDを6個使用したものにします。
基板の大きさは18mm×32mm
端子部分は銅線を使います。三角形にして
キャッチ部分に接触するところの長さを37mm
に設定します。
3個のLEDを1/2w100Ωの抵抗で制御します。
いつものようにプリント基板を作成します。
LEDのレイアウトは左上図。
基板のパターンは上図。
左写真は、出来上がったプリント基板。
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リード線取り付け
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左写真は、基板に太めのリード度を先にハンダ
付けします。
この時点で、ちゃんと収まりスイッチがスムー
ズに動くか実際に装着しチェックしておきます。
リード線の形状も上手く合わせます。
もうここで反省が・・・。
基板をもう一回り小さくすべきでした。全てが
キツキツでちょっと苦しい。もうここまで来た
以上後戻りできませんので、ぎりぎりまでヤス
リで削り取りダウンサイジング。
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完成
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LEDをピンセットで挟みながら、LEDをハンダ
付けします。ピンセットは手を離せば物を掴み
握れば物を放す方式のものを使います。
基板上でハンダ付けする箇所にあらかじめハン
ダを少し盛って置くという形で、LEDにかかる
熱負担を軽減させます。こうするとコテを充て
ている時間を少し短縮できます。
完成。
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点灯チェック
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点灯チェック。
これで問題ないようです。
12Vでのチェックですので、約14Vになる車
内では実はもっと明るい。
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ハウジング内に装着
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実際に装着します。
先にチェック済みなので難なく収まります。
スイッチをON、OFFさせて動きを見ます。
引っかかりやぎこちない動きがあるならば
この段階で修正します。
このアングルからだと2個の抵抗が見えます。 |
横から見た装着状況
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これで問題ないようです。
横からもチェックします。 |
レンズ面から見ると
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取り付け後レンズ部分にチップの黄色がうっす
らと透けているのがわかります。 |
点灯してみると
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装着後の最終的な点灯チェックします。 |
夜間の室内で点灯
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夜間、点灯。
当然ながら、今までより明るい。
ちなみに以前は白色砲弾型LED6個使用、今回
は3チップ6個使用なので理屈上3倍か?
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3チップLEDナンバー灯 |
使わなくなったブレードの芯を加工したものを併用
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ニュービートルのナンバー灯を明るくします。
必要な工具は細めのマイナスドライバー。
しかし、これだけだとなかなか難しいので、ワ
イパーブレードの芯に使われているステンを加
工したものを併用します。
加工といっても先端を少し曲げるだけです。
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R側ナンバー灯
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マイナスドライバーでランプハウジングの上部
にあるツメを押さえ込みながら、加工したステ
ンの曲げた部分で、ハウジングの縁をひっかけ
引っ張り出します。
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L側ナンバー灯
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これで、楽に左右とも外すことができます。
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ナンバー灯レンズ
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ナンバー灯ハウジングのレンズ。
上部中央やや右よりにあるのが、ボディに固定
するためのツメです。
下部には両サイドに突起があります。これがボ
ディに取り付ける際の位置決めの役目をしてい
ます。
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構造
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3チップの白色LEDを4個使ったものにします。
大型で加工がしやすいソウルセミコンダクター社
製KWT722です。しまりす堂で取り扱ってます。
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CRD3本を並列に接続
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頭部の1個は3本のCRDで制御
。3本のCRDを
並列で使います。
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頭部
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KWT722にCRDをハンダ付けしショート防止
の保護チューブを通します。
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頭部とサイドを合体
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サイドの3個は1/2W100Ωの抵抗で制御。
先にハンダ付けした頭部と側面を合体しします。
これをT10ウエッジベースに組み込み、隙間を
バスコークで固めれば完成。
しかし、ここで問題発生。これを取り付けよう
としたら数ミリほど長すぎてハウジングに収ま
りません。
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最初に作ったもの
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2回目に作ったもの
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サイズ比較(1回目、2回目、ウエッジ球) |
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仕方ないのでもう2個作ることにします。
T10ウエッジベースを5mmカットして対処し
ます。
カットしなくても、最初から短い半球型ウエッ
ジベースというものもありますが、注文しなく
てはならないので・・・。
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ソケットの差し込む
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ようやく完成。
ソケットに差し込んで点灯チェック。 |
L側
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R側
