8.15(木)  磐田(9:00)−新穂高温泉P(19:00)

8.16(金)  新穂高温泉(5:40)−わさび平(7:00)ー鏡平(9:45、10:45)ー双六小屋(13:00)

8.17(土)  双六小屋(5:20)ー双六小屋(6:20、7:00)ー三俣蓮華岳(8:10)ー
         三俣山荘(8:30)ー雲の平(11:00)ー水晶小屋(13:00)ー水晶岳(13:40)
         −水晶小屋(14:20)

8.18(日)  水晶小屋(5:00)ー鷲羽岳(6:10)−三俣山荘(7:20、8:30)−双六小屋(10:20)
         鏡平(12:25)ーわさび平(15:00)ー新穂高温泉(16:00)

8.19(月)  新穂高温泉(5:30)ー中の湯(6:00)ー焼岳頂上(8:30)ー中の湯(10:40)

8.15(木) お盆と言う事で、道路は大変込んでおり大変な渋滞。諏訪では大祭という事で、動きが
        取れない状態。結局新穂高に着いたのは19時。近くの日帰り温泉に入り、深山壮近くの
        無料駐車場でビールと梅酒を飲み、シュラフに包まる。   .

8.16(金) 雨上がりのまずまずのお天気。昨日のみ過ぎて腹部膨満感あり。
        鏡平に9時45分に着く。高度をぐんぐん上げ、気持ちよかった。鏡平小屋で絵を描く。
        ガスがかかり、槍・穂高は見えず。ここからの景色は絶品との事だったので、少々残念。
        13時、双六小屋着。小屋もテント場もとても整備されている。鷲羽岳を見ながら生ビール
        2杯、梅酒を呑み、おでんを食べる。最高の気分!
        しばらくすると、一人の老人が見えて、話をする。78歳というであったが、一人で現在も
        ハードな山登りをしていらっしゃる方で、絵も描くと言う事なので、私の描いた絵を見て
        いただいたり、その方のスケッチを見せていただいたりした。私は職業がらといういわけ
        ではないが、サクセスエイジングに非常に興味を持っている。一度しかない人生、人は必
        ず老いるという現実。この方のように年老いても信念を持って、自分が納得して生きるこ
        とに憧れさえ持つ。これは年老いてからどうなるもではなく、若いときからの生き方が繋
        がっていると思う。その点も含めて、その方に伺ったところ。マルクス・レーニン主義から
        現在の構造主義の話が出てきて、その生き方の一端に触れる事が出来た。奥様のこと、
        親子関係の事、赤紙拒否の事、その価値観は驚くことばかりであった。
        後で、私達の会話を聞いていた方が談話室で、「あなたが、話していたにはこの方ですよ。」
        と山渓のバックナンバーを見せてくださる。著名な山岳画家の方であった。本当に驚いた。
        山ではこのような出会いがあることも、喜びである。
        この方のお話の中で一番印象に残った言葉《好奇心

bP

双六岳・三俣蓮華・岳雲ノ平・
水晶岳・鷲羽岳・焼岳

2002年

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双六NO2