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8.17(土) 夜、雨だったが、朝はお天気よく、360度の展望。お見事の一言!
三俣蓮華から黒部源流、雲平へ。雲の平着が予定より早く着いたため、水晶小屋泊に
変更。水晶岳は岩場のなかなかスリリングな山であった。本日の歩行時間9時間。
水晶小屋は北アルプスの山小屋にはめずらしい、素朴な小屋である。立地条件の厳しさ
から、いたしかたない事で、この小屋の存在はありがたい。
8.18(日) 相変わらず夜眠れず。思うのは子供たちのことばかり。なにをどうすればいいのか答えは
みえない。天気はすばらしく、昨日以上にクリアな展望。鷲羽岳では多くの人が集ってい
る。
この日は水晶小屋から新穂高温泉まで11時間歩く。最高記録。槍・穂高を左手に見な
がらの縦走は感動の一言。つくづく山はいいなと思う。笠が岳と鏡平の分岐では少々
迷ったが、足の疲労度から、下山し新穂高にいくことにする。
温泉にゆっくりつかる。膝に結構きており、あしたの焼岳登山に少々不安あり。
8.19(月) 4時起床。小雨が降っていたが焼岳へ。安房峠から中の湯登山口へ向かう。安房トンネル
が開通して以来、この峠をとおる事はめったになくなった。学生時代125ccのハスラーで、
この峠を上ったが、途中でエンジンが過熱し、休み休み上った事を思い出す。今から25年
前のことである。
登山道はぬかるんでおり、靴がどろどろになる。頂上付近は活火山の生々しさを実感。
雲の切れ間から、時折上高地が見える。
下山後、白骨温泉に入る。山三昧の5日間であった。
2002年の山
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双六NO1