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3チップLEDオーバーヘッドランプ |
純正オーバーヘッドランプ
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オーバーヘッドランプを明るく見栄えのするも
のに作り換えようと思います。
純正は後部室内灯と同じ舟形バルブを使用して
います。
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純正バルブ取り付けラグ
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このバルブの収まる空間いっぱいにチップLED
を敷き詰めたものにしようと思います。
舟形バルブと同サイズのものを基板と口金で作
り、電源を取り出したいと思います。 |
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ということで、用意したのは2個の3チップLED
が1セットになっていて基板上に回路が組み込ま
れ、12Vを流せば点灯するというパーツ。
これを7セット並列に並べて作ることにします。
このパーツの説明書によるとかなり発熱すると
いうことなので放熱板も組み込むことにします。
出来上がった際の取り付けは、ハウジングに両
面テープで貼り付けるだけの簡単仕様にします。
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T10ランプ
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チップLEDは、4セットが連続した形で1つの商
品として販売されています。
<商品説明>
超高輝度3個入りSMD LED2個搭載
T10ランプKIT(4枚PACK)
・超高輝度の3個入りSMDのLEDを各片2個取
り付けております。
・大きさは1片が5mmx17mmの物が4枚
入っております。
・小さなスペースに明かりが必要な場合に取り
付けが可能です。
・電源は直流の12V専用です。
・1片20mAという少ない電流で点灯いたしま
す。
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放熱板、取り付け金具はアルミ板で左図のよう
に作成します。
取り付け金具の図面で点線は谷折り、波線は山
折り。
放熱板の主要部分の幅は10mm(細すぎか?)。
取り付け金具はレンズ内に綺麗に収まるよう、
形を合わせながらヤスリで削っていきます。
スパッとはまるようになれば完成です。
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プリント基板と放熱用アルミ板
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プリント基板を作成。
スルーホールはLED(T10ランプ)を基板にハンダ
付けする際にリード線を通すため。
下の放熱板(穴開けが下手くそ!)の片側に3つ
ある穴の真ん中は電源用のリード線を通すための
もの。 |
プリント基板と放熱用アルミ板を仮固定
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基板に放熱板をセットして、ネジで仮固定。
放熱板には熱伝導両面テープを貼り付けます。
そこにLEDを並べていきます。
並べ終わったら、T10ランプの両端に空いてい
る4つの穴の内、プリント基板のスルーホール
と上手く通じる穴にリード線を通します。
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熱伝導両面テープにLEDを貼り付ける
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リード線を介してハンダ付け
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電源用リード線をハンダ付け
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リード線とT10ランプをハンダ付けしていきま
す。
プリント基板とリード線をハンダ付けしていき
ます。
最後に電源用のリード線をハンダ付けします。
取り付け金具と基板をネジで固定します。
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取り付け金具を取り付け
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その裏側
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レンズへの収まり具合をチェック
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その裏側
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口金の取り付け(スイッチ寄りがマイナス)
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電源取りだし用のパーツの作成です。
プリント基板の両端に口金を置きリード線を使
ってハンダ付けします。
これだけでは弱いのでもう1枚基板を接着剤で
貼り付け、なおかつ口金の内側をプラリペアで
埋めます。がっしりと丈夫になりました。
電源用のリード線をハンダ付けして完成。
(リード線は赤がプラス、黒がマイナス)。
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点灯チェック
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車に取り付けて点灯チェック。
口金のマイナスをオーバーヘッドランプスイッ
チ寄りのラグに差し込みます。もう一方もしっ
かりと差し込んで、スイッチON。
バッチリ、無事点灯しました。
左写真で取り付け金具が赤っぽいのは、私の腕
が映り込んでしまったためです。 |
車への取り付け完了
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取り付け金具裏側に両面テープを貼り、それを
ハウジングに貼り付けます。これでボディに固
定できましたのでレンズを元通り填めて作業終
了。 |
昼間の点灯状況
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完成したところで念のため点灯してみます。
昼間でこの明るさです。 |
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3チップLEDヴァニティミラー照明 |
純正バニティミラー照明ユニット
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純正のヴァニティミラー・ランプです。
左右ちもドア側にバネがあり、これを小さめの
マイナスドライバーなどで押し込むことでユニ
ットを外すことができます。
左写真の右側中央がボディに固定するためのバ
ネです。
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真横から見ると
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左写真は真横から見たものです。
上写真の左右がひっくり返ってますがバネの様
子がよく分かると思います。 |
36mm舟形バルブ
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メーカー品の36mm舟形バルブです。
5φ丸形白色LEDが6個。
これは、しまりす堂で購入したものです。
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舟形バルブを取り付けたところ
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これがちょうど収まります。
ショート防止にプラ板を裏に貼り付けてます。
極性がありますので、バルブを取り付ける際
間違えないようにします
。
プラスはコネクター側。
マイナスはバネがある方。
もし、取り付けて点灯しないようだったらひ
っくり返して取り付けなおせばよい。
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12Vでの点灯テスト
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明るさはそこそこ。
もっと光を!ということで3チップLEDに。
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3チップ白色LED6個の自作
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以前に作った後部室内灯を流用します。
その時に余分にプリント基板を作っておいたの
ですぐに出来上がりました。
今回は横幅が特に微妙に大きすぎるのでぎりぎ
りまでヤスリで削ります。でも、後部室内灯の
ようにスイッチを入れるたびに動くということ
がないので収りきれれば問題ありません。
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自作を取り付けた状態
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それの真横からのショット
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12Vでの点灯チェック
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さすが3チップだけあって、メーカー品の舟形
バルブより明るい。
上の写真と見比べれば一目瞭然ですね
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点灯時、真横から見ると
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点灯してるところの真横からのショット。
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夜間点灯すると
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夜間の点灯状況です。
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3WパワーLED+3チップLEDリバースライト&3チップFluxリアフォグ |
取り付けネジの位置
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リヤフォグのユニットを取り外すにはアンダー
カバーを最初に外さなければなりません。
3つのトルクスネジと前方寄りにあるツバの付い
たナットが一カ所で留められています。
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ツバの付いたナット
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取り外したアンダーカバー |
リアフォグの裏側 |
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この写真は、今までの配線。
リアフォグを裏側から撮ったものです。
下部の黒色部分が純正リアフォグのソケットで
す。
右手から上部を回っている配線がリバースライ
ト用。 |
リアフォグを外した状態をバンパー内側から見ると
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リアフォグを外したところ
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3WのMR球パッケージ
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3WのパワーLEDを1個使用したMR球。
かなり前(2〜3年前?)にしまりす堂で購入。
何にどのようにして使うか決めてなく、いずれ
何かの役に立つだろうと購入したものです。
ちなみに、現在では同型は入手不可能のようで
す。
ようやくその時が来ました。白色のパワーLED
なのでリバースライトに何とか応用できないだろ
うかとあれこれ考えてみました。。
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3WのMR球本体
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12VならAC、DCどちらもOKという変わり種。
プラス、マイナス関係なくどっちに接続しても
点灯します。
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純正リアフォグユニット
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後ろ側
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ハウジング内部
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純正の白色レンズのリヤフォグを使います。
レンズとボディを分離します。プラスチック
カッターで根気よく周囲の溝に沿って攻めて
いきます。
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LED構成
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今回も、リヤフォグとリバースランプ両方の機
能を備えたものにします。
左図がその概念図です。
中央の3WのパワーLED、その周囲に白色3チッ
プLEDを12個使い、これがリバースランプにな
ります。
さらにその周りに赤色3チップFlux LEDを18個
使用してリヤフォグとします。
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完成イメージ図
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ランプの出来上がりは左図のような形になりま
す。
MRランプのレンズの周り金属の縁に、12個の
3チップLEDのプリント基板を貼り付ける仕様
です 。これ用の電源はMRランプの内側を通し
てMRランプの底部外側へ導きます。
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MR球内部
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すごく小さい制御基板です。端子が直付けされ
ていますが、この端子は使わないので取り除き
代わりにコードをハンダ付けします。
またコンパクトにまとめるため、外側に付いて
いたものを内部に押し込んで樹脂で固めてしま
います。
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外にある基板を内に移動
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基板を樹脂で固定
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完成したプリント基板
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左の写真大きい輪がリヤフォグ用のプリント
基板。
小さいのがリバースランプ用のプリント基板。
リアフォグ用の基板の内側に4つ空いている
穴はMRランプを固定するためのものです。
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後退灯の外周用基板
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リバースランプ用の自作プリント基板。
左写真で基板の上下に空いているのは電源コー
ドを通すための穴。
右横の穴は当初MRランプの縁とネジで固定する
予定でしたが、どうも具合が良くないので使用
せず、接着剤で接着することにします。
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プリント基板にLEDなどをハンダ付け
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プリント基板にLED、チップ抵抗をハンダ付け。
チップ抵抗は
1210 1/2W 100Ωを使用。
3チップLED等は手を放すと掴んでくれる、普通
とは反対の作用をするピンセットを使ってハンダ
付けします。
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3W用のレンズ部外周に接着
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ハンダ付け作業が終了したら、基板をMR球のレ
ンズ外周に接着剤で貼り付けます。
MR球のボディ内側にリード線を通すためこれも
ハンダ付けしておきます。
左写真右上に見える赤黒の線がリード線です。
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リアフォグ用プリント基板
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次の作業はリアフォグです。
まずプリント基板に取り付け用ネジを通す穴を
開けます。左写真基板の内周にある4つの穴。
リアフォグようのプリント基板にスルーホール
を開けLEDを配置していきます。
この時極性に
は十分に注意をはらって作業していきます。
使用するLEDは赤色3チップFlux LED18個。
3個を1セットとして6セットを並列接続します。
抵抗は1W 120Ωを使います。 |
赤色3チップFlux LEDをハンダ付け
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配置が終わったら一気にハンダ付けします。
リード線もハンダ付けしてリアフォグ部分完成。
一応、念のため点灯テストもしておきます。
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リアフォグ用基板をMR球ボディと合体
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完成したリアフォグ部とMR球のボディを合体
させます。
アルミ板をX字型に切り取り、リアフォグ基板
と2.6mmボルトとナットで固定。さらに、そ
のアルミ板をMR球ボディの底部に極小のスク
リューで3箇所留めます。
ゆるみ防止のためとショート防止を兼ねて樹脂
で固めます。 |
MR球レンズ部を取り付け
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取り付け後の真横からのショット
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樹脂で固めた裏側部分
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リバースライト用のリード線は3W用と3チップ
LED用と2系統あるのでこれを1つにまとめます。
リアフォグ用のリード線の先端に口金をハンダ
付けします。
口金の型番はBA15s。15φ 1接点 ピン位置
180度のものを使用します
。 |
ハウジング上部に固定用ボルトが通る穴を開ける
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この自作のパーツを純正リアフォグのハウジン
グに取り付けます。
ハウジング上部に固定用ボルトが通る穴を開けま
す。左写真で上部の黒い点が2つ見えますが、右
がそれです。3.0φのビットで穴開けします。
上の写真の左下に見えるのが、取り付け用の2.6
φボルト。
ボルトナットで固定後さらに下部を接着剤で固
めます。1日ほど放っておいて乾燥させます。 |
リアフォグ点灯テスト
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完全に固定できたところで、最終の点灯テスト
をします。
当然ながら両方とも問題なく点灯します。
リアフォグは中心に点灯してないリバースライ
ト部分があるのでドーナッツ型になりますが問
題ないでしょう。
レンズをぴったりする位置でプラリペアを使っ
てハウジングと合体させます。プラリペアを使
用するわけは、プラスチックカッターで切断し
たため隙間が大きく空いてしまったことと接着
剤より経年変化に強いということからです。
また、すぐに固まるので待ち時間がほとんどな
いのも利点です。
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レンズを取り付けると
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リバース点灯テスト
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プラリペアで隙間を埋める
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出来上がったリアフォグ&リバースライト
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今回の完成版
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前回作成したもの
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車体に取り付け後
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車体に取り付けます。車体とは、ハウジングを
バンパー内側で2つのナットで固定するだけ。
ハウジングから出ている2つのネジ部の位置を
バンパーに空いている2つの穴に合わせ押し込
めばすんなりと入ります。
一応、リヤフォグ兼リバース灯の取り付け作業
は終了です。
しかし、次に同時点灯対策をしなければ完成で
はありません。
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同時点灯防止策 |
リレーのパッケージ
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リアフォグとリバースの2つの回路が内蔵され
ているので両方の電源が同時に入ると、当然2
つとも点灯します。白・赤でピンクになってし
まいます。
その対策にリレーを使用します。
エーモンから発売されているコンパクトリレー
で型番がNo.1586。 |
パッケージの説明文
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現実問題、同時点灯するようなシーンはほとん
ど起こりえないと思いますが、このままだと車
検が通りません。
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リレーのリード線にギボシを付ける
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そこでA電源が入ったときだけ、B電源がキャン
セルされ、A電源のみオンになるというリレー
を使うことにします。
リヤフォグを優先し、後退中でもリヤフォグの
電源が入った場合はリヤフォグが点灯し、リバ
ースライトは点灯しない仕様です。
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晴天時昼間リバースライト点灯
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リレーの配線は次のようにします。
赤:リバース電源より
白:自作リバースライトへ
青:純正リアフォグ電源から
黒:アース
黄:使用しません
リレー本体は車体にタイラップでしっかりと固
定します。
また、むき出しのコードもコルゲートチューブ
で保護します。
カバーを元通りに付けて全て終了。
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配線全体の概念図。
A電源、すなわちリアフォグのスイッチが入る
とリバースライトが点灯していても、その瞬間
からリバースライトは消灯し、その代わりにリ
アフォグが点灯します。
リヤフォグが点灯しているとき、バックしても
右側リバースライトは点灯しません。
もちろん左側のリバースライトは、その時点灯
します。
純正のリヤフォグの配線は
+電源 灰色/白
アース 茶
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晴天時昼間リバースライト点灯
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晴天時昼間のリバースライト点灯状態。
バッチリです。
ここで、リアフォグのスイッチをONにすると
瞬時にリアフォグに切り替わります。
これで車検も問題なくクリアできます。
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晴天時昼間リアフォグ点灯
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同じ時間帯のリアフォグ点灯状態。
レンズが白い分ピンクに見えますがこれは仕方
ないですね。夜間は真っ赤なんですが・・・。 |
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3WパワーLED+3チップLEDリバースライト |
リバースライト完成イメージ図
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リバースライトも今までのLED球からリヤ
フォグのような基板タイプに換えることに
します。
基本的な構造はリヤフォグと同じ。
違いは、赤色のLEDがあるかないかだけ。
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取り付け金具その1
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MR球を固定するための金具をアルミ板で
作ります。
左はMR球の底部と接合するためのもので、
少し段差をつけてあります。
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取り付け金具その2
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アルミ板を虫眼鏡のような形に切り取った
ものは、リバースライトのハウジングに
MR球を固定するための金具
。
2つの角のような部分は、折り曲げてハウ
ジング内下部に密着させ接着剤で固定。
長い柄の部分は、ハウジング上部でネジに
よって固定します。 ネジの取り付け部分
は柄の先端になりますが、写真ではまだ
ねじ穴は開いてません。
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MR球底部
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MR球の底部。
MR球の基板は、コンパクトなので内側に
押し込めリード線のみ外側に出した段階。
基板はリヤフォグ同様側面にバスコーク
で固定してあります。
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固定用金具取り付け後のMR球
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これに、先の2つの金具を固定します。
固定ネジはマイクロネジを使用。
当然のことながら、精密ドライバーを使っ
て締め付けます。
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改造後のMR球内部の様子
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金具を取り付け後のMR球内部の様子。
中央の薄黄色が3WのパワーLED。
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3チップLEDを取り付け後のMR球
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リヤフォグの時と同じように3チップ白色
LED12個を基板にハンダ付けします。
これをMR球のレンズ部分の周囲に接着剤
で貼り付けます。
リード線はMR球の内部を通して、MR球の
リード線と一つにまとめ、先端に口金を付
けます。
口金はリヤフォグ時と同様、BA15s。15φ
の1接点でピン位置180度のものを使用し
ます
。
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MR球をハウジング内に固定
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これらをハウジング内に収め、位置決めを
して、固定します。
特にハウジング上部に2mmの穴を開ける時
一発で決めなければなりませんので慎重に
行います。
MR球の位置、角度を丁度良いところで決め
ます。その時、あらかじめ開けてあった金
具の穴の位置が開ける穴の位置と一致する
ようトライします 。
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取り付けネジの様子
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多少の誤差があっても最終的に完全に固定
するまでは少し余裕があります。
位置関係がこれでよいというところで、き
っちりネジ締めを行い、下部に接着剤を垂
らし乾燥させます。
1日ほどそのままにしておき、リバースライ
トのレンズ部を張り合わす作業に移ります。
今回もプラリペアで周囲を固めます。
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リバースライトの車体裏側
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1日おいてから、車体への取り付け
。
コネクター部分はアルミ製のカバーで覆わ
れています。
今回、これを外したついでに経年変化でく
すんでいたのを綺麗に磨いてピカピカにし
てみました。
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リバースライト取り付け完了
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ようやく作業終了。
難なく取り付けることができました。
レンズ越しに3チップLEDがうっすらと見
えます。
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晴天時点灯
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当然今までとはパワーが違うので明るさ
は比べものになりません。
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昼間後退
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日中、クルマをバックさせると左写真
のようになります。
左右同じように、3WのMR球と3チップ
の白色チップLEDを12個使用してるの
で明るさは同じ。
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昼間リヤフォグ点灯
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日中、リヤフォグのみ点灯する
と左写真のようになります。
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昼間リヤフォグ点灯時に後退
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同様に、今度はクルマをバックさせる時
にリヤフォグを点灯すると左写真のよう
になります。
